小村和也の建築家日記

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カテゴリ: カテゴリ未分類
覚悟を決めることとは

昨夜、あるプロジェクトの推進マネージャーが来社された。一年前から
関わられ、いよいよ本番を迎えようとする事業に本格的に参加するため
には、今の職場を辞して参加することとなる。大きな決断の時を迎えて
おられる。

果たして、いざ行動開始となるときには色々お試しがあるのが世の常だ。
この事業に参加してよいかどうかの迷いも生じるだろう。家族の反対も
あるかもしれない。彼もまさしくそのような状況にある。

最後は自分自身が決めなければならないことは当然のことだろう。

に赴くことが一番よいことなのだが、そうは問屋が卸さない。

彼自身の決断に決して問題があるわけではない。そこを踏み台にするとき
に、利益相反が生じてしまう。つまりやめてほしくない今までの職場から
すれば利益を失うこととなる。

こんなときには八方塞の状況になってしまったように思うものだ。彼も例外
ではなく、聡明な御仁でありながら、苦しさのあまり大泣きの状況であった。

当事者の気持ちは痛いほどわかる。しかし、とうに本人の結論も出ている
ことだ。円満にという気持ちはよくわかる。しかし、決して辞職して迷惑を
かけることはない。

私は第三者的な立場であるのでよく見える。

彼に申し上げたのは、優先順位をつければ分かる、ということだった。


きたしかねないところまできている。前職に対する責任感ゆえのことではある
が、彼なくしてはありえないプロジェクトであるからこそ辞して参加する
必要が生じたのであって、その後の支障をシミュレーションまでする必要はない。

まして、現職の法人は、小さな組織であるならいざ知らず、大きな組織での役
割であったのであって、彼の代わりはすぐに育つだろう。



そこをしっかり見つめれば覚悟が決められる。

10/24は、彼の人生の本番ステージにあがる記念すべき日となった。
私は彼の決断を見届けた日となった。





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Last updated  2007/10/25 05:59:45 PM
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