小村和也の建築家日記

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カテゴリ: カテゴリ未分類
メタボルフォーゼ ホワイトアンドグレー ポストモダン リ・インカネーション

これらは建築の世界のいわゆる分類や手法といったものを表す言葉だ。

一般的にもよく使われているのでご存知の方も多いと思う。

ユーミンは、常に感性のアンテナを張っているので、これらをいち早く
嗅ぎ取り、曲やアルバムもつくってきた。時代の最先端にいるミュージシャン
として若者に絶大な人気を得ていたが、我々建築の中にいた者に
とっては、当たり前なテーマであった。

これらは、経済の世界でも使われ、科学の世界でも使われる。

メタボリズム(新陳代謝)はもともと医学用語であるので、むしろ


いつのまにか聞かれなくなったこれらの言葉は、建築の中ではもちろん
生きている。それらの分類や手法は、建築の中で胎内化され身体の
構成要素と化している。

時代の最先端を知りたければ建築の真髄に触れればよい。そうすれば時代の
方向性が読み取れる。評論家のあたるあたらぬはっけとは違い、聞こえ出したら
すでに顕在化しだしていることだ。しかし世間にはまだ届いていない。
これにより、私は島根県という片田舎にいながら、日本中のこと、いや、
世界の潮流が見て取れる。

デザイン(芸術)は世界を創り出す。いやデザイン(芸術)は、現代の
思想・思考を顕実化する、代弁する。

世界の最先端を知りたければ建築の世界に目をこらせばよい。



トラディショナルな建築が登場している。

先端ファッションのそれには、マルセイユのコルビジェの作品(ユニテ・ダビタシオン)が
登場したり、吉永小百合のテレビコマーシャルには北京でつくられた
隈研吾の竹の家が登場したり・・・建築は文化だ。だから古いも新しいも
ない。良いものは良い。つまり、芸術性があるかないかだ。



住宅群だった。ホワイトアンドグレーといわれた建築家達だった。
チャールズグワスミー、ローバートシーゲル、リチャードマイヤー
たちだった。建築雑誌に釘づけになってエスキスを重ねたものだった。

その次がポストモダンだった。チャールズジェンクスの著書は私に
とってとうとう解読不可能だった。そこへ黒川紀章が登場するものだから
さっぱりわけがわからなくなった。あんたはメタボリズムでしょう!
といってもしょうがないか。

ときどき登場したマリオボッタやフランク・O・ゲーリーにも惹か
れていた。
今年、あたらしいディズニーホールがゲーリーによって完成し、ときどき
テレビコマーシャルに登場する。子供の頃、鉄人28号の口のあ
たりにあるマスクのようなものに興奮を覚えたが、そのような外壁
(チタンだろう)をもつ建物を手がけた。

本能的に気になった建築家がこのように後々世に出てくることはま
んざらでもない。自分にしか分からないことだが、もしかしたら俺は
通用するかな・・という思いになる。

リ・インカネーションの真っ最中に安藤事務所に入り浸りになっていたので、
特に中ノ島プロジェクトに向けての安藤忠雄の思いを目の当たりに
できたことはラッキーだった。

現代の巨匠と言えば、安藤忠雄、ジャンヌーベル、レム・コールハースと
いうところだろうが、これからの建築家としては、日本では、妹島
和世・隈研吾・坂 茂、日本でときどき活動しているクライン・ダ
イサムは要チェックだと思う。

ゲーリーは今後どうでるか・・見守っていきたい建築家だ。

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そうそう、もう一人大切な建築家を忘れていた。

ブルース・ガフだ。

フランク・ロイド・ライトにも影響を与えたという建築家だ。
19世紀末に活躍した建築家で、その建築はえもいえぬ魅力を持っている。






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Last updated  2004/11/14 11:06:05 PM
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