太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2015.02.06
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お釈迦様は、無知(無明)、欲、怒りは、人間を精神的病気に陥れる三大要因だといわれました。

人間の頭の中に『欲』が生まれたときには、他の物事が見えなくなってしまいます。
何かが好きになってしまったら、好きで、好きでたまらない。常識も忘れてしまうんですね。
その結果。色々な妙な行動に出るわけです。
(ストーカーだってそうですね。ときには殺ししまうことさえあります。)

ある女性が、自分の赤ちゃんを殺して逮捕された事件がありました。
動機を聞かれて「育てるお金がなかった」と答えていたが、実際には家族にはかなりの収入があったのです。
この女性はパチンコ遊びの楽しみに溺れて、お金をすべてそれに浪費してしまっていたのです。
欲の感情に汚染されたら、我が子さえも邪魔に見えるくらい、頭がおかしくなるのです。


神戸で、小学生が残酷に人を殺した事件がありました。
普通に考えれば、子供にそんなことができるはずはありません。
一体どういうことなのでしょうか?(本当は、子供は本能のままで残酷な存在)

お母さんの前ではとても良い子だった小学生が、知らないうちに人を殺している。
お母さんも学校の先生も、寝耳に水なんですね。
あれほどよく言うことを聞く子供だったのに、と。

子供はそのとき、自分の心の感情の世界の中に入り込んでしまっているんですね。
マンガやゲームの世界、妄想の世界に入り込んで、そればかりを考えている。
そこで、突然それを実行してみる。
実行しているときには、本人には何も見えない、何もわからないのです。

お釈迦さまは、

あるのは暗闇のみである」と仰っています。

例えば、厳格な職業?である官僚や警官、先生方でも、ある日突然、決してやってはいけないことをやってしまっていることがありますね。
人間の持つ感情というものは、大変危険なものなのです。
お釈迦さまは、これは危険であり、毒であり、敵であり、殺戮者であると明言されています。
我々の心のなかには毒がある、敵がいる、自分を破滅させる殺戮者がいると仰っているのです。


欲、怒り、そして鈍感さ、つまり無知、この3つが一番大きな問題で、これらが我々を精神的病人にしてしまっているのです。
とくに、真理に対する無明(無知)が欲や怒りを引き起こすので、相手やまわりの状況を正しく判断するために『智恵』を磨く必要があります。





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Last updated  2015.02.06 05:55:20
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