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店員の顔も変わり、メニューリストも一新していて、しばらくきていなかったことが伺える。
以前お店を仕切っていた人も「任されました。頑張ります!」という硬い感じに見えた人から、
ソフトな少しラフすぎるのではないかと感じる人に変わっていた。
でも、微笑まれるのは気持ちのいいものだと思う。
昔は、一人で外食はできなかった。
たぶん人の視線が気になっていたのだと思う。
そこに知った顔が入ってきた。
一瞬、誰だっけ…と思ったが、帽子をかぶっていたこともありすぐに思い出した。
私も帽子をかぶっていたので、向こうも気にして見ていたから目が合ったのだけど、
多分向こうは一回会っただけの私のことは忘れていると思う。
その人の会社に入ろうかどうか、まぁ面接のような出会いだった。
私にとっても、もう過去の人だ。
繋がりも、義理も、何もないので、気にならない。
その後、商品に使いたい材料を買いに行ったのだが、欲しい色は廃盤になっていた。
もう工場がないので生産予定はないと言う。
昔ながらのいい物はどんどん無くなっていってしまうのだと思うと、少し寂しい。
手間隙掛けたものは割が合わなくなったり、跡を継ぐ人がいなくなったりして、
少しずつ効率重視の機械生産物に変わっていく。
暖かい温もりのあるものから、均一なものへと変わっていく。
きっといつまで経っても慣れないだろう。。。
その帰りお茶をしてたら、突然隣の人が携帯電話を掛けて話し出した。
うるさいな~と思うのは私だけではないみたいだが、
いるよね、どこに行ってもこういう周りの空気の読めない人…
でもね、最近の私はちょっと違うから、この空間を譲ってあげるよ。
私は、もう移動することができるから…
ほんと言うと、もう少し休憩していたかったけど、隣でノートに絵を描いていた人
─学生かな─が私よりも先に席を立って出て行ってしまったから。
最後まで見たかったな、その絵…
とても寂しそうで、高い塀のある絵だったけど。。。
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