太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2014.02.09
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同じものでも、気分が違うと見え方も違ってきます。
どう見えるかは、その人独自の、自分勝手な、その時の気分に左右された物差し次第です。

大西良慶応和尚は、物事には二つの対処の仕方があると言われました。
一つは、何事も悪く考えたり悪い面ばかりを見るのではなく、善く考えたり善い面を見るように見方を変えれば、同じ状態でも180度違ってきます。
草履屋と傘屋に嫁がせた娘を持っている母親は、雨が降ったら草履屋に嫁がせた娘のことを思って「雨で草履屋の商売はあがったりやなあ」と嘆き、天気になったら傘屋さんに嫁がせた娘のことを思って「こんなに天気が続いては傘屋の商売はあかんなあ」と悲しんでいました。
そんなときは、晴れたら草履屋さんの商売を、雨になったら傘屋さんの商売を喜んであげればいいのです。

もう一つは、人間には無数の煩悩があり、みんな煩悩で苦しんでいます。
ところが死んだと思ったら、一切のものに解決がつくはずです。
自分のものを誰かが持っていけば、「私のものを黙って持っていった」と煩悩に触って怒りがこみ上げ「あいつけしからん」と思うが、自分が死んだと思ったら惜しいというものがないようになり、腹も立たなくなるという訳です。





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Last updated  2014.02.09 05:46:46
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