「アンティークレンガと熱帯アジアの庭園」 レンガ工房  iあいランド通信

「アンティークレンガと熱帯アジアの庭園」 レンガ工房  iあいランド通信

2003年01月09日
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或る商店街の話を聞いていて、これでは日本の経済よくならないなと思いました。
郊外の大型店に押されて全国的に従来の商店街の衰退は甚だしいものがあります。ご多分に漏れずこの商店街でもシャッターを閉めたままの空き店舗が目立ち、夕方7時には人影もまばらになってしまいます。話の発端はその1件の空き店舗へ今話題の「セルフうどんの店」が進出してくることになりました、ところが商店街の組合であの手この手を使ってその店を追い出してしまいました。商店街の中にはもう一軒、老夫婦のやっているうどんやが有りました。昔ながらの単純なメニューのままで、味も普通で、店は薄暗く、大概親父がテーブルに座ってテレビを見ていて客がくればうどんをゆでる、と言うような店です。来る客は近所の古くからの馴染み客ぐらいです。わざわざ他の街からその店のうどんを食べる為に来るようなことは考えられません、商店街の組合としては、人気のうどん店が進出してくればその店がつぶれると考え色々な手を使って反対運動を展開したようです。しかし商店街そのものにとっては人気セルフうどん店が進出してきた方がメリットは大きいはずです。よその街からも客を呼べるからです。商店街の中なので駐車場が無いので客は必ずアーケード街の中を歩かなければなりません、ついでに近隣の店をのぞいていく人も増えるでしょう、このことは自分たちの身を守ろうとして商店街そのものを殺そうとしている行為になります。日本の経済が再生できずに不況が10年も続いているのはこの商店街のようにな構造から脱却できないでいるからなのではないでしょうか。老夫婦のうどんやも正々堂々と渡り合って客を呼び込む努力をしなくてはなりません、それでも負けたのならさっさと店をたたんで、そのスペースをテナントとして新たな活気の有る商店主に貸し出すべきです。この商店街ではもうひとつ協定を結んでいるようです。廃業した店舗を外部の人に貸し出す場合は家賃を坪○万円以上取ること、と言うことです。所有者はほとんど高齢化して商売ができなくなり後継者もいない方たちですから、ずっとシャッターを閉めておくより安い値段で賃貸しした方が得なのですが、1件安い値段で貸し出すとそのあたり一体の賃貸料が値崩れしてしまうとの考えです。古くからの商店街のしがらみを持ちつづけることによって、この商店街は確実に沈下していっています。
われわれも何の疑問も持たないうちに、この商店街のような古い構造の中にどっぷり漬かって、政治が悪い、景気が悪いとほざいているのではないでしょうか。





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最終更新日  2003年01月09日 06時59分24秒
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