太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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夢前案内人6323

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2014.02.08
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人は自ら自分の世界をつくり、その中でもがき苦しんでいる。
愚かな人が、自分で描いた夜叉の絵に自ら脅えているようなものである。
心の清らかなときは極楽、心の汚れたときは地獄。

近くのお寺にこんな偈があったが、この世を地獄にするのも極楽にするのも自分の心次第です。
阪神大震災の時に、こんな光景に出会いました。
夜の11時をとうに過ぎたころ、避難所にやっと一人一個にも満たないおにぎりが届けられた。
まだ火災が続いている中を、市役所の方が必死で届けてくれたのです。

一人のお婆さんが、「おじいさん、おにぎりをいただきました。一つですから半分ずついただきましょう。ありがたいことです。すみませんね」と押しいただいています。
ところが、その隣のおじいさんは、「いま何時だと思うとるんや。夜中の11時過ぎやぞ。わしら朝から何も食べとらんし、水も飲んどらんのや。それなのに、こんな冷たい握り飯一個か。お前ら、わしに死ねというのか」と、もの凄い剣幕で噛みついています。





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Last updated  2014.02.08 06:28:27
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