みなさんこんにちは。
引越初心者です。
本日は遮音フローリングの歴史について、
学んでいきたいと思います。
遡ること、平安時代。
板張りの床は存在していました。
しかし日本家屋のメインの床は畳、
断熱性に優れた素材であるので居室では畳で廊下は板張と使い分けられていました。
時代は降ること、江戸時代。
やはり畳は広く住宅で使われていました。
明治維新以降、西洋文化が入り、板張り床のいわゆる「洋間」が広まります。
特に明治時代後半より一般家庭でも洋間を取り入れるようになりました。
そもそも日本住宅は応接間がもっとも重要な場所として位置づけられていました。
その萌芽は武家社会に遡ります。住宅は家長を中心に作られており、接客のための部屋が重要な空間として位置付けられていました。
そして、明治も後期になると、家の主人より、次第に家族優先の考え方が浸透していき、家族団欒の場所である茶の間が重視されました。そして茶の間はやがてリビングへと進化します。
新築マンションでフローリングといえば、合板の遮音フローリングが多いですね。踏むとフニャフニャするあの床です。
合板の遮音フローリングは建材メーカーが苦心の上生み出した発明品です。
ここ数十年、技術的にはほとんど変わっていません。その開発のウラには集合住宅床材の進化の歴史があります。 そもそも、住宅公団が戦後の住宅不足解消のためRC造の団地を作り始めた当初、床はタタミ敷き、台所と廊下は板敷きでした。
中は真壁造りで木造住宅そのもの、床板も無垢の板でした(当時は無垢しかなかった)
その後、裕福な暮らしの象徴としてカーペットタイプの床が使われるようになります。
築30年前後の家に伺うとカーペット率は非常に高いのはそういうわけです。
部屋にぴったりのサイズの総絨毯の床はさながらホテルのロビーのようで高級感が感じられます。
また、表面が柔らかいカーペットは、軽量衝撃音(物を落としたりという軽い音)を消してくれるので音もどちらかといえば消音仕様。
特にこの時代は、集合住宅住まいが増えていく中で社会的にも問題になり始めていた騒音問題が表面化していた頃。カーペット張りはまさに一石二鳥。
ところが今度は次なる問題に直面します。
今から 30 年前、掃除機の性能やカーペットの防ダニ技術も低かった時代、カーペット敷きの家はダニやダニの死骸やフンといったハウスダストが多くなりがちに。
それが原因でアレルギーによる疾患が、
今度は社会問題になりました。
さながら、もぐら叩きの様です。
根本的にハウスダストを減らすにはフローリングのような板敷にするしかない。
しかしフローリングにはカーペットのような遮音性はない・・・そこでカーペットのような遮音性を持ったフローリングの開発が待望されました。
そして苦心の末、生まれたのがフニャフニャした感触の合板の遮音フローリング、という訳です。
裏にクッション材が付いているので、物を落としても、当たった瞬間に変形してショックを吸収することで、音の発生源自体を小さくしてしまうのです。
この軽量衝撃音を吸収する性質はまさにカーペットそのもの。
今や騒音にうるさいマンションでフローリングにするなら L-45 以上は当たり前。
費用負担も中々のものです。
本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございます。
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