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自分で集荷の依頼をするのはもっぱらS社だが、配送されてくる時はK社が多くなった。
午前中に配送してくれるように送り主には頼んでおいたのだが、
知らない間に不在通知が入っていた。
うちはキッチンが奥にあり、TVを付けてしまうと呼び出し音が聞こえない。
だから、玄関の呼び出しブザーは切ってある。
知っている人は声を掛けてくれたり、電話を入れてくれたりする。
仕方がないので、不在通知をみながら采配の手続きをした。
少したって、配送ドライバーから電話が来た。采配の時間にはまだ早い。
「○○○○便です。****** 」と言ってプチっと切れた。
私が「お世話様です」という声とドライバーの***の声がだぶり、聞き取れなかった。
なんか、突然切れたような印象だったので、そのまま放っておうたら、
また掛かってきて「今出れないですか~」と言う。
「はい? 今どこにいるんですか?」と答えた私が間抜けだったのだろうか。
急いで出て行くと、いつものおじさんじゃない人が、
いい加減にしてくれよーという顔つき(勝手な想像だが)で立っていた。
サインしているあいだも私の顔をまともに見ない。
そのまま何も言わず帰っていってしまった。
留守番電話でもないのに、こういう通じない電話をもらったのは初めてかもしれない。
いろいろな電話の使い方をする人がいるものだ。
なんか、世知辛い世の中を見てしまったな~
以前は、呼び出しブザーを鳴らして、更に声を掛けてくれるのが当たり前だった。
顔なじみだと、一言二言交流があり、それなりの挨拶もあった。
今でもそうしてくれる人もいることはいるが、めっきり少なくなってきたように感じる。
人懐っこい笑顔を持つ人が減り、サラ~としている人が増えてきた。
だんだんと世の中は移り変わっていくけれど、
これだけは守りたいというポリシーのようなものは大事だと思う。
だからといって、それを相手にも押し付けると無理がでる。
自分はそうしたいのだからそうするのだ、というスタンスでいるのがいい。
「挨拶をする」というポリシーを持っているが、
自分がしても相手がし返さなかったりすると気になることがあった。
単に聞こえなかっただけかもしれないのに、無視したとか、機嫌が悪いとか、
余計なことを勘ぐって詮索をしていた。
そうすると自分の中に非を探して、自己評価を下げることに繋がる。
相手が挨拶をしないのは相手側の問題。
私がしたいのだから、すればいい。ただそれだけのこと。
そこに見返りのような期待をするから、おかしくなる。
そんなことをまた実感させられる出来事だった。
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