小村和也の建築家日記

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2004/11/13
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 現代建築の世界を開いた祖として、コルビジェ・ミース・ライト
という3人の建築の巨匠がいるが、その後、カーンが第4の巨匠
と呼ばれ、そして第5の巨匠に安藤忠雄が位置付けられようとしている。

コルビジェの生きた時代は、第1次大戦、第2次大戦とまさしく激動の
時代だった。その中にあって、自らの「建築」を確立しようとし
た・・・いや、建築の本質を発見しようとしたエネルギーは、ただ
ただ凄いというほかはない。

なぜ、やりおおせたのか。

やはり純粋なまでの自分自身の本質の中で素直に生き抜こうとしたからだろう。



コルビジェにはとても学ぶべきものが多い。

以前の日記にも書いたが、経済誌たるプレジデントになぜ安藤が
度々登場するのか。単なる建築の紹介などではない。
つまり安藤の求める本質が、実は経済にも通ずるところがあるからだ。

コルビジェのそれもまったく同様だ。

   自己を宣言する

   革命をおこす

   芸術へと昇華する。

   究極の目的は芸術の完成だ。


 芸術性の追求は、すべての物事に通用するもの、あるいは規範と
なるものではないのか。



安藤事務所の事務所の有り様も芸術的だ。(建築だけではなく、事務所運営も) 
それぞれの会社の組織も、扱う商品も、人も、すべてが究極の芸術
を求め完成させていく行為にほかならないのではないのか。

これがボケるといつか迷走をはじめる。会社を維持するだけの目的
で運営が行なわれることになる。

つくられた商品群のありようにつながっているのではないのか。

求めるべきものは「芸術」だ。

芸術的な経営を追求する姿勢。顧客に喜んでもらえる芸術的なまで
の価値ある商品を生み出そうとする姿勢。(値段の問題ではない)

政治にも、教育にも、なんにでも共通するものではないのか。

これをパートナーや仲間達と共有することができなければ、その活
動は無意味なものになってしまうのではないのか。


     私の現在は革命的活動の実践。

     私の近未来は、芸術の完成。


 おおげさかもしれないが、コルビジェの時代と比べれば幸せな時代だ。
もう少しまじめに(芸術を追求して)生きていかなければならないのではないだろうか。






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Last updated  2004/11/13 02:05:29 PM
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