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そらまめ48 @ Re:高橋幹さんの新作(07/28) 深夜にこんばんわ。角田奈穂です。 少し寝…

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2024/03/07
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カテゴリ: 美術 絵画 教室


「だるま夕日」 という夕焼けが見られます。特に高知県の西端にある宿毛市で見られる 「だるま夕日」 は有名です。安芸という東にある場所でも見られますから、宿毛市だけで見られる夕焼けではないのでしょう。海に沈んでいく夕日と水平線が交わるところに少し幅が広がっているように見えるわずかの時間があります。そのわずかの時間がまるでだるまのように見えるところから 「だるま夕日」 と言われるようになったらしいです。

 久保さんはその 「だるま夕日」 を表現したいということで、チャレンジしました。久保さんはスマホの中に入れてあった 「だるま夕日」 の写真を元に表現したのですが、色のグラデーションにとても苦心しました。写真で見られるようなグラデーションはなかなか難しく、色のばらつきが現れてしまいます。
 私とすれば、絵画と写真は違いますから、写真のようなグラデーションをあえて求めなくても良いかなと感じてます。絵画には絵画独特の良さがあります。それは描くという手作業に制作者の強い意志が感じられ、その中に鑑賞者に直接響いてくる面白味があることと思っています。写真であれば、視覚的美しさが全面に表れ、制作者の時間をかけて試行錯誤している移ろいは省かれてしまいがちです。

 この作品では久保さんはグラデーションの表現に苦労しました。でもその苦労した表現が、逆に久保さんの制作中に感じた思いというものが大きく表現されていると思います。 「だるま夕日」

 海の右側に浮かぶ船、そして画面左上には逆光で黒く見える木(松でしょうか?)が画面のバランスを作り上げています。そして船、木、岩場のシルエットはただ単に暗く描くだけでなく、オレンジ色のアウトラインを入れて夕日の光を感じるように描いているのはとても考えられていますね。

 絵画というのはただ写実するということではありません。あくまでも制作者の心のフィルターを通してどのように感じているか、どのように思っているかという制作者の素直な心の表現だと思います。この作品から久保さん自身の心が素直に表現でき始めていると感じました。

 久保さん、頑張りました。





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Last updated  2024/03/07 05:08:20 PM
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