1

<福寿山農場の近くの茶園へ>ジョニーの車に先導されて、一行は早速茶園に。福寿山農場の近くの茶園です。途中の道には見覚えがありました(←9年前に歩いた人)。途中でバスを降り、徒歩で茶園へ。やってきたのは、こちら。華剛茶業が契約して栽培してもらっている農家さんの畑です。梨山の土地の事情はちょっと特殊なので、こうした土地を持っているオーナーさんにお茶を栽培してもらい、それを全量買い上げて、製茶をする、というスタイルが多いそうです。向かいに見えるのは、ゴンドラでしか行けない茶園として有名な天府農場です。道路が通っていないので、製茶機械を分解して、ゴンドラに乗る大きさにし、現地で組み立て直して作ったらしいです。ただ、そんな苦労をして開拓した天府農場ですが、2年後に政府に返還されることが決まっているそうです。これは大禹嶺とも共通する問題です。 茶園では、ちょうど茶摘みをしておりました。ジョニーからは梨山の土壌の特徴の説明などが。茶摘みの班長さんからは摘み方の方法伝授があり、参加者のみなさんでほんの少しだけ茶摘みをお手伝い。製茶をする立場から言うと、理想の茶摘みの状態はこんな感じだそうです。が、実際問題、そうはならないんですよね。農家と茶摘みさんは重量で実入りが決まってくるので、どうしても下に1枚とか場合によっては2枚も余計なものが付いてきます。柔らかい葉っぱと硬い葉っぱの両方が混在するお茶というのは、水分の抜け方が違いますし、お茶の強度が違うために、製茶は非常に難しくなります。今回の製茶に利用したのは、このとき摘んでいた茶葉だったのですが、やっぱりそういうものがとても多く、製茶に苦労することになります。茶摘みは重労働で危険も多く(斜面ですし、虫とか蛇とかも多いですし)、かといって給料が良いわけでも無いので(給料が良い=茶の値段が高いですから)、慢性的に人手不足。こういう現実の狭間で生産者の人は苦労しているというのが、非常に良く分かりました。一旦、街に戻って昼食。お、ここは9年前に来たレストランですね。やはり美味しいと地元で評判のようです。商売が上手く行っているのか、2階が増築されていました。食事をしながら、天候も良いので大禹嶺に行きますか、ということになりました。大禹嶺までの省道8号線(実質、一般国道。台湾の場合、国道は高速道路を指すので)が割と派手に崩れるので、どうなることやらと思っていたのですが、天候が良いので、これなら行けるとのこと。ただ、あまり積極的に連れて行こうとはしていませんでした。大禹嶺は、非常に厄介な状況下にあって、それが現在進行形だったからです。続く。にほんブログ村いよいよ大禹嶺へ
2016.01.13
閲覧総数 1100
2

3日目です。今日は台北市内をグルグルと攻める感じで行きます。まず、向かったのがMRTの大橋頭駅。重慶北路の問屋街へのアクセスは、この駅の開業で少し便利になりました☆で、向かった先は、台北リピーターの間で「なんだ、あの店は?」と噂になっているお店です。まずは対面から、写真を押さえます。うーん、思っていた以上に白兵戦をしていましたね(^^;)細い路地を一本挟むだけの隣に出ていたとは。では、通りの反対側に向かいます。まずは、こちらに入ってみましょうか。・・・というよりも、こちらに入らざるを得ませんでした。なにしろ、このあたりを観光客と思しき日本人が歩いていると、写真に写っているおじさまたちが、「お茶を買うなら、うちへ!」と、お店に引き込むという、居酒屋の呼び込みのような光景が繰り広げられていますwこちらのお店は、林茂森茶行。昨年の夏にオープンしたお店です。店名にもなっている、店主の林茂森さんというのは、隣にある林華泰茶行の創業家・林家の次男です。ここ40年ほど、林華泰茶行のマネージャーとして経営の実務を取り仕切ってきた人です。それが突如、独立しまして、このような近距離にお店を出したわけです。店頭にかかっている赤い横断幕には、「林華泰茶行で40数年、ただひとりお茶を選び、製茶を行ってきた4代目林茂森が、林華泰茶行の職人団を引き連れ、ここでお馴染みの味をご提供します」といったことが書いてあります。えー、上記のような様子で、ただ事ではないのは、お分かりかと思います。#事情を詳しく知りたい方は、コメント欄に記載しておきますので、そちらを参照ください。お店の中の雰囲気ですが、こんな感じです。缶や棚は新しいですが、お隣とほぼそっくりのシステムです。基本的には隣と同等のサービス、商品を提供する店と考えて良いでしょう。こちらのお店には日本への留学経験もある、背の高い息子さん(次男)がいます。日本語は世間話ができるほどに流暢です。もっとも、お茶の説明は勉強中な感じですが。その息子さんが、まずはこちらを・・・と見せてくれるのが、オーナーからの開店挨拶文(日本語)です。内容をザックリ書くと、・私は林華泰茶行で40年来、お茶の選別と経営をしてきましたが、このたび独立しました。・今まで林華泰茶行で買っていたお茶は、林茂森茶行でのみ買えます。・今後も家族みんなで頑張っていくので、どうぞよろしくお願いします。といったものです。息子さんの話によると、林華泰茶行にいた職人4名を連れてきたとのこと。そういえば、客引きしてたおじさんたち、隣で見たことありますね(^^;)「だから、品質は保証できます」と言います。職人さんに、木柵と高山鉄観音の違いについて説明を受けましたが、お茶のことを熟知している方の説明だと感じました。このあたりは、さすがに老舗のベテラン職人だと思います。こちらのお店では「試飲もできます」とのこと。試飲といっても、ざっくりティーサーバーで淹れる感じの簡素なスタイルで、一般のお茶屋さんの試飲とはイメージが異なります。買うかどうか迷っているお茶の味の確認程度にはなるかもしれません。ほか、真空パックにも応じてくれるなど、一般消費者向けのサービスは向上している印象です。もっとも、販売単位が最低150g(4両)なのは、変わっていません。問屋スタイルは維持しているようです。さて、気になる品質についてです。私がいつも林華泰で買っていたのと同じ1600元/斤の高山茶を買って試してみました。挨拶文には「今までの林華泰と同じお茶を提供する」と書いてありましたが、私の飲んだ印象では、ちょっと違う傾向に振っているように感じました。やや発酵が高め、焙煎が強めになっていて、水色は濃く、甘みを感じやすいお茶に仕上げられています。同じ金額のお茶を林華泰で買ってみましたが、そちらは今まで通り清香の傾向にあったので、店の味として微妙に差別化を図っているようです。品質にはさほどの差はなく、あとは好みの問題になってくると思います。林茂森茶行住所:台北市重慶北路二段195號之3電話:02-2557-9887営業:8:30~21:00MRT大橋頭駅2番出口より徒歩5分そのまま、隣のお店に入ろう・・・と思ったのですが、客引きおじさんたちの熱い視線を後頭部に感じたので(笑)、さらに南下してカルフールの交差点を左折。典蔵陶藝行へ逃げ込みましたw典蔵陶藝行は茶器メーカー・建展陶芸の台北での卸を行っていて、色々な茶器が卸値で買えます。お店は狭いのでアイテム数は限られますが、鶯歌へ行く時間がない時には重宝するお店です。今回は、店主の朱さんに、建展陶芸のこんな新商品を勧められました。茶器セットなのですが、この箱はイイ!箱が2段重ねになっているのですが、上の部分が写真のように横に開くのです。お出かけ茶会にもってこいな茶器セットではないかと。一瞬考えましたが、荷物はこれ以上増やせないので、パスしました。。。代わりにお土産用のTravelBuddyを購入しました。ここは飄逸杯(ティーサーバー)や鑑定杯セットなどもお茶屋さんより安いのです。典蔵陶藝行住所:台北市保安街3之2号電話:02-2555-9164営業:11時ぐらいから?典蔵陶藝行を出たあと、雨が強くなってきたので、カルフールで傘を買い、その傘で身を隠しながら、サッと林華泰茶行へ入り込みました。客引きおじさんたちには、多分気づかれなかったと思いますw林華泰茶行、店内はそのままなのですが、確かにお店のスタッフがガラリと変わっています。マネージャーは女性に代わっており、お茶を出してくれました。今までの林華泰茶行なら、あり得ないサービスです(^^;)日本語の少しできる方は、いつも通り勤務していました。移籍せずに残ったのは、この人だけだったのかも。買い物は日本語だけでもさほど不自由しません。いつもの1600元/斤の高山茶を少々買います。帰国してから飲んでみた感じは、今までとあまり変わりませんでした。若干、火入れで味を引き出せていない印象があり、職人の引き抜きが多少影響しているのかもしれません。が、誤差の範囲内だと思います。まあ、こんなものでしょう。この後、「工場を見ますか?」と言われ、内部に案内されました。これまた今までには無いサービスです(^^;)ふーむ、大きな機械がたくさんあります。転がっている袋の大きさも、茶農家では見ないような大きさです。大きなロットを扱う問屋ならではの光景だと思いました。それにしても、「隣の話を全然してこないなー」と思っていたら、店を出る時に「隣のお店はうちと全然関係ないですから、気をつけて下さいね」と囁かれましたw隣の開店の効果で、こちらもサービスは色々向上したようなのですが、どうもギスギスしてますねぇ。。。林華泰茶行住所:台北市重慶北路二段193号電話:02-2557-3506営業:07:30~21:00MRT大橋頭駅2番出口より徒歩5分続く。にほんブログ村品質とサービスで競ってもらいたいものですがねぇ
2012.07.15
閲覧総数 29475
3

みなさん、こんばんは。お茶ペットボトル愛飲者のあるきちです。(←今日は格下げ)本日のお茶は、既にさんざん話題に上っているであろう、大塚ベバレジの天空烏龍茶。発売から2ヶ月後のこの時期に採りあげるようでは、お茶ペットボトルウォッチャー失格ですなぁ(-_-;)このお茶、「天空」という名前に表れているように、台湾の高山烏龍茶である杉林渓烏龍茶を使っていることで、話題を呼んでいます。実は、私も発売以後、結構飲んでいまして、私の利用駅の自動販売機では、1列しかなかったのが2列になるほどに貢献?をしているのですが(笑)、ちょっとその感想をば。このお茶、高山茶を使っていることをマーケティング的には強調していますが、実際に飲んでみますと、それ以上に四季春の個性がかなりよく出ている美味しいお茶だと思います。口当たりから、サントリーの烏龍茶に代表される福建省北部の茶葉を使ったモノとは明らかに違います。香りが先に来ます。まさに四季春の香りです。ただ、四季春とちょっと違うな、と感じるのは、飲んだ後の余韻。四季春は香りは高いものの味わいはスッと軽く消えてしまうのですが、これはしっかりとした形のある味わいが残ります。しっかりと甘いのです。この辺が杉林渓の青心烏龍茶をブレンドした効果なのでしょうね。うーん、これはペットボトルにしては、珍しいぐらい良くできた清香系の烏龍茶だと思います。いや、貴重です。台湾の高山烏龍茶好きとしては嬉しいです(^^♪・・・と、後出しジャンケンの上に、この感想だけで終わってしまっては、当ブログ的には面白くない(笑)そこで、このお茶を飲んで気づいたことを、つらつらと。このお茶が気づかせてくれたことは2点あります。<その1>ベトナム産のお茶って結構美味しいのでは?ということ今までは、ベトナム産のお茶というと、「台湾の土産物屋で売られているお茶には、相当量のベトナム産のお茶が混じっているらしい」など、いわゆる境外茶の問題で聞くことが多かったのです。そして、ベトナム産のお茶は飲んだときに喉がざらつく感じがする、など「低級品」という話ばかりが聞こえてくるので、「ベトナム産」=「パチもの(失礼)」のようなイメージがありました。しかし、このお茶は、まあペットボトルということはあるのでしょうが、十分に美味しいと思います。少なくとも、台湾産の茶葉を使っていると表明しているセブンイレブンの凍頂烏龍茶よりは、私は美味しいと思います。#最近、質が落ちたのか、味に慣れたのかは分かりませんが、以前感じた美味さはもうありません。。。と考えると、ベトナム産でもしっかり作られた烏龍茶 > 台湾の低級品の烏龍茶という式もありなんだな、と思うのです。元々、四季春は低温が苦手な品種ですから、意外とベトナムの気候は合うのかもしれません。しかも、若年層の多い人口構造で、人件費が今や中国よりも安いベトナム。そのせいか、この茶葉は手摘みだそうです。台湾だったら、高級茶ですねぇ。こういうお茶を飲むと、ベトナムの茶業が土地に合った茶葉を栽培する・品種改良する、ということを続けていったら、案外、「烏龍茶の本場はベトナムだ!」なーんてことになるかもしれません。#まあ、品種改良には30年以上の年月がかかるので、気の長い話ですが・・・そういう意味で、ちょっと期待もしてしまうお味なのでした(^^)<その2>お茶はやっぱり嗜好品だな、ということこの天空烏龍茶、私は美味いと思いますが、苦手な人も結構多いだろうな、という印象を持ちました。その理由は、最初の香り。四季春特有の青っぽい香りなのですが、これが苦手、という人は日本人に結構多いと思うのです。青っぽさが、生っぽさに感じられる人もいたのではないかと思います。これはもう完全に嗜好の世界なので、どうしようもないのですが、日本では烏龍茶=武夷山系の焙煎の効いたお茶、という印象が強いからなのか、この手の生っぽさがどうにも駄目という人は結構多いようなのです。四季春や安渓鉄観音などは、典型的です。絶賛する人と「全然駄目」という人に分かれます。そういう方でも、ちょっと焙煎の効いた凍頂烏龍茶は美味しいといって飲みます。これは、生っぽさが無いからOKなのだそうです。うーん・・・人のお茶の好みを見極めるって、なかなか難しい。。。(-_-)最近、そういうことに気づいてから、「これが美味い!」ということを強烈に押せなかったりします。昔は、自分の好みだけで、「これは絶対美味いよ!」とか言っていたのですが。#若かったですなぁ(-。-)y-゜゜゜中国茶を飲んだことのない人のお茶の好みを見分ける魔法の質問がないかしら、と思わず考えてしまう、今日この頃です。今日のお茶:天空烏龍茶(大塚ベバレジ)、六安瓜片(彩香)、明前西湖龍井(杭州)、木柵鉄観音(上園茶荘)天空烏龍茶こちらが四季春杉林渓。今年の春茶は出来が良い!ちなみに、この茶杯がCMに登場したそうで。お店で見てましたよ。中国茶の世界は、なかなか狭いですなぁ。。。
2007.05.25
閲覧総数 569
4

名古屋の街の中にこだわりのお茶を揃えるお店があります。こちらの茶心居さんは、一見、街の普通の喫茶店のような雰囲気のお店です。お邪魔したときも、地元の方たちの寄り合いが開かれていました(笑)が、実はオーナーさんが現地で買い付けてくる、こだわりのお茶やスイーツなどが楽しめる懐の深いお店なのです。茶譜にはベーシックなお茶も取り揃えており、夏場ならではの冷茶なども用意されています。が、少しディープな感じの方であれば、何か面白いものを♪とリクエストすると、そういうお茶が出てきます。今回はちょっと発酵も火入れも浅めな単ソウをいただきました。石古坪のような、一瞬、文山包種茶かと思うような軽快感ですが、しっかり味のトーンは単ソウでした。これは面白い&珍しい(^^♪お店でのお茶の提供方法は、きちんと蓋碗や茶壺など工夫式で提供されています。煮水器も各テーブルにあるので、ゆっくりと自分のペースでお茶を飲めるのではないかと。中国茶、日本国内で普通に入手できる情報はどうしても限られています。そのため、やっぱり確かな情報とネットワークを持った”お店”のご主人とお話しできる関係にあると、世界が広がります。でも、中国茶の場合、色々知識をお持ちの方=いろんな意味でちょっと個性的な方・・・であることも珍しくありません(←私も一応自覚はしてます)。その点、こちらのオーナーさんはとても優しく、それでいてお茶に静かに情熱を燃やしているタイプの方なので、合う方は多いんじゃないかな、と思います。これから中国茶を知りたい人にとっては、とても頼りになる方ではないかと。色々なお茶イベントや講習会もされていますが、まずは気軽にお茶を飲みに行ってみてはいかがでしょうか(^^)茶心居住所:名古屋市千種区日進通1-30-2 電話:052-762-8814営業:12:00~20:00定休:水曜日http://chaxinkyo.blog45.fc2.com/中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村いいお店です(^^)
2014.05.16
閲覧総数 2968
5

さて、杭州市内にたどり着き、早速向かった先は茶葉市場。場所は、浙二医院(日本流に言えば、浙江大学医学部付属第二病院ですね)の南側。解放路と清泰街を結ぶ通りにあります。事前に現地のネットの地図で調べてみたら(こういうのだけは、しっかり調べるんですねぇ)、ホテルからそんなに遠く無い距離でもあったので、歩いてみることにしました。杭州の街は何といっても、中国の街にしては手入れがしっかりされていて美しい。さてホテルから、建国北路を建国中路へと南下していくと、解放路へぶつかります。ここで右に曲がるとすぐに浙二医院の建物がありますが、南側(解放路の反対側)を見ても、それらしい場所は無い。合ってるかしら…とちょっと不安になりながら、さらに西へ進むと、もっと大きな浙二医院の建物が見えてきます。その通りの反対側に、お茶屋さんらしきものが見えたので、道路をそこで渡ってみます。すると、この店は大したことは無い(失礼)のですが、そこから先はお茶屋さんがずらりと並んでいる路地になっています。うん、この看板。間違いなく、ここが茶葉市場のようです。#「叶」は「葉」の簡体字です。並木のある、それなりに大きな通りになっていますが、この反対側にもお茶屋さんが並んでいます。そして、その裏にも長屋のようにお店が連なっています。ただ、今日は土曜日だったためか、長屋の中のお店はお休みが多かったようです。何しろお店の数が大変に多いので、いきなり飛び込むのも少々心許ない。まずは一通り歩いて眺めてみます。実に目立つのが獅峰龍井の看板。やっぱり、龍井の街ですねぇ。それ以外の緑茶もあるにはあるのでしょうが、どうにも肩身が狭そうな感じです。ただ、例外がありました。プーアル茶です。どこのお店の店頭にも、大体プーアル茶が置いてあります。中国人の大好きな投機的価値があるということも、ブームを後押ししているんでしょうねぇ。これだけ並べられてしまうと、さらにプーアルに手を出すのが恐ろしくなります。間違いの無いものを買うのなら、雲南まで実際に行って、新茶の餅茶を買ってきて、自分で熟成させた方が確実なような気がします。まあ、飲めるようになるまで15年はかかるわけですが…#信頼の置けるお店を見つければ良いのでしょうけど。さらにはお茶請けの販売店も並んでいます。杭州名物・山胡桃もズラリと取り揃えられています。ということで、フラフラと眺めながら巡ってみると、解放路の一本南にある大きな通りである、清泰街まで繋がっていました。中国の都市の1ブロックは、台北辺りのそれとは大分違いますから、結構な規模だと思います。清泰街側の目印は、この浦東発展銀行の建物ですね。ちなみに茶葉市場のある道の名前は、これだそうです。簡体字で良く分かりません。。。(-_-)さて、そうこうしている中でちょっと気になる店を見つけました。開化龍頂と安吉白茶を売りにしているお店2店舗。龍井は、どうせ明日買いに行くので、折角ですから、別の品種のお茶を買いましょう。開化龍頂のお店のほうは、どうも感じが悪そうだったので、感じの良さそうな店員さんのいた、安吉白茶のお店に突撃。安吉白茶といえば、アミノ酸含有量の多いことで知られる、浙江産の美味しい緑茶です。白茶という名前ですが、緑茶なんです。突然変異種で葉緑素に異常があるのだそうです。それがゆえに茶葉が白っぽい。その変異のおかげか?、アミノ酸含有量が多い=旨み成分が豊富なんですね。普通のお茶の2倍~3倍アミノ酸があると言われています。しかし、その評判と希少性ゆえに高い。今では、龍井並みに高いお茶です。でも、私、結構好きなんですよね(^^ゞあ:安吉白茶ありますか?(看板にしてるぐらいだから、あると分かってるけど)店員(奥様):あるわよ~。どんなのがいいの?あ:ちょっといいやつ下さい。老板(旦那):これなんかどう?と袋に入ったお茶を見せてくれます。…んー、色も形も申し分ない。結構いい茶葉っぽい。あ:これ、いつの?老板:明前の3月に摘んだヤツ。こっちのは、4月ね。色違うでしょ?3月の方が、黄色っぽいのが多い。長さも短い。確かに、色がより白っぽいんですね、3月摘みの方が。あ:1斤いくら?老板:1斤900元。さすが安吉白茶。結構しますね。日本円で、500g1万5000円ぐらい。でも、日本で買ったら、この3倍の価格ですねぇ、きっと。店員:もっといいのもあるわよ。あ:(興味本位で)いくら?店員:1800元(500gで約3万円)高ッ!(^_^;)あ:それはちょっと高すぎるね(苦笑)老板:どれか試飲してみる?ということで、900元のを試飲してみました。お茶ができるまで、しばし雑談。ここのお店の方々は、やっぱり安吉の出身の方だそうで、お茶も作っているのだそうです。日本でも安吉白茶は美味しいお茶として有名よ(一部でですが)、と教えてあげたら、いたく感激してました。やはり、自分たちの街の名前のついたお茶が、外国でも通用しているというのが嬉しいのでしょうねぇ。しかも、それを作って、売っているわけですから。さて、肝心のお茶ですが。。。美味い(^・^)そんなに香り立ちが、ということも感じなかったのですが、旨みのぎっしり詰まった茶水で、これは美味しいヽ(^o^)丿老板:こういうの日本でも飲める?あ:いや、なかなか無いねぇ(あっても高くて手が出ませんねぇ)ということで、ちょっと高いけど、半斤だけ購入。安吉から杭州まで出てきて、龍井茶がメインの中で商売しているのですから、きっと大変なのでしょうが、観光客ズレしていない、とても真面目なお茶屋さんでした。お店の名前をメモってくるのを忘れましたが、解放路から南に下ると右側のならびにある、安吉白茶の看板を出しているお店なので、すぐに分かると思います。日本語は全然ダメですが、安吉白茶好きなら行ってもいいかもしれません。さて、なにしろ一発で予算オーバーなので(苦笑)、茶葉市場は今回はこのくらいにして、時間も遅いので、杭州市内を少しふらついてみます。続く。
2007.05.02
閲覧総数 948
6

というわけで大渓から桃園経由で鶯歌に到着しました。お茶好きのみなさんは、大体、陶瓷老街のお店で茶器を買われると思います。初めての方でも、こちらを歩けるような地図を作成してみました。2016年の最新版です。※OpenStreetMapの地図を利用しています。小さくて見にくいかもしれませんが、ブログの限界です。ご容赦ください。スマホで見て、画像を保存するなどして、上手く活用ください。上記のマップに従って、ご案内をしてみます。※なお、台北から鶯歌駅までの行き方は、こちらを参照ください。台湾・茶器と茶荘めぐり(2)-鶯歌への行き方&陶瓷博物館<鶯歌駅から陶瓷老街への行き方>鶯歌駅から茶器屋さんの集まる陶瓷老街までは、少し離れています。徒歩で約10分ぐらいかかります。比較的歩きやすい道順は、上記の地図に青い矢印で書き入れています。スタートは右上にある鶯歌駅です。1.鶯歌駅の改札を出たら、右側へ。文化路の出口へ行きます。2.駅を出たら、駅を背にして右の方へ。青い矢印の通りに道なりに進みます。少し下り坂です。3.交差点に出ます。以前は歩行者用信号がなかったのですが、最近はあるので、それを使って鋭角に右折します。4.ガード下を通って線路をくぐります。くぐってすぐの交差点を左折します。5.少し上り坂を道なりに登っていくと、冒頭の写真の場所へ出ます。陶瓷老街は、地図では左の方の星マークが密集しているあたり(赤いエリア)。尖山埔路と重慶街、育英街を三辺としたトライアングルになっています。冒頭の写真はその頂点部分で、左が尖山埔路、右が重慶街です。このうち、尖山埔路は街並みが整備されて、いわばメインストリートのような感じになっています。<お店の紹介>では、地図の星印の番号順に簡単にお店(基本、茶器店)のご紹介を。駅から陶瓷老街に進み、尖山埔路→育英街→重慶街と一筆書きで進めるように番号を振っています。さて、お店の選定基準です。お皿がメインで茶器も置いているお店というのは、陶瓷老街にも結構あります。が、そうしたお店は外して、茶器がメインの専門店と思われる店に絞りました(1軒だけ茶葉専門店があります)。あとは、このブログの特性を考え、初心者さん~中級者さん向けのお店にしました。上級者の方になると、好みのスタイルがハッキリしてくるので、スタイルが合わないと紹介しても意味がありません。自分で探しましょう。初心者の方でも入れるということで、あんまり高級そうだったり、マニアックすぎるかも、というお店は外してます。比較的オーソドックスな、普段使いか若干よそ行きな程度の茶器を扱うお店がメインです。また、仕入れ向きの問屋も外してます。#プロの方は自分の足で苦労して探してください。商売にするつもりなら、ネットの情報に安易に頼るような横着をしてはいけませんw【鶯歌駅から陶瓷老街・陶瓷博物館への途中】<1>風清堂 藝品部日本人の評価も高いメーカーである風清堂。その本社の横にある、あまり飾り気のない直売部です。風清堂の茶器は、デザインはオーソドックスながら薄手で使いやすく、お値段もプリントもののお手頃なものから手書きの高級なモノまで幅広くあります。初心者さんから上級者の方まで、長くお付き合いできるメーカーではないかと。こちらのお店は駅から近いからか、日本人の方もよく訪れるようで、店員さんは日本人慣れしてます。(このブログのせい?笑)日本語は通じませんが、電卓叩いて金額を見せてくれたりするので、お買い物しやすいかもしれません。少し重いものを買うときにも重宝しますし、在庫も多いので、同じ商品のまとめ買いにも便利です。<2>風清堂 茶具部陶瓷老街へ曲がる交差点付近にある風清堂の支店です。こちらは少し照明を落とした、シックな店構え。茶器をメインに扱っていて、ディスプレイも上手なので、茶席のイメージなどは湧きやすいかも。<3>陶作坊 文化路店陶瓷博物館へ向かう途中にある、茶器メーカー・陶作坊の支店です。陶作坊の茶器は、温かみのある色合い・印象の茶器が多く、特にアルコールランプ式の煮水器セットは大ヒット商品になっています。支店は多数ありますが、こちらのお店の魅力は少し難ありのアウトレット商品があること。市価の6割引きという破格値で、少しピンホールのある商品などを販売しています。この3店舗については、過去記事も参照下さい。台湾旅行記2012初夏(3)-鶯歌の茶器屋さん(文化路編)次は陶瓷老街・尖山埔路編です。続く。にほんブログ村今回のを一応、決定版としたいと思います
2016.02.14
閲覧総数 5787
7

重大発表をします。↑この電茶壺(中国茶用電気ケトル)を輸入して販売します・・・あまりに唐突なので、「何を言っているんだ、コイツは?」と思われていると思います。順を追って、お話ししましょう。<その電茶壺、どこで買いましたか?>昔話です。エコ茶会で、まだ私が淹れ手をしていた頃の話です(確か、第2回か第3回ぐらい・・・)。「中国茶を始めたばかりなんです」という方が、私の使っていたヤカン型の黒い電茶壺(中国製)を見て、「それ、どこで買いましたか?探してもなかなか見つからないんです」と尋ねられました。ネットショップで購入したものだったので、そのお店を紹介しました。・・・が、紹介したものの、後で見てみると、既に売り切れ。再入荷の見込みも立っていないようでした。この質問、その後も多くの人に聞かれました。「え、これ、そんなに人気商品だったの?」と思うぐらいに。質問してきたみなさんに共通するのは、「中国茶を最近始めた」ということでした。中国茶に興味を持ち始めて、色々道具を揃えていくと、「中国茶館にあるような、あの自動でお湯が沸騰するケトルが欲しい!」と思うのは、自然な流れです。私もそうでした。特に中国茶の場合(ことに青茶、黒茶の類い)は、アツアツのお湯で淹れるのが、美味しさの秘訣だったりします。使い勝手の良い電茶壺もしくは電気ケトルを持つことは、「お茶が美味しい」「淹れるのが楽しい」に繋がるキーポイントなんですね。それが「探しても見つからない」というのは、入門者にとって優しくない話です。そんなわけで、私は、「ああ、なんでお店はこういうのをもっと入荷しないのだ。中国茶を始めたい人を、入り口で追い返しているようなものじゃないか」と思っていました。しかし、よくよく調べていくと、それには理由がありました。<電茶壺を見かけなかった理由>実は、法律的に「売っちゃダメ」だったんですね。2001年に電気用品安全法が改正された影響で、特に2006年以降は電茶壺が出回らなくなりました。電茶壺のような輸入電化製品は「PSEマーク」を取得しないと、販売ができなくなったのです。2006年頃、「リサイクルショップで電気製品が売れなくなるかも!」と騒いでいましたよね。あれも、この法改正での混乱の一つでした。そういう法律になってしまった以上、現地で110V仕様の電茶壺を見つけたとしても、それには日本国内で通用する「PSEマーク」がついていないので、国内販売ができないのです。<PSEマークって、取るの大変・・・>「だったら、PSEマークを取ればいいじゃない」と言いたくなるのですが、これがなかなか大変なのです。まず、電気回路が日本の安全基準に合ってるかどうかを調べなければいけません。たとえば、電源ケーブルは日本で通用するPSEマーク付きのケーブルにしなきゃダメとか、色々細かい決まりごとがあります。日本で売ることを想定していない製品では、なかなか通すのが難しいです。この検査をその道の専門機関に依頼しようとすると・・・大体、数十万円の費用がかかります。そして、改良はメーカーにお願いすることになるので、結局、特注になります。こうなると、1軒のお店がお客さんのためにと10台や20台程度の少量を輸入するのは、まず無理です。この頃になると、中国茶のマイナーさをだいぶ理解してきたので、「ああ、それじゃ採算とれないから、誰も輸入しない。そりゃ、出回らなくなりますよね・・・」と、肩を落としました。が、「これ、何とかならんものかね・・・」という思いは、ずっとありました。<中国茶の世界は不親切すぎる!>そもそも、エコ茶会の立ち上げに加担?したころから、「中国茶の世界って、なんて初心者に不親切なんだ。入りたい人も、これじゃ入って来られないじゃないか」という、疑問がありました。というのも、自分自身が、中国茶を飲み始めた頃、・必要な情報がどこにあるか分からず、得づらい・人によって言うことが違う・なんか、自分のところの商品やサービスにミスリードされてないか?と思うことがあったんですね。こうなると、持ち前の「ヒトバシラー精神」がフツフツとしてくるわけです。「こういう不親切なことを、できる範囲で少しずつ片付けていけば、新しい人が入りやすくなるんじゃないか」ということで始めたのが、「Teamediaプロジェクト」です。その結果、・専門用語が難しくて、よく分からない → 中国茶ワードバンクを作ろう・そもそも、どこに中国茶の店があるか分からない → 中国茶のお店・教室のデータベースを作ろう・イベントがどこでやっているか知りたい&告知をするのが大変 → イベント案内を作ろう・内輪の人だけで盛り上がっているようなイベントでは、新しい人が入って来られない → エコ茶会大規模化・同じ蘊蓄が使い回されているだけでつまらない&現地の実情から乖離してガラパゴス化している → 現地のニュースを翻訳して紹介しよう(中国茶ニュース)など、自分が初めて中国茶の世界を覗いたとき、「困ったね」「変だよね」と感じていたものに、少しずつ手を入れて行っています。もっとも、まだまだ着手したばかりなので、全然満足できるレベルではありませんが。。。ただ、この手の「情報」というのは、目に見えないものです。傍から見ると、何をしている人なのか、さっぱり分かりません。やはり、具体的な「モノ」を動かす必要があるなあ、と感じていました。そこで思い当たったのが、あの電茶壺の問題だったわけです。<製品の分解から始めました>実は、うちの父が電気製品の輸入商社をやっており、中国や台湾から、色々な電気製品を輸入していて、PSEマークがお手の物の世界の人だったんですね(笑)昨年の夏、この電茶壺の話を相談し、台数がある程度読めるのなら・・・ということで、話が具体化しました。まず、中国側の組むメーカーをどこにするかが問題でした。数社の製品をサンプルとして取り寄せ、分解して比較してみたのですが、あまりのレベルの低さに愕然としました。内部の構造が「夏休みの工作」レベルだったので、「これは下手に輸入すると火災が起きかねん・・・」と電気製品の怖さを痛感しました。その分解作業の中で、今回組むことになったメーカーが技術的にもデザイン的にも優れていることを実感しました。ただし、そのままでは日本の安全基準は通らない(PSEマークが取れない)ので、改良が必要です。最初は、間に人を入れて改良の交渉をしていたのですが、埒があきません。そこで、うちの父に現地に出向いてもらって、流れを変えました(中国駐在歴が長かったので、このへんは流石です)。訪問が功を奏したのか、メーカー側が意欲的に改善に取り組んでくれるようになりました。こちらも、日本側の要望を安全とユーザー視点の両面から伝え、納得のいく製品ができるまで、何度も試作を行いました。メーカーさんに煙たがられそう、と思いつつ。結果、中国国内モデルとは全く別物に仕上がったのが、昨年の9月頃。このままならエコ茶会で発売できるかも・・・というところまで来ました。が、ここで、例の尖閣の問題が発生。。。一度は話が立ち消えになりかかったのですが、とりあえず8個ほどサンプルを送付してもらい、国内での反応を見ることにしました。昨年10月のエコ茶会では、一部の茶席で使ってもらいました。結果、淹れ手の方から、上々の反応を得ることができました。この反応を元に、今年に入ってから、巻き返し活動に。様々な問題もクリアになり、ようやくご案内できるようになりました。この間、アベノミクス効果で当初の3割近くも円安が進んだのは大誤算でしたが、お値段は当初の設定通り、1万円を切る価格で提供します。製品は現在、工場で生産中で、まもなく完成の見込みです。<重大発表というぐらいなので、台数が・・・>100V仕様は委託生産になるため、製造ロットが大きくなりました。その数ですが、ズバリ、 1000台注文しましたさすがに、ここまでの数量になると、私が手売りするのでは追いつきません(^^;)いろいろな中国茶専門店の方に話を伺うと、お客様から電茶壺の問い合わせは結構あるそうです。その声に応えられるよう、積極的に卸売りをしていきたいと考えています。中国茶に興味を持った人が、身近なお店で、使い勝手の良い電茶壺を、適正な価格で、買えるという「当たり前」の状況が生まれないと、やっぱり新しい人が入って来られないと思うのです。いろいろなお店の方と協力して、みなさんのお手元にお届けできるようにしたいと思います。<お茶好きのみなさん、是非ご協力下さい!>こんなストーリーを背負って、日本に久々に上陸する電茶壺です。肝心の製品ですが、デジタル温度計付きで、リアルタイムにお湯の温度が分かるという、これまでに無い、優れものの電茶壺です。もしよろしければ、是非お求め下さい(^^)また、良く行かれる中国茶専門店などがありましたら、「今度、電茶壺を輸入する会社があって、卸もやるみたいですよ」と、一声ご紹介いただけると嬉しいです。製品の詳しい情報は、こちらのページに載っていますので、是非ご覧下さい。中国製は故障が心配ですが、その辺のサポートもきちんとやろうと思っています。ちょっとだけオトクなネットでの先行予約販売もやっているので、オンラインショップも是非覗いてみて下さいね☆にほんブログ村使った人の感想は、上々です♪
2013.05.11
閲覧総数 7448
8

回留でまったりした後、向かった先は、またもお茶屋。永康街に来たら、やっぱりここかしら?と、プーアル茶で有名な沁園を見てみると、日本人のお客さんで満杯。#まあ、土曜日ですからねぇ。そこで大安森林公園を突っ切って、MRT大安駅へ移動。そして、MRTに乗り、南京東路駅で下車。向かった先は…吉軒茶語さんです。ここのお店、政府の要人も使っているお店だそうなので、前から気になっているお店でしたが、今回、お邪魔するのは初めて。ちなみに、ここの商品は、楽天にお店を出している、東方美茶さんでも買えます。お店に行くと、オーナーの沈さん(女性)と日本人の店員さんが。時間もあれば試飲をして、と思ったのですが、ちょっとそういう感じではなかったので、東方美人を少しだけ購入してみました。#なので、お味は分かりません。。。日本で飲んでみます。その他、茶梅がオススメとのことで、試食をしてみましたが、ここでちょっと驚きの茶梅を発見。それが、この金香梅。普通の茶梅は果肉が薄いものが多いのですが、この茶梅は「これは紀州の梅ですか?」(梅干じゃあるまいし…)と尋ねてしまいたいぐらいの、肉厚の梅でした。味付けも、実に日本人好み。これは美味しいと思います。女性オーナーのお店らしく、台湾の茶荘にはありえないぐらい(苦笑)、スタイリッシュで美しいお店なので、女性の方にはオススメかも。#まだ、お茶飲んでませんけどね~。ただね、レジを打ってくれた日本人のスタッフの方、1500”円”です言うのはやめてください。金銭感覚狂って余計なもの買いそうです(^_^;)そして、次に訪問したのが。。。誰でも知ってるかもしれない有名店、和昌茶荘。ここへは、張さんの顔を見に行ったのと、少々、ひっかかることがありまして、訪問してみました。しかし、このお店、日本人観光客がホントに多い。私が行った時には既に2組が試飲。席を立つと、また別の日本人がやってくる、という具合です。茶葉を食べるオウムは、相変わらず元気で、張さんもますます日本語が上手くなってきているようです(特に冗談が)。で、いつものごとく、ドンドン試飲させてくれます。ハッキリ言って、これは楽しい。しかも、他の店より同じブランドのお茶がずっと安いし。観光客には、とても良い経験になると思います。私も、梨山、文山包種茶、東方美人、阿里山、香片と飲ませていただきました。…ですが、残念ながら購入したのは、包種茶とお土産で職場にばら撒く用のティーバッグのお茶のみでした。う~ん、私は、このお店はもう卒業ですね…(-_-)張さん、いい人なんだけどなぁ。。。さて、1度ホテルへ帰って、荷物を眺めてみました。…どう見ても、人が入るぐらいのカバンが必要でした(苦笑)#人と言っても、エスパー伊東が入るぐらいでは、おっつかなさそうです。仕方ないので、夜遅くまでやっているホテル近くのショッピングセンター・京華城へ。ここで、ホントに人が入るぐらいのカバンを購入してきて、パッキング。結果ふぅー(-。-)y-゜゜゜何とか収まりました。。。…が、こんな大きいのを持っていくのかと思うと、ちょっとクラクラ(@_@;)#どのくらい重いのかは、明日、空港のカウンターで発覚します。明日は、タクシーで桃園空港まで行こう・・・(-_-;)そのあと、ホテルの近くにある24時間営業の足ツボマッサージ屋さん、6星級さんの南京東路店で、2時間ほど、全身マッサージも含めてやっていただく。日本語は出来ませんでしたが、整体の心得のある人だったらしく、骨のゆがみまで治してもらう。頭のツボを押してもらうマッサージが最高に気持ち良い。かなりスッキリしました\(^o^)/やっぱり、足ツボマッサージは台湾ですね~(^^♪さて、いよいよ次回で、長い長い台湾お茶旅行記も完結です♪
2006.10.19
閲覧総数 846
9

意翔村茶業を出た後、テクテクと信義路を歩いて、MRT大安駅まで。ここで訪問したお店が、 茗心坊です。ここのお店、ガイドブックにも載っていたりしますが、かなりのこだわりのお店です。詳しいことは、台北ナビあたりを参考にしていただきたいのですが、元・エンジニアの人がお茶屋をやっているという珍しいお店です。そして、ここのお店の売りは、ズバリ焙煎技術最近、焙煎に大変関心のある私にとっては、これは行かなきゃいけないお店です♪さて、お店に入ってみると、どうぞどうぞと、オーナーさんに入り口付近の試飲台に座らされます。奥の方は、テーブル席が何席かあって、茶館としても機能しています。帰りがけに、「うちはプーアル茶ゼリーが美味しいのだ」とオーナーさんも自慢してました(最初に言って欲しかった…)さて試飲台には、1人先客がいらっしゃいました。証券か銀行系の40歳前後のエリートサラリーマンといった容貌の方(お会いしたことはないのですが、写真で拝見する限り、ちょうどAllAboutの平田さんのようなイメージの人だ)。この方が、お茶を大人買いしていたのですが、その買いっぷりが素晴らしい。高級茶葉(ここのは美味いけど高い!)を次から次へとお買い上げ。これはどんなお茶?そうなの?じゃあ、これも頂戴。え、これはそういうお茶なの?じゃ、これも。という感じであり、見ていて清々しいぐらいの買いっぷり(1万元ちょっと払ってた)。飲み方も実に堂に入った感じで、この人は間違いなくお茶好きだ。…いや、羨ましい。。。ああいう買い方を一度してみたい(笑)さて、その方の興味の矛先が、日本からやってきた観光客・あるきちへ向けられた。客:日本人はどういうお茶が好きなの?清香?濃香?あ:(んー、なんと表現すりゃいいのだ?)私は清香系のに焙煎がかかったのが好きですねオーナー:日本人はあんまり生茶は好きじゃないねー。客:そうなんだ。といきなり、お茶談義に巻き込まれる。…これがいけなかった、と思う(反省)ここからオーナーさんの國語でのマシンガントーク炸裂。おとなしそうな人なんですが、しゃべり始めると早口早口。あんまり早い&お茶の専門用語(というより味や香りの表現方法)満点で、話の3割も分からない(苦笑)しかし、ポイントは分かったりするので、「ああ、なるほど。○○ね」みたいに、合いの手を入れてみたりすると、「こいつは話についてきてる」と思われたのか、さらに話すスピードが上がってきた。もう、テープレコーダーの早回し状態。。。なにしゃべってるか、もう訳わかりません…(涙)教訓:知ったかぶり・分かったふりはやめましょう最初に、この先客の方が飲んでいた、小梨山というお茶を飲ませてくれます。梨山の周辺の茶区で採れたお茶(だから、小梨山なんですね)をここ独自の焙煎方法で焙煎したものだとのこと。香りは、とても華やか。焙煎の所為か、味わいがすっきりと透明感がある。奥深さはないけれども、美味い。オ:で、うちの店はどこで知ったの?あ:ネット上で、茗心茶皇(注・梨山茶を焙煎したお茶。1斤6400元と、お高い)っていうお茶が美味しいと聞いて来ました。というと、オーナーさん、ちょっと表情が曇る。オ:茗心茶皇を買いに来たの?茗心茶皇は、もうないんだよ。大陸(注:台湾で中国=中華人民共和国のことを言うときは、「大陸」という表現をよく使います)のお客さんが全部買って行っちゃった。また作ればあるんだけど。あ:(えーーー)大陸って、上海人?(←あるきちの推理)オ:そうそう、上海人。20年前の台湾人みたいだね。良い物は、いくらお金を出しても手に入れようとする。うーん、緑茶文化圏でも、台湾の高山茶、特にここの店のお茶のようなスッキリしたお茶は受けるんだろうなぁ。今、台湾で話題になっているのが、中国からの旅行者の受け入れ(今は特別の許可がないと、台湾には入国できない。台湾人が大陸に行くのはOKなんですけどね)。これが進んでいくと、上質の台湾茶に出会った中国人が買い占めていく恐れがある。基本的に台湾に旅行に来るような人たちは、スーパー金持ちですからね。こりゃ、来年以降、台湾茶、特に高山茶の相場は間違いなく騰がりますね(品質は関係なく。需要と供給の関係だけで)。そして、緑茶文化圏の大陸の人(端的に言うと、上海近郊の金持ち)の嗜好に合ったお茶が増えるんだろうなぁ…彼らはブランド好きですから、大禹嶺・福寿山・梨山・阿里山なんて名前が付いていたら、暴騰確実です。中国経済のバブルが弾けるまで、これは続きそうです。弱ったな…オ:でもね、4両(150g)だけ自分用に残していたから、それを特別に売ってあげるよ。ごめんね、それだけしか渡せなくて。あ:おー、謝謝(^^♪ ←高いから、そんなにたくさん買えないって(苦笑)オ:茗心茶皇の上の大禹嶺ベースのお茶もあるから、これ飲んでみて。これは1斤8000元ぬぬぬ、1斤8000元ですか。。。600g3万円ですから、100g5000円ですね。高っ!!(@_@;)でも、実は日本国内では、ザラにある価格(50gで2500円ですからね)ですが、現地ではえらく高く感じます。不思議なものです(…というよりも、日本で普通は600gもお茶買いませんからね) ↑この文字はオーナーさんが自分で書くのだそうだ。そして飲んでみます。…絶句もう、聞香杯の香りからして、香りは段違い。小梨山なんてすっ飛ぶほどの香りの高さ。そして、味わいはとにかく透明感がある。しかし、のどに落ちてからの余韻が長い。飲み干した後も、香りがずーっと、のどの奥に残っている。飲み進めていくと、段々、言葉少なくなっていきます。いや、これマジで美味しい。ヤバいです。…断言しますが、最初にこれを飲んだら絶対不幸になりますね。美味しいの水準を高いところに持って行き過ぎる。下のグレードから試すのが吉です。しかし、こういう店を観光ガイドブックに載せるかぁ?間違えて、茗心茶皇から飲んじゃったらどう責任取る?(笑)←でも本音そして、お茶の説明と試飲は止まりません。オーナーさん、飲ませる飲ませる。何煎やっても味が落ちないよー、と大禹嶺ベースのを8煎ぐらい飲まされた。うへー、お腹タプタプ(←ここ、茶荘のハシゴ3軒目です)オ:今、このお茶の聞香杯の香りは、そんなに立ってないでしょ?でも、30分後ね。もう一度、ワッと香りが来るから。あ:へー(ホントかね?)次に、東方美人も美味しいよ~ということで、東方美人を飲んでみます。あ:これはどこの?オ:北埔の。北埔というと、台北と台中の間の新竹市から、ちょっと山に入ったあたりですね。ということは、多分、品種は青心大有でしょう。青心大有で作った東方美人は大したことないんじゃないの、というのが今までの東方美人の印象。ところが…な、、、、なに、この香りの高さと甘さは???茶水がとろんとしていて、甘いのです。これも、焙煎技術??と、驚いて150g(=4分の1斤)だけ購入(笑)でも、これまた高い。1斤6000元ですって! …うーん、茗心茶皇を買いに来たって言ったのがまずかったか?(^_^;)高級茶葉しか出てきません。プーアル茶も?と言われましたが、私、プーアル茶には、「まだ手を出してはいけない」 ←ハマると大変なことになるのが分かっているのでと自主規制をひいているので、止めておきました(^^ゞ#だから、このブログにはプーアル茶がほとんど登場しないんですね~さて、例の大禹嶺の聞香杯の香りです。30分後。。。うわっ、ホントに香りが戻ってきてる…一体どうなってるの??…何だか、今までの常識が壊れていくお店・茗心坊でした。ちなみに、このお店、独自商品として、茶浴というのがあります。文字通り、お茶の入浴剤でして、効くらしいのです。まだ試していないのですが、サンプルでもらいました(^_^)v あとでレポートしてみます。とりあえず、ハイエンドなお茶を少し飲んでみたい方は、是非是非、行ってみてください。もちろん、高級茶葉だけじゃなくて、買いやすい凍頂烏龍茶ベースのお茶もあるので、ご安心ください。私の飲まされたお茶が変なだけです(笑)ちなみに、オーナーさんは、簡単な日本語は話せます。茗心坊住所:台北市信義路四段1-17号TEL:(02)2700-8676営業時間:11:30~21:30休業:日曜日MRT木柵線・大安駅から徒歩2分この後、紫藤廬で夕御飯を食べます。ここはあまりに有名で私が解説するまでもないので、簡単に紹介するだけで終わりにしましょう(笑)昔の日本建築を生かした雰囲気のあるお店。床がギシギシ鳴るのもまた一つの味。お料理は、ビーフシチュー&五穀米のコラボ。ある意味凄い組み合わせです(^_^;)お茶は、凍頂烏龍を選択。少し懐かしい味わいのお茶でした(^^♪…しかし、茗心坊でお茶をがぶ飲みしたので、あまりゆっくりする気になりませんでした(涙)紫藤廬住所:台北市新生南路三段16巷1号TEL:(02)2363-7375営業時間:10:00~23:30私は、MRT科技大楼駅から歩きましたが…タクシーを薦めます。それでも、茶荘巡り魂に燃える、あるきち。この後、新純香さんへ行きます。ここ、とにかく親切なんです。とりあえず、私は初めて台湾でお茶を買う人には、ここを強烈にプッシュしておきます。どう親切なのかは、また次回♪
2007.01.21
閲覧総数 3701
10
![]()
ふらっと立ち寄った書店で、この本を見つけました。極める紫砂茶壺著者の池上さんといえば、上園茶荘の林さん監修で『極める台湾茶』を出された方ですね。中国茶「極めるシリーズ」第2弾というところでしょうか(^^)紫砂茶壺お茶を勉強する身としては、確かに良く知っておかなければならない分野ではあります。工夫茶には欠かせないものですし、文人茶の歴史を語る上でも、はたまたどんな茶壺を買えば良いのか、アドバイスを求められることもよくあることです。・・・が、正直、私は蓋碗使いを自称していますし、美術で3より上の評価をもらったことがないぐらい審美眼に自信が無く(苦笑)、骨董などまるで分かりません。「有名作家の物だ」「骨董的価値が高い」と言われても、私は「美味しくお茶が入って、使いやすく、形が気に入っていて、コストに合っていれば、それで良いんじゃないの」としか思っていませんので、紫砂茶壺に関しては深入りをしないでおきました(^^;)作り方とか材質、お茶との相性には興味があるんですけどね。ですので、紫砂茶壺については、基礎的な知識しかありません。例えば、たたら製法で作るとか、恵孟臣、陳曼生あたりの代表的な茶壺の形とか、良い紫砂が現在は採掘できないとか。・・・とはいえ、厄介な肩書きを持ってしまっているので、中国茶に関する苦手な分野は一通り潰さなければいけません。どうも読まないわけには、いかなさそうな本です(((((^^;#そんなヤツが本の感想を書いて良いのか、というのが大いに疑問。まあ、個人的意見です(^^;)しかし、手にとって、ひっくり返し、裏面の値段を見て少々悩む小市民・あるきち(笑)パラパラとめくると、カラー写真の美しいページも多いですし、この値段も致し方ないかと購入しました。で、この週末で一通り読んでみました♪本は3部構成で、”鑑賞編””知識編””実用編”の3つから構成されています。”鑑賞編”では、伝統的で基本形となるような茶壺の美しい写真が並びます。これらの茶壺は、この本のために宜興の作家さんに発注して作っていただいたもののようです。審美眼の無いあるきちでも、「ほほー」と唸ってしまうような美しい茶壺が、1つ1つ丁寧に紹介されています。写真も色々な角度から撮影されていて、美しさが伝わってきます。その茶壺にまつわるエピソードや形状の理由なども掲載されていますが、これが過去の文献などに結びついていて、結構マニアックなところもあります。”知識編”では、茶文化の歴史について簡単に紹介され、そのあと明代の文人茶から、茶壺がどう発展してきたのかについての基本的な流れが解説されています。そして宜興の紫砂茶壺づくりがどう発展してきたのかと宜興の陶土についての記述があります。紫砂茶壺が茶文化の中で果たしてきた意義と、宜興がなぜ紫砂茶壺の一大産地となったのかが分かるような内容です。このあと、ちょっと唐突な感もあるのですが、著者と宜興の作家の方との手紙のやりとりが掲載されています。正直、「何故、ここで急に手紙?」と思ったのですが、このやりとりの中に、宜興紫砂の本質にググッと迫るものがあるような気がします。最後に”実用編”ということで、紫砂茶壺の作り方が、陶土づくりから形成、焼く過程まで、詳しく紹介されています。その上で、どのような選び方をすればよいか、扱いはどうするべきかについても紹介されています。私の志向性からいくと、いちばん参考になるところですね(^^;)初心者向きかというと、ちょっと荷が重い気がしますが、ちょっと詳しく紫砂茶壺を知りたいとなると、現時点で入手できるのは、この本ぐらい。そういう意味でも価値のある本ではあると思います。#正直、読者層を絞り込むのが難しい。前著同様、詳しいところと食い足りないところが併存している感じなのです。「帯に短し襷に長しだけど、これしかないから読むしかない!」というのが本音です。読み込むだけでなく、美しい茶壺の写真を眺めているのは結構楽しいかもしれません♪奥深い紫砂茶壺の世界♪
2008.07.21
閲覧総数 308
11

沖縄で中国茶の飲める店として有名な老舗がこちら。台湾茶屋20数年間、”中国茶屋”という名前で営業してきましたが、昨年夏に”台湾茶屋”へ名前を変えられたそうです。オーナーさんは、中国が大好きな方で、台湾の大学へ留学。いつか、自分の好きな中国と関わる仕事がしたい、ということで、このお店をオープンされたそうです。沖縄の中国茶が飲める店の草分け的存在と言えるでしょう。そんなオーナーさんの好みを反映して?、店内は中国チックで、台湾の歌謡曲がBGMで流れています。でも、周りは沖縄情緒たっぷりの牧志の公設市場です。・・・ここは一体どこ~(笑)お茶は、台湾の高山烏龍茶、プーアル茶、人参茶、さんぴん茶などが置いてありますが、私は高山烏龍茶を注文してみました。ここはお店の方が、淹れてくれて提供されます。お茶請けは黒糖!あれ、聞香杯だけ?茶杯は?・・・と思われるかもしれませんが、20年ぐらい前の茶器セットの茶杯はこういう形だったんですねぇ。香りを楽しめるように、背が高くなっています。ここから、聞香杯と茶杯が分離していくのですが、その前の茶杯です。過渡期の茶杯といいますか。今となっては、珍しいですよ、これ。#私が台湾に住んでいた頃は、このタイプでしたねぇ。お茶は、ちょっとどっしりとした清香系の高山烏龍茶。なかなか美味しいと思います。何よりも、人に淹れてもらうというのが、楽で(笑)さて、ここのお店、ズバリ言ってしまいましょう。実は、主力商品はお茶ではありません(^^;)コーヒーとトーストが良く出ています。そのトーストがこちら。ちょっと厚切りでサックリとして美味しいのです。マーマレードをつけて食べるのですが、ほとんどのお客さんがコーヒーとトーストを食べています。・・・お茶とトーストというのは、私ぐらいか(^^;)そして、ここのお店のメインのお客様は、市場に買い物に来たおばさま(あんまー)たち。アメリカ文化を受容しているので、コーヒーが日常的な飲み物になっているんですね(^^;)中には、コーヒーを飲めない方もいらっしゃって、そういう方は、アイスワーターを注文されます。英語で書くと、Iced Waterです。ネイティブの発音です((((((^^;カウンターだけのお店ですので、明らかに観光客でもいつの間にか、話の輪の中に加わっていたりします(巻き込まれるが正解かも)。あっという間に、あなたも沖縄の世界へどっぷり浸かれること間違いなしです♪ちょっと不思議な空間のお茶屋さん、台湾茶屋。市場の散策にちょっと疲れたら、少しコーヒーとトーストで休憩して、どっぷり沖縄カルチャーに浸ってみては如何でしょうか(^^)台湾茶屋住所:沖縄県那覇市牧志3-3-16電話:098-863-0331営業:11:30~18:00定休:不定休牧志公設市場を右手に見ながら、左を注目。途中でお店が途切れるところがあります。そこを左に入ると、休憩スペースがあって、そのすぐそばにあります。是非、見つけてみてください!ここはアジアの異空間!
2008.10.07
閲覧総数 1389
12

今日は、安渓鉄観音と木柵鉄観音を比較してみました。元々、台湾の木柵鉄観音の苗木は、福建省の安渓から来ています。同じ品種ですので、基本的には同じお茶になるはず・・・なのですが、先日の中国茶と台湾茶でもご説明したとおり、1895年以降、台湾は中国大陸と文化的に切り離されてしまいました。その後、100年あまりの間に、鉄観音はそれぞれの地域で独自に進化を遂げてきました。そのため、現在入手できる鉄観音を大きく分けると、・現代の安渓鉄観音凍頂烏龍茶の影響を受け、発酵も焙煎も軽くなった。緑茶文化圏にも受け入れられ大ブームに。・伝統製法の安渓鉄観音焙煎の強い鉄観音。中心地は香港。香港の茶商が再焙煎をかけ出荷していた。現在も華僑が愛飲。・台湾の木柵鉄観音19世紀当時の安渓鉄観音の製法を引き継ぎ、台湾で独自発展していった。の3つぐらいのパターンになります。烏龍茶は発酵と焙煎が違うと、全く異なった個性(味わい・香り・水色)を持ったお茶に仕上がります。そのため、同じ”鉄観音”という名前でも、人によってイメージするお茶が違ったりします。それを整理しようというのが今回の試みです。皆さんの頭の中にある、鉄観音のイメージ(水色・香り・味など)を思い起こしながら、ご覧ください(^^)#本当は、お茶会で香りや味を体感いただくのが、いちばん良いのですけれど。ネットではそうも行きませんから(汗)今回、比較したお茶は3種類。・現代の安渓鉄観音・伝統製法の安渓鉄観音・木柵鉄観音です。水色をきっちり見たいので、鑑定杯を使うことにしました。しかしこれらのお茶が全部、家のストックで揃うところが、恐ろしい(((((^^;#一応、テーマ性を持ってお茶を買ってるんで、こうなるんですね。最初に、現代の安渓鉄観音。安渓鉄観音2006・秋 特選(桃花源)昨日、冷茶で淹れた2006年の秋茶です。色は落ちていますが、緑がかった発酵も焙煎も軽いお茶です。鑑定杯で水色を見るとこうなります(今回は青茶の方法ではなく通用法で見ます)薄いグリーンに少し黄色が混じった茶水です。香りはクチナシの香りといいますか、かなり軽やかです。ちょっと草っぽい青さも混じっています。味わいは少し酸味を感じます。古いからというわけではなく、おそらく鉄観音独特の酸味だと思います。爽やかな飲み口でいて、口の中に戻ってくる甘みもあるという、美味しいお茶です。次に、伝統製法の安渓鉄観音。安渓鉄観音 伝承 2007年冬(華泰茶荘)現代安渓鉄観音と比較してみると、少し色が黒っぽいですね。右が現代安渓、左が伝統安渓です。それでも緑っぽさは残っています。現代安渓と比較すると、発酵も焙煎も高めになっています。鑑定杯で水色を見るとこうなります。先程とはうってかわって、橙色になります。伝統製法は、発酵も焙煎も高めになっているのです。香りは少し甘い香りに変わっていて、青さは感じられません。味わいも酸味は感じられず、蜜のような甘さが感じられます。これ、美味しいかも♪そして、台湾の木柵鉄観音。木柵鉄観音(新純香)焙煎がかなり効いているので、かなり小さくきつくまとまっています。伝統安渓に見られたような青さは全く感じられません。茶色というのがぴったりの表現です。鑑定杯で水色を見るとこうなります。さらに色は深くなって、橙からアンズ色に近い色になります。木柵鉄観音の方が、発酵も焙煎も高めになっているのです。香りは熟した果実の香りに変わっています。青さは全く感じられません。かなり揉捻がきつく、焙煎も強かったためか、あまり茶質が出てきておらず、あっさりしていますが、余韻で果実のような甘さが残るお茶です。現代安渓にあったような刺激性は皆無ですね。・・・とまあ、全く違う水色、全く違う個性のお茶に出るんですね。もう一度整理しますと、まず茶葉。右が現代安渓、上が伝統安渓、左が木柵です。水色も同じように並べてみました。並べてみると、全然違いますよね(^^;)そして、いちばん色々なことが分かりやすいのが茶殻です。現代の安渓鉄観音は、青々とした茶殻です。台湾の高山茶などと違って、綺麗な葉っぱの形に戻るのではなく、安渓鉄観音は葉っぱの部分が所々ちぎれています。これは揉捻を行う時に袋に入れて叩くんですね。その際に葉っぱがちぎれて茶質が出やすくなるようになっています。安渓で作られたお茶の特徴です。それにしても青い。葉っぱの周りが少し赤くなっていますが、その部分が発酵しているところです。ごくわずかですね。そして伝統製法ですが、同じように葉っぱがちぎれています。しかし、少し赤っぽさが増しています。発酵度が高いということですね。昔の安渓はこのくらいの発酵度だったんでしょうね。そして、焙煎が加わっている分だけ、葉っぱの開きが悪くなっています。で、木柵鉄観音。木柵鉄観音は、焙煎しては休ませ、また焙煎して休ませ、という感じで、焙煎を数回、1ヶ月間ぐらいかけて行います(詳しくは台湾茶ドットネットさんなどを参照ください)。念入りな焙煎をするお茶なのです。そんなふうに焙煎がかなり効いているので、茶葉が開ききりませんでした(^^;)しかし、茶殻を見てみると、安渓と違って周りがちぎれていません。葉の形が残っています。このへんが安渓の製茶法と違うところですね。安渓産の鉄観音を木柵で焙煎して木柵鉄観音として出荷しているものもあるそうですが、茶殻を見れば一発で見破れる?わけです。#ああ、こういうことを書くと、またお茶屋さんに嫌われる(汗)と、全然個性の違う3種類のお茶でした。伝統製法は、本当は香港の茶荘のものが入手できれば良かったのですが、おそらく同じような傾向になると思います。お持ちの方はチェックしてみてください。今回は3種類でやりましたが、ここから飲み比べをさらに深めるとすれば、ちょっと思いつくだけでも、・安渓鉄観音の春茶と秋茶の香り・味わいの違い・安渓鉄観音と黄金桂、毛蟹、本山など色種との比較・安渓産地別(祥華、感徳、西坪etc...)の比較・安渓鉄観音・茶荘の焙煎別・木柵鉄観音の春茶と冬茶の香り・味わいの違い・木柵正叢鉄観音と佛手、梅占などとの比較・木柵鉄観音の原料茶産地別の比較(木柵産、阿里山産、安渓産etc...)・・・と、まあ、いくらでも思いつきます(^^;)実は飲み比べていくと、鉄観音という品種は本当に凄い品種だなぁと感服させられるのです。面白いお茶です、鉄観音。#教材の調達に一苦労しそうなテーマもありますが、興味のある方はご一報ください。お茶会にします(笑)飲み比べは楽しい♪現代安渓伝統安渓流行の闘茶でも♪
2008.06.21
閲覧総数 2955
13

最近、台湾茶ばかり飲んでいる、あるきちです。#中国関連のちょっとショックな映像と本を読んでしまいまして。私は中国に対しては、懸念をしつつも温かく見守りたいと思っていますが、さしもの私も問題の深さに今ドン引き中です(-_-;)上園茶荘で買ってきた梨山茶・翠巒の冬片と不知春を淹れました。翠巒(すいれん)は、梨山の街の上にある福寿山農場。その山を隔てた反対側にあります。福寿山農場の一番高いところに、天池という池があります。ここには蒋介石もよく訪れたという”達観亭”という池を見渡す東屋のような建物があり、福寿山農場のシンボル的存在です。#福寿山農場の売店で、福寿長春茶の2缶パック(4両=150g)を買うと達観亭の写真が入った箱に入れてくれます。そこがちょうど山のピークになっていまして、その向こうへ降りていくと、行政区分は台中縣和平郷から南投縣仁愛郷に変わります。梨山茶は、すっかりブランドになっていますので、南投縣側でも、一般的には梨山茶として販売されている産地がいくつかあります。華崗、翠巒などがそれに当たります。もっとも、ここまで細かく産地を書くお店は相当少ないですけどね(^^;)新しく開発された茶畑なので、土壌が新しいのでしょう。土壌が新しいと、養分が豊富なので味わいにパンチが出てきます。そんなわけで、梨山の中では上園茶荘の林さんのお気に入り?らしく、ここの冬片と不知春を買ってきたのです。冬片(とうへん)は、冬茶のあとに少しだけ採れるお茶、不知春(ふちしゅん)は春茶の製茶前、早春にごく少量採れるお茶です。#今年のものか少し怪しい気もしますが、美味いので良いのです。この2つのお茶、産地が一緒でも季節が違う分だけ、個性が違います。その辺を比べながら、ちょっと飲んでみたわけです。まずは冬片。口に含むと、トロリとした茶水。圧倒的な旨味があります(^^)煎を重ねて飲んでいくと、喉全体が聞香杯になったかのように、飲むごとに香りが蓄積されていきます。これは文句なく美味しい♪香り先行ではなく、どちらかというと旨さ先行なんですね。ジンワリとした旨味が先に来て、喉に落ちてから香りが戻ってくるようなそんな印象のお茶です。そして不知春。口に含むと、やはりトロリとした茶水。しかし、先行してやってくるのは華やかな香り。香りが際だっています。ただ、口の中に残る甘さの余韻はかなりのもの。香りが先行していますが、しっかりと旨さもあります。ただ、冬片と比べるとやや薄味。それでも、実力はかなりのもので、煎を重ねて飲んでいくと、やはりこちらも喉が聞香杯状態に。これまた美味いのです♪そして、両者をブレンドしてみると、香りは驚く程高く、滋味は複雑に変化する、それはそれは美味しいお茶に化けます。冬片の旨味部分と不知春の香りの部分という良さはそのままに、そこに冬片の香りと不知春の旨味が加わっているので、ビックリするぐらい香りと味の厚みが増すんですね。うーん、ハイエンドな台湾茶はやはり旨い!・・・ということで、しばらくは台湾茶三昧の予定のあるきち。暑くなってきましたが、熱いお茶を飲んで目一杯汗をかくのも、かえって爽快な気分になるものです。新茶も届く予定ですし、美味しいお茶をバンバン飲みますよ~台湾茶はやはり美味しい~
2008.07.04
閲覧総数 1052
14

昨日は、電気の供給量が心配になるほど暑い一日だった東京地方。しかし、そんな暑い中でも、どーしても食べたくなって、ちょっと歩いてこちらのお菓子屋さんまで行ってきました。亀十浅草の雷門の近くにある和菓子屋さんです。ここの名物といえば、こちら。亀十のどら焼きここのどら焼きはとても大きい。恒例の大きさ比較そして、何より特徴があるのが「皮」。どら焼き、表面がしっかり焼いてあるのが多い中で、これはどちらかというと色は薄く見えます。そしてふんわりしています。というのも、表面を焼いたのをひっくり返して使っているのだとか。パンケーキに近いような柔らかな食感で、生地自体も少し甘めで、これがまた美味しいのですちょっと割って食べてみましょう。餡もほどよい甘さで、美味しい~お値段はちょっと張りますが、林家正蔵師匠も絶賛の一品。浅草にお越しの際は是非お試しを。亀十住所:東京都台東区雷門2-18-11(雷門を背にして、道路渡って左側)TEL:03-3841-2210 営業:10:00~20:30 定休:第1月曜日・第3月曜日 どら焼き 1個275円(白あんもあります)さて、中国緑茶を飲むキャンペーン。第2弾は、安化松針(あんかしょうしん)。湖南省の安化県のお茶です。こいつは、なかなかマイナーですねぇ(^^;)湖南省という省自体が、あまり日本人には馴染みがありません。私も、湖南料理ぐらいしか知らない。。。そして、湖南省のお茶といえば、思いつくのは君山銀針ぐらい。でも、このお茶は湖南省を代表する銘茶なのだそうです。#詳しくはこのお茶の出元のオーナーさんのところで(こちら)。こういうマイナー茶でも買い付けに行くところがスゴイ((((((^^;茶葉は、「松針」という名前の通り細いのです。安化松針産毛が多いのが特徴ですね~。こういうお茶は甘いんだよなぁ。うん(^^)#碧螺春とか。ちなみに、このお茶、一級・特級・貢品と3グレードをセットで送ってもらったのですが、明らかに産毛の量が違うんですね。そして、飲み比べてみると、やはり違うんですよ。#そこまでやると、あまりにマニアックすぎるので、今回は割愛(苦笑)写真のは貢品なのですが、ガラス蓋碗で入れてみますと、やはり産毛の多さもあって、茶水は少し白っぽくなります。でも、徐々に澄んできますね。お味ですが、ちょっと煙っぽい感じの緑茶です。ちょっと苦味もありますが、しかし、後味が甘いのです♪#都均毛尖あたりに近いですね。なんというか、油っぽいものを食べた時には、口の中をさっぱりさせる効果もあって、最高かもしれません。点心でいったら、ゴマ饅頭とか。そういえば、湖南料理はちょっと油がきつめの料理が多いので、よく合うのかもしれません。#蜂蜜漬けの中国ハムサンドとか美味しいんですよね~中国茶は、当地の料理に合うように作られていますので、なるほど納得な感じでした。ちょっと、珍しいお茶を飲んでみたい方は是非お試し下さい♪#でも、日本人受けは、あまりしなさそうですけどねぇ(^^;)今日のお茶:木柵鐵観音(新純香)、安化松針 貢品(チャイニーズライフ中国茶通販)今日は松本へ日帰り出張~
2007.08.22
閲覧総数 286
15

噂の2店舗を訪問し、そのまま、西の方を攻略することにしました。とはいえ、軽く何か食べたい・・・ということで、西門町へ。向かったのはこちら。超・有名店の阿宗麺線です。基本、椅子無し・立ち食い上等!な、お店です。こちらのカウンターで大きいのか小さいのかを聞かれます。大きいの(大碗)を注文しました。日本人と見るや、お兄さんが気を利かせて「香菜は?」と聞いてきます。無いと物足りないと思うのですが、苦手な方は外してもらえるみたいです。少々待つと、このような感じで出てきます。大腸麺線大腸と書かれると、日本人には「えっ、ちょっとグロテスク?」と思われるかもしれませんが、要は「モツ」です。モツ入り汁そうめんといった感じのお料理です。カツオのダシが、ひじょーに効いております。日本人好みです。このスープに絡まった柔らかな麺線とモツのクニュクニュした食感が、なかなか面白くて良いです(^^)立ち食いそば感覚で食べられる、まさに小吃な感じでした。阿宗麺線住所:台北市峨嵋街8號之1営業:10:30~22:30(金~日は23:00まで)MRT西門駅から徒歩2分ここから歩いて、ガイドブックに掲載されていることでも有名な峰圃茶荘へ。日本人観光客御用達なお店です。以前の旧店舗から、やや西門寄りに移転しています。建て替えに4年ぐらいかかるので、それまでの暫定店舗として営業するそうです。さて、台北のお茶屋さんには色々なジャンルがあります。天仁茗茶のようなチェーン店もあれば、観光客相手のお茶屋さん、老舗の問屋さん、こだわりのお茶屋さんなどなど。ディープなお茶好きさんは、こだわりのお茶屋さんに行くことがほとんどでしょう。ただ、そういうところは個性も強かったり、観光客には買いにくかったりします(販売ロットの大きさ、パッケージ、試飲の方法、時間がかかる、日本語通用度、接客etc...)。そこで、ライトなお茶好きさんには、観光客相手のお茶屋さんの中でも、商品がある程度しっかりしているところをお薦めしています。今のところ、このジャンルで該当するのは新純香ぐらいなので、似たジャンルのお店をもう少し開拓したいと思って訪問してみました。私の分類でいくと、こちらは老舗ながらも観光客(特に日本人観光客)向けに振られたお店です。観光客向けのお茶屋さんというのは結構曲者でして、真っ当なお茶を売るところとそうでないところがあります。”真っ当”というのは、この場合は着香やら産地詐称(ベトナム産など)ではないことを指します。さて、こちらは一体どうでしょうか・・・お店に伺ってみると、ここのお店の名物会長である?炳照さんが、日本人観光客相手に試飲を行っていました。そこに混ぜてもらって試飲します。雀尖という阿里山の烏龍茶を飲みました。これが一番のお薦めのお茶のようです。お味ですが、透明感はあります。商品の名前の通り、柔らかい茶葉で作っている感じが伝わってきます。茶壺で淹れてくれるので、雑味も少なく、悪くないお茶だと思います。が、とりたてて良くもない、というのが率直な印象です。観光客にとって、お茶屋さんの良し悪しというのは、お茶の味が良い、安いということばかりではありません。お茶屋さんの魅力には、お店の方とお茶を飲みつつ、コミュニケーションを取りながら、買い物をする楽しさ、というのもあります。その点に注目してみると、このお店はかなりレベルが高いのです。まず、?さんは、相手がお茶に詳しくなくても、全然問題なく話を進めていけますし、話題も豊富です。また、観光客が買いやすい・買いたくなる商品をきちんと用意しています。個人的には、マイタケチップスの取り扱いがあることが、評価が高いです。塩味のほかにもワサビ味、胡椒味などもあり、ついついたくさん買いたくなります(笑)こうした日本人観光客にとっての買いやすさ・お買い物のしやすさは、本当に「さすが」と感心します。一般の観光客からすると、お茶の味が平均レベルだとしても、総合的には良いお店になると思います。台湾に観光あるいは出張で来て、「あまりお茶は詳しくないけれども、お土産にお茶を少し買って帰りたい」という方には、最適のお店かもしれません。少なくとも、ツアーで連れて行かれるお土産物屋で買うよりは、品質的に安心かつリーズナブルだと思います。ただ、「お茶にディープにハマってみたいかも」という方には、違うお店をお薦めしたいと思います。峰圃茶荘住所:台北市漢口街一段86號電話:02-2311-7217営業:9:00~21:00(日曜19:00迄)続く。にほんブログ村お茶屋さんも用途次第です
2012.07.17
閲覧総数 1444
16

帯広市内南部の住宅地の中に、一軒家を改装した中国茶のお店があります。桃源茶楼さんです。日曜喫茶館のオーナーさんから「帯広にも中国茶のお店ができたんですよ」とのことで伺ったお店です。住宅地の中で表通りに面していないので、カーナビなどを使っていった方が良いかもしれません。お店は一軒家を改装した感じで、玄関で靴を脱いで上がるスタイル。1階部分がお店になっており、10数席ほどのお店です。お店にお邪魔してみたら、オーナーさんとは、一度研修をご一緒していたことが判明しましたwご主人が中国茶アドバイザー/インストラクターの資格を取得されており、お茶担当。市内のカルチャースクールなどでも中国茶を教えているそうです。そして、奥様がお料理担当と、ご夫婦で経営されています。ランチ時だったので、まずはおまかせランチを注文。お料理は、新鮮な地元・十勝の野菜を中心にした家庭料理です。少量ずつ盛りつけてあるので、一皿でたくさんの種類を食べられます。お野菜はあちこちの産地直売所を回り、新鮮なものを揃えて提供しているとのこと。どの野菜も味が濃厚でフレッシュ感があり、十勝の自然の恵みを目一杯感じられるのではないかと。あちこち旅行すると分かりますが、意外にこうした地元産の野菜をふんだんに提供しているお店ってのは少ないんですよね。そういう意味ではランチの場所としても貴重ですね。デザートも付きました。こちらも地元のトマトを使ったトマトゼリー。甘みたっぷりトマトがそのまま生きていて、これはさすがに地元ならではだと思います。これにお茶が付いて900円というお値打ちの価格設定です。お得すぎる。で、差額をお支払いすると工夫茶に変更できるとのことで、そちらをお願いしてみました。茶譜を見せていただくと、私が訪問したときで27種類!これだけバリエーションを揃えているお店は、なかなか少ないのではないかと。半分ぐらいは青茶なので、様々な香りのお茶を楽しむことができます。お茶はこんな感じの工夫茶器のセットで。テーブルに電茶壺が備え付けられているので、自分のペースで楽しめます。もちろん、一煎目はオーナーさんに淹れてもらうことができます。ここの台湾茶系統、凍頂とか高山烏龍茶は、なかなかオススメできると思いますね。中国茶教室などもされているそうなので、地元の方は中国茶を知るためのお店としても。観光の方は、美味しい十勝のランチを楽しみながらゆっくりお茶をできる店として。道東には中国茶のお店があまり無いので、貴重なお店だと思います。桃源茶楼住所:北海道帯広市西16条南35丁目4-3 電話:0155-47-6466営業:10:00~18:00(ランチは11:30~13:30)定休:火曜日・水曜日http://togencha.com/中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村十勝の野菜とお茶を満喫(^^)
2014.05.19
閲覧総数 910
17

どうも、ごまかしようがないようなので、開き直って品種の飲み比べを続けます(爆)えーと、この辺で、私がこんなに品種ふぇち?な理由を明かしておかなければなりますまい。私、元々お茶のお勉強をしようと思った理由は、”現地で間違いないお茶を買いたい”と思ったからです。色々なお店で、例えば”東方美人”と指定しても、全然個性の違うものが出てきます。その度にお店で試飲するのですが、飲んでみてから「これ、欲しいのと違うよなー」と思うことも、しばしば。それでも試飲をしてしまうと、申し訳なくて、お買い上げしたりしてしまいます。。。ええ、私、小心者なので。でも、それはやはり悔しい(^^;)で、色々飲むことを続け、あれやこれやお茶屋さんからの耳学問や某所のインストラクターコースや評茶員講座などで勉強してみたわけです。そうしているうちに、お茶の個性を大きく決めているのは、いくつかの要素があることに気づきました。お店で飲ませてもらう前に、そういう要素をヒアリングすれば、「案外、ブレのないお茶が出てくる」ということを実感。お茶が出てくる前に、いくつかヒアリングして、「あ、欲しいのと違う」と思えば、試飲しなければいいのです。そうすれば買わなくて済む。おお、なんたる節約!(笑)#ただし、「仕事はお茶関係?」と聞かれるリスクは確実に高くなりますwその要素というのが、大きく分けると、・お茶の製法(製造工程、発酵程度、殺青方法、乾燥の仕方など)・品種・季節(収穫時期)・土地の味(土壌・標高・気候などの環境条件)の4種類。あとはこれに焙煎程度だったり、何年寝かせたかだったりを組み合わせていくと、大体の味のイメージは、おぼろげながら見えてきます。#だから、お茶屋さんで飲む前に色々聞きます。もしくは、そういうものがきちんと情報開示されているネットショップさんからしかお茶を買いません。こういう演繹法的なアプローチと量を飲んでいく帰納法的なアプローチを組み合わせれば、自分の欲しいお茶に効率よくたどり着けるのではないかと思うのです。お茶の製法というのは、大体、茶名を聞けば分かります。一度飲んだことがあるお茶なら、大体のイメージがつくわけです。凍頂烏龍なら丸まっている半球状のお茶で香りのイメージはこういうものだな、とか。龍井茶なら、ちょっと豆っぽかったり栗っぽかったりする香りがあって、味のパターンはこうだな、とか。製茶が上手いかどうかも入ってきますが、これは茶葉を見せてもらえば、見分けるのはそんなに難しくありません。季節も分かりやすい。春茶と冬茶(あるいは秋茶)、その季節の中でも早いか遅いかによって、どういう味わいの傾向になるのかは掴みやすいのです。一度、飲み比べをしてみると、すぐにイメージがつきます。土地の味は、あまりに産地が多すぎて、これは飲んでみないと分からない(笑)それこそ星の数ほどあるので、これは常人が追いかけるのは無理。仕入れを専門にされているプロの方なら必要でしょうけど、私はあくまで一消費者なので。・・・ということで、研究しがいがあるのは、品種。日本だと、お茶の品種といえば、やぶきたの一本かぶりで、ディープインパクトも真っ青な単勝支持率なのですが(^^;)、中国茶や台湾茶の場合は、同じお茶でも様々な品種から作られたりします(品種名が名前になっているお茶は除く)品種の違いについては、リンゴを思い浮かべていただくと良いのですが、生で食べて美味しいリンゴの品種とアップルパイや焼きリンゴにして美味しい品種は違います。生で美味しいのは、ふじのような品種でしょうし、アップルパイにするなら少し酸味のある紅玉の方が美味しいわけです。#すごいページを発見(青森のリンゴの品種)。青森だけでも、これだけ品種があるんですねぇ。お茶も全く一緒で、それぞれのお茶を作るのに向いている品種・向いていない品種もありますし、品種からもたらされる味の個性というのは比較的分かりやすいし、ブレにくい。そんなわけで、「品種の特徴を押さえておけば、きちんとしたのが買えるかも♪」と思ったわけです。ええ、だからマニアックな品種の東方美人を買い集めて、飲み比べているわけです。どの品種が、どのような傾向の味に出やすくて、自分に合うのかを確かめるために。#もっとも、やり始めたら、ものすごい数の品種があることが分かり、なおかつ新品種も続々と生まれているので、これはこれで大変だということが分かったのですけれども((((((^^;ということで、今日の品種は、白鷺(しらさぎ)。台湾の茶業試験場の開発品種で、台茶17号という品種です。台茶12号が金萱、台茶13号が翠玉、台茶18号が紅玉と呼ばれているのと同じで、17号は白鷺という名前なんですね。白い産毛の多さから東方美人のブレンド用にもよく使われる白毛猴を掛け合わせているので、白っぽい産毛が特徴の品種です。まだまだ生産量はそんなに多くないので、今後に期待できる品種かもしれません。茶葉です。やはり白毛猴の良いところである白毫の多さは、この品種にも受け継がれています。白っぽい産毛がたくさん見えます。とても香り立ちが良く、青心大有で作られたものとよく似ている気がするのですが、味わっていってみると、違いが見えてきます。白鷺で作った東方美人は、蜜は蜜でも、蜂蜜ではなく、果物の蜜に近いような気がします。微妙な差なんですけど。全体的に、味はさっぱりとした感じに仕上がっています。このへんは、以前飲んだ、白毛猴から作られた東方美人によく似ています。品種改良を経ても、親の個性は受け継がれるというところでしょうか。今日のお茶:東方美人・台茶17号(蘭亭)品種比べは楽しい♪
2008.09.13
閲覧総数 1391
18

南海の堺東駅とJR堺市駅のちょうど中間ぐらいの住宅街。三国ヶ丘小学校の近くに中国茶と焼き菓子のお店があります。こちらの琥珀茶菓(こはくちゃか)は、パティシエールさんがオーナーを務めるお店。大阪市内の有名パティスリーで修行後、こちらのお店を立ち上げたそうです。洋菓子畑の方が紅茶やコーヒーではなく、なぜ中国茶?と思いますよね。オーナーさんは、上海への留学経験があり、その時以来の中国茶のファンなのだそうです。お店では、店内で焼かれたお菓子(主に焼き菓子)と中国茶の販売と喫茶をしています。喫茶は、3テーブル10席ほどのイートインスペースで、お菓子と中国茶をともに楽しむことができます。店舗の前面がガラス張りのお店の佇まいから、オーナーさんの雰囲気そのままの”可愛らしいお菓子屋さん”という印象を持ってしまいがちなのですが、侮ってはいけません。お店の看板には「中国茶&焼き菓子」と「中国茶」が前に書いてあるように、お茶へのこだわりがなかなか硬派なのです(^^)今回は喫茶でお邪魔しました。茶譜を見せていただくと、二十数種類のお茶が並んでいます。毎シーズン、上海の茶葉市場にオーナーさんが仕入れに行っているそうです。ちゃんと正規の輸入手続きを踏んでいるので、そのへんも安心できるのではないかと。日本で一般に「中国茶」というと烏龍茶のイメージが強いですし、おそらく愛好者が多いのは烏龍茶でしょう。が、こちらのお店は紅茶、花茶、黒茶、白茶が中心です。このへんのお茶を敢えて選んでくるところは好感を持ちますね。お菓子に合わせるのであれば、紅茶や黒茶ってのは、烏龍茶以上にマッチしますから。ラインナップは、仕入れの都度変わるようですが、紅茶では話題の妃子笑、金駿眉などがあったり、黒茶はプーアル茶の生茶、熟茶だけでなく、茯磚茶などもありました。このへんから見ても「お菓子屋さんが中国茶をちょっと置いている」というレベルでは無いことが感じられます。少し悩みまして陳年プーアルを注文しました。お茶はこのようにオーナーさんが一煎一煎、淹れてくれます。茶海のお茶が無くなったタイミングでススッと現れて、お茶を淹れてくれました。オーナーさんの接客も丁寧なので、”美味しい中国茶は楽しんでみたいんだけど、自分で淹れるのはちょっと不安で・・・”という方でも安心して、中国茶に挑戦できそうです(^^)#私のような”大茶飲み”が来ると、申し訳ない感じですが(^^;)肝心のお茶の品質ですが、なかなかのクオリティだと思います。陳年プーアル茶に関していえば、甘みを感じるような丸さもありながらも、雑味などが本当に少ないタイプです。プーアル茶初心者の方でも飲みつけている人でも納得のお茶ではないかと。なんとなく感じるのは、上のランクの美味しいお茶を知っている人が選びそうなお茶だな、ということですね。良いお茶に共通するような透明感を大事にしたお茶選びをされているんじゃないのかな、と。それからお茶請け。店内で販売しているお菓子は、イートインとして食べていくことが出来ます。気になったお菓子をテーブルに持って行くと、こんな感じでお皿に載せて提供してくれました。左側の小さいものは塩クルミ。甘さは控えめで、程良く水分が取られる系のお菓子なので、お茶がどんどん進みます。まさにお茶請けの鑑(^^)右側の大きめのものは、五香杏仁。中華風な焼き菓子です。食べてみたら、様々なナッツが詰まっていてお得な感じがします。さらに、ほんのりと五香粉の香りがあって、これは新しいですね~。お菓子には、甘さ控えめのものとガッツリ甘いのがあります。このお菓子は甘いですよ~、と説明もしてくれるので、お茶に合わせたお菓子選びも楽しいのではないかと。このほか、夏期限定でアイスクリームもあるそうです。夏場はアイスクリームを食べながら、熱いお茶も楽しむってのも、なかなか良さそうです。こちら、予算に応じてお菓子の詰め合わせなども作ってもらえます。個人的には、お茶会やお茶好きさん宅への手土産としても最適じゃないかと。茶葉もクオリティがなかなか高いので、セットで持って行けば、お茶好きさんにも満足いただけると思います☆琥珀茶菓(こはくちゃか)住所:大阪府堺市堺区中三国ヶ丘町5丁2-1電話:072-267-4855営業:10:00~18:30定休:火曜日、第1・3水曜日http://kohachaka.exblog.jp/中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村お茶もお菓子も本格派(^^)
2015.05.20
閲覧総数 2417
19

さらに西へ。かつて、台北は淡水河の水運で栄えていました。茶が台湾の主要輸出品目として経済を支えていた頃には、その港の近くにあった大稻[土呈]地区に、多くの茶商が店を構え、ここから茶葉を輸出していました。その名残で、迪化街や重慶北路の間ぐらいの地域には、老舗の茶荘の本店が軒を連ねています。この地区は、どちらかというと、ハイエンドなお茶というよりは庶民的なリーズナブルなお茶を求める方に向いているお店が多いと思います。<恵美壽名優茶>FOODEXにも来日していた黄正敏さんのお店です。本もお茶も頂いたので、そのお礼がてらにと思って訪問しましたが、あいにく黄さんは外出中で不在。奥様?と思しき方がいらっしゃって、色々お話しました。日本からの研修団を受け入れてる話やら、日本のどことつきあいがある、とか。この近くのホテルで良いところがあって、うちの名前を出せば安く泊まれる!るとか、迪化街に行ったらこれを買うと良い!とか。まあ、世間話が多かったんですが(^^;)近くの典蔵陶芸の朱さんと同じ、典型的な台湾の人懐っこいおばさまという感じの方です。とても良い方です。お茶ですが、「何を飲みたい?」を聞かれたので、「高山茶はあります?」と聞いたところ、出てきたのは杉林渓。冬茶だそうですが、かなりの上級品でした。おっ、こりゃ期待できそう♪で、東方美人もオススメされましたが、普及価格帯のものだったので、イマイチ手が伸びず。悪くはないんですけど、美味しいのをさんざん飲んできたあとだったので。東方美人の基本的な説明を聞きました。グアバ茶も勧められて、糖尿によいのだ!と押して来られましたが、まあ、私のことなので。。。(^^;)ひとしきりお茶を飲んで、ほどほどのところで杉林渓を買い、切り上げました。「黄さんに来たことを伝えておくから、名前を書いて!」と言われて、簡単にサインをして帰ってきました。たぶん、次回来たときに役に立つでしょう。恵美壽名優茶住所:台北市寧夏路115号 電話:(02)2553-7815 営業:8:00~19:00 定休:土曜・日曜日本語:黄さんはOK<林華泰茶行>もう、あまり紹介する内容もないのですが(笑)茶農出身だけあって、農家からの信頼が厚い老舗の茶荘です。#映画『闘茶』で、香川照之が台湾に初めてやってきたシーンで撮影に使われたのは、ここの店です。このお店は、大きなドラム缶の中に茶葉が入っていて、試飲は無し。品質を判断するのは、茶葉を見るしかありません。全般的にリーズナブルな商品が多く、地元の人が数斤単位で買っていく、庶民のお茶屋さんです(最低ロットは150g~)。庶民のお茶屋さんの雰囲気を知るには、良いお店だと思います。1斤1000元以上は高級茶の扱いになり、そのクラスを買おうと思うと、奥にある小部屋へ案内されます。日本人は大体こちらで買うことが多いように感じます。高山茶からジャスミン茶、紅茶まで色々揃っていますが、その中でも、文山地区の出ということもあり、清茶(文山包種茶)はコストパフォーマンスが良いと思います。包装は、ビニール袋に入れるだけの、ものすごく簡易な包装なのですが、缶代(20元ぐらい)を払えば缶に詰めてくれます。なお、渋谷に来ている華泰茶荘は、本店が総統府近くの博愛路にあり、こちらはやや小口の小売りのお店。同じ華泰でもリテール部門と言いましょうか。老板同士は兄弟です。パッケージは林華泰茶行より、しっかりしているので、用途によってお店を使い分けるのが良いと思います。林華泰茶行住所:台北市重慶北路二段193号TEL:(02)2557‐3506営業:07:30~21:00定休:なし(旧正月は休み)日本語:少ししゃべれる方がいます以上、台北のお茶屋巡りでした。#都合上、今回行ってないお店や行ったお店でも書いてないところがあります。ご了承ください。次はいよいよ東方美人の産地へ向かいます。続く。いよいよ茶産地へ
2009.06.22
閲覧総数 1470
20

<2017年12月31日追記>こちらの最新版の記事を、新ブログに掲載しています。台湾でお茶を買うノウハウ2018(2)お店選び編(台北版・その1)お店の移転情報なども掲載していますので、上記リンクよりご覧下さい。GW特別企画、次はお待ちかね?の、お店選び編です。おそらく多くの人が訪れ、MRT網が発達して移動も便利な台北版をお届けします。<個性的なお店が多数>まず、台北の街中には、お茶屋さんが星の数ほどあります。通りを10分も歩けば、数軒のお茶屋さんを見かけることでしょう。それぞれのお店が、さまざまな個性を持っていますので、この中から良いお店をピックアップするのは、至難の業です。日本人向けという観点では、台北ナビや旅々台北などに、たくさんのお店が紹介されています。が、記事を読むと、どこも良さそうに書いてあります。半分広告なので、仕方ありません。「本当のところ、どこが良いの?」というのが、気になるところかと思います。全部のお茶屋さんを回ったわけではないので、あくまで個人的な感想レベルですが、いくつかオススメのお茶屋さんをピックアップしてみたいと思います。<初台湾・初お茶屋さんという方向け>「初めて台湾に行きます」「あまりお茶は詳しくありません」「中国語もわかりません」という場合は、とにかく楽しくお茶を選んでいただけそうなお店がよいかと思います。日本語の通用度も高めで、初心者の来店に慣れている店が選択基準になります。これはガイドブックに載っているようなお店(非チェーン店・チェーン店・土産物店)だったら、大抵条件を満たしています。ただし、残念なことにこのようなお店が必ずしも、品質の良いお茶を扱っているとは限りません。中には、客の知識が無いのを見越して、あまり良くない茶葉を売っているお店もあります。#名前は伏せますが、私のような客が行くと煙たがられますwそんな中、確かなお茶を扱っている印象のあるお店として、こちらをご紹介します。新純香茶業最寄り駅:MRT中山駅訪問レポ:2007年・買い方ガイド付き 2009年 2011年こちらのお店は試飲も出来ますし、その際にこのお店オリジナルのお茶請けまで出てきます。きのこチップ類は、台湾リピーターの方にも人気で、わざわざここへ出かけて買ってくるほどです。お茶請け付きの試飲スタイルは、土産物屋的お茶屋さんで多いパターンなのですが、こちらは出てくるお茶がきちんとしたものばかりなので、安心できます。ほとんどのお茶が揃いますが、特に高山烏龍茶や文山包種茶など、清らかな香りのお茶が得意分野だと思います。日本人向けの買いやすさ・サービスの良さとお茶の品質を両立させている貴重なお店です。もちろん、そのサービス分はお茶の価格に若干乗っているわけですが、納得できるレベルだと思います。たくさん買うと、おまけが付いてきたりもするので、さほど気にならないかと。#土産物屋的お茶屋では、サービスはいいけど、価格が高く茶葉もプアというのが良くあります。ライトなお茶好きさんであれば、ハッキリ言って、このお店だけで十分かと思うのですが、「手早くパパッと買えるお店がいい」「おみやげ用にパッケージに凝ったものが欲しい」「まとめ買いで安く買いたい」「もう少しお茶を詳しく知りたい」「違う個性のお茶も飲んでみたい」「こだわりの茶器が欲しい」「驚くぐらい美味しいお茶を飲みたい」など、いろいろな要望が出てくると、他のお店も探検してみたくなります。そんな場合は、以下のようなお店が応えてくれるでしょう。「手早く」と「ディープに」で分けてみました。詳しい情報やお店の雰囲気は、訪問レポをお読み下さい。大体のイメージはつかめると思います。<手早くパパッと買いたい>ゆっくりとお茶を試飲して選ぶのが理想ですが、そうは言っても、観光客とは時間が無いものです。「ゆっくり試飲をして選ぶ暇はないので、パパッとある程度のお茶が買えるところ」という条件であれば、以下のようなお店が良いのではないかと思います。試飲は、行わないorできないとすると、銘柄指名買いが前提ですね。王徳傳最寄り駅:MRT中山駅訪問レポ:2009年 2011年ブティック風の店内で、パッケージもオシャレです。個人的には、凍頂烏龍茶と安尚烏龍茶をお薦めします。凍頂は爽やか、安尚はやや発酵&焙煎強めの烏龍茶です。嶢陽茶行最寄り駅:MRT中山駅訪問レポ:2009年 2011年王徳傳のとなりに並んでいるお店です。こちらもシックな店内で、パッケージも凝っています。看板茶である鉄観音茶王は、お茶ツウにも受ける品質。ピンクのレトロな缶に入っています。興華名茶最寄り駅:MRT忠孝新生駅(かなり歩きます)・永康街エリア訪問レポ:2008年鼎泰豊本店の並びにあり、入店待ちしている間にお買い物できます。工場が東方美人の産地にあるそうなので、手頃な東方美人は悪くない出来です。高山茶も澄んだ印象のお茶が多いです。林華泰茶行最寄り駅:MRT大橋頭駅(←蘆洲線の新駅。こちらが近いです)訪問レポ:2007年 2008年 2008年 2009年台湾の昔ながらの茶葉問屋の雰囲気を感じられるお店です。パッケージは簡素ですが、値段は問屋だけあって、かなり安いです。1斤1000元以上のお茶は高級品扱いで、別室の小部屋にあります。ちなみにいつもシャッターが半分閉まってますが、これで通常営業中です。早朝から営業しているので、観光客には便利です。<もう少し深くお茶を知りたい>お茶に本格的に興味を持った、そこのあなた。もう少し深い世界を知りたい方は、それなりのお店があります。その中でも、気軽に立ち寄れる、比較的ハードルの低いお店を紹介します。ここに挙げたのは、単なる観光客ではなく、お茶好きさんに行っていただきたいお店です。お茶に興味の無い方は、行ってもお互いのためになりませんので、あしからず。意翔村茶業最寄り駅:MRT忠孝新生駅(かなり歩きます)・永康街エリア訪問レポ:2006年 2007年 2008年 2009年 2011年基本は問屋さんなのですが、小売りをしてくれます(100g単位)。看板茶は、伝統的な製法の烏龍茶である古典美人茶。香りが甘いお茶です。店主の陳さんは台湾茶の本を出版されているなど、お茶については一家言をお持ちの方。初めての人には数種類のお茶をテイスティング方式で飲ませてくれ、値段も割にリーズナブルです。初心者から上級者まで受け入れる、非常に懐の深いお店です。茗心坊最寄り駅:MRT大安駅訪問レポ:2007年 2008年 2009年 2011年独自の焙煎技術を持ち、美味しいお茶をさらに美味しく仕上げる店です。焙煎のかかったお茶の優しい味は、他のお店とは一線を画したものです。高山烏龍茶のほか、プーアル茶も扱っています。プーアル茶はかび臭さとは無縁のものですので、飲む価値あります。難点は最低購入単位が大きいこと。150g~ですので、ちょっとお値段が張るかも。冶堂最寄り駅:MRT忠孝新生駅(かなり歩きます)・永康街エリア訪問レポ:2007年 2008年 2009年お茶屋さんというよりは、お茶研究室・サロンといった趣のお店。非常に穏やかな雰囲気の何さんが迎えてくれ、お茶を飲ませてくれます。雰囲気のある茶器や布、茶道具も少量置いてあります。お茶の数も少ないながら、華やかな香りの木柵鉄観音など、品質の良いものが揃っています。台湾の茶藝空間の雰囲気を知りたい方には、ぜひ。上園茶荘最寄り駅:MRT行天宮駅or中山国小駅訪問レポ:2006年 2007年 2008年 2009年 2011年台湾茶の決定版的な書籍「極める台湾茶」の監修をした林鼎洲さんのお店。日本語ペラペラのおじいさんです。まとまった時間(おそらく3時間以上はかかります)を用意して、事前に連絡してから行けば、お茶の見分け方などを熱心に講義してくださいます。店内は雑然としており、やや個性的な方ですが、お茶をもっと詳しく知りたいという方には良い勉強になるお店です。日本向けの卸もしています。明日は、初めての方なら気になるお店での買い方の話を。続く。にほんブログ村↑↑↑お役に立ちましたら、是非クリックを♪
2012.04.29
閲覧総数 65023
21

今日は、中国茶・台湾茶をお土産にもらって持て余している人には、必見の内容です。#くだらない企画を大真面目にやるのが、当ブログ流です(苦笑)。未だに、中国茶は「難しい!」「面倒!」という印象が強いらしいですねぇ。その理由を探ると、・普段は使わないような茶器を使う・お湯を入れて捨ててみたりする動作・聞香杯の存在が、どうにも難しさや面倒さを持たせているようです。でも、考えてみて下さい。向こうでは、子どもでもお茶を淹れられます。難しくはないはずです。私は台湾に行くと、必ずお茶を買ってお土産にします。その際は、最も香りのインパクトのあるであろう、四季春を大体選択します(リーズナブルですし)。しかし、差し上げた方から、飲んだ感想を聞くことは非常に少ないです。#好評なコメントを頂くと、次回はもれなく杉林渓にグレードアップなのですが(笑)おそらく、飲まれていないのだと思います。特に、単身世帯の方に渡すと、まず感想を聞きません。きっと、ホコリをかぶってしまって、そのうち捨てられてしまうのでしょうね。悲しい。。。「何で飲まないの?」と理由を問いただすと、「だって急須無いもん」「淹れ方が分からない」「面倒」ということが多いのです。美味しいのに、たった、それだけの理由で飲まれないのは勿体ない!・・・とはいえ、そのためだけに「茶器をフルセット揃えろ!」「手間かけろ!工夫茶だ!」というのは、お土産を買ってきた方の傲慢ですし。ほんの少しの投資と工夫だけで、快適なお茶ライフを過ごすことは出来ないものか。。。#私はあくまで初心者目線で行きたいと思います。そこで!全国あちこちにある、100円ショップで買い揃えた道具を使い、美味しくお茶を淹れることに挑戦してみました。名付けて、”百均茶藝”ベタだ、ベタすぎる名前だ((((((^^;ということで、家の近所にある小規模なダイソーで、色々見繕いました。買ってきたのは、以下のもの。百均茶藝ベーシックセット?これで美味しいお茶を淹れてみよう、というわけです。かかった投資は、315円(税込)ナリ。これで美味しいお茶をしばらく飲めるのなら、悪くないと思うのですが、どうでしょう?(^^)実は、最初は急須を探したのですが、やはり日本茶用の大きいものばかり。これでは、茶葉が大量に必要になってしまってリーズナブルではありません。茶漉し付きマグという手もあるのですが、それじゃ茶藝じゃないじゃないですか(←よく分からない、こだわり)。そこで、急須兼茶海として、ガムシロップピッチャーを買ってきました。ガムシロップピッチャーこれは、ゆくゆくステップアップした時のことを考えると、専門店で茶海を買うのでも良いと思います。それから、無くても良いのですが、「茶葉が口に入るのは気になる」という方が結構多いので、茶漉しをつけました。茶漉しちょっと手間ですが、雑味が少なくクリアな味になりますし、間違えて茶葉がピッチャーから出てしまっても、これで安心です♪そして少し小さめの湯飲み。茶杯として使います。湯飲み飲み終わったあとは、香りが残りますので、聞香杯の代わりにもなります(^^)湯飲みは何でも良いのですが、選ぶ際のコツとしては、口の部分が薄手になっているものの方が、口へのあたりが良く、美味しく飲めると思います。寿司屋の湯飲み茶碗のようなものでは、ちょっと厚ぼったすぎると思います。2杯以上飲む時は、少し小さめにして、注ぎ分けると良いですね。ちなみに、今回の湯飲みと茶漉しと一緒に使うとこんな感じです。超・手抜き。。。#片手で茶漉しを持ち、ピッチャーで注ぎ分けていくと、少し玄人っぽくなると思います(^^;)これらの道具を使って、美味しくお茶を淹れます。さて肝心の茶葉ですが...今回は、お土産で良くもらうであろう、台湾茶、それも凍頂烏龍茶で行ってみたいと思います。花粉の季節ですし。↑今回使ったのは、こちらの茶葉。なお、百均茶藝では、そこそこ良い茶葉を使う方が良いと思います。良い茶葉といっても、中国茶専門店で売っているベーシックグレードで結構です。目安は、50g1000円前後のものですね。スーパーの特売品は止めておきましょう。美味しくないものは、腕と道具でカバーすることが出来ますが、その2つがない場合は、良いお茶を選ぶことが一番間違いないです。中国茶は、日本茶と比較すると、ちょっと高いように思えるかもしれません。しかし、今回のセットでは、約3gの茶葉を使いますが、これでも16回以上は楽しめます。また、煎が効きますから、3gでも最低3,4煎は飲めると思います。中国茶は高いようですが、そう考えると、意外とお得ですね。ちなみに、お土産でもらうお茶は、大体、旅行に行った人が美味しくて感動して買ってくるものが多いので、十分すぎるグレードだと思います。だから、お土産のお茶を飲まないのは、とても勿体ないのです。さて、前置きはともかく、早速淹れましょう。用意するものは、先ほどのセットと沸かし立ての熱湯と茶葉。これだけです。1.ピッチャーを温める烏龍茶は高温が命!なので、面倒に思われますが、ピッチャーを熱湯で温めましょう。ピッチャーの3分の1ぐらいまでお湯を入れて、赤ワインのグラスを回すように、くるくる回します。これでピッチャー全体を温めます。2.湯飲みを温めるピッチャーを温めたお湯を、そのまま湯飲みに入れて下さい。この際、少し気どって淹れると茶藝っぽくなります(笑)3.茶葉を入れるピッチャーに茶葉を入れます。イメージはこんな感じです。底が少し見えるぐらいに敷き詰めるイメージです。これで量ってみましたら、ちょうど3gでした。4.熱湯を注ぐ熱湯をピッチャーに注ぎます。5.茶葉が開いてくるのを待つ最初茶葉が浮いていますが、それが沈みます。次に、茶葉が開き始めます。ある程度開いて、底が見えないぐらいになったら、おそらく飲み頃です。開ききってしまうと、ちょっと濃いかもしれません。味を見ながら、微調整してみて下さい。6.茶漉しをセットして茶杯に注ぐ茶漉しの上から、お茶を注ぎます。このとき、お茶は出し切るようにして下さい。そうしないと、2煎目以降が美味しくなくなります。7.完成2煎目以降は、熱湯を注いで、お湯の色を見ながら、お好みの濃さに仕上げてみて下さい。お茶を淹れるのに、キッチンタイマーなどで時間を計る必要性は、全くありません(^^;)さて、お味ですが...実は今回のお茶は、私が茶藝の試験を受けた時に使ったお茶なのですが、その当日に私が淹れたお茶よりも美味しいような...((((((^^;#自己弁護のために言っておきますと、アルコールランプの具合が悪く湯温が低かったのです。それよりは、コンロのそばで出来るこの淹れ方の方が間違いありません。しっかりと凍頂烏龍の香りも出ていますし、味もしっかりしています。茶葉の力を、100%引き出すというわけにはいきませんが、90%ぐらいは十分に出せていると思います。悪くないです。この淹れ方でも、十分に、中国茶・台湾茶の魅力は楽しめると思います。百均茶藝は、下手な茶藝でもっともらしく淹れるよりは、ずっと美味しい・・・緊張して茶藝で淹れるよりは、道具はいい加減でもきちんとコツを抑えていればお茶は美味しく入るということですね。今回のセットは、色々なお茶でも応用が利きますし、手軽で、なによりも低予算!それでいながら、お茶の濃さの調整などで、茶藝っぽい感じも楽しめます。これで美味しさに目覚めれば、本格的な茶器に移行しても良いと思います。是非、試してみて下さいね♪そして、100円ショップのこんな道具を使って淹れてみたという、皆様の百均茶藝ネタも大歓迎です(笑)<おまけ>百均茶藝で茶席の演出をしてみました。ランチョンマットと桜のリース、茶さじを加えて、早春のイメージにしてみました。アイテムを3つ足しただけですが、大分変わって見えますよね(^^)気分が大分変わりますので、何か機会がありましたら、こういうテーブルコーディネートも楽しんでみて下さい♪#もっと真面目にやれ、と怒られそうですが、予算630円なのでご容赦を(^^;)こんないい加減で良いのだろうか...
2008.02.25
閲覧総数 2289
22

敦煌駅で、夜行列車に乗り込みます。目指すはトルファン(吐魯番)。9時間半の旅です。えーっと、席は…ありました。ここです。ということで、荷物を置いて、近くの席に座ります。怪訝そうな顔で、おじさんが声をかけてきた。おじさん:(コイツ、言葉わかんねぇな)お前は何族だ?あるきち:(何族?いきなり、少数民族扱いか…(^_^;) 日本人だけど。。。おじさん:何、お前は日本人かぁ。一人で来たのか?ここで、私のステレオタイプな中国の列車の旅に対する思い込みを検証することになりました(苦笑)それは、中国の列車に乗り、外人だと分かると、いろんな人が寄ってたかって質問をしてくる。「お前は日本人が中国で何をしたか知っているか?」「お前は山口百恵を知っているか?」とか色々聞かれるらしいその結果は…いろんな人に寄ってたかって質問されたのは、その通り。人がドンドン集まってくるんですね。もう、みんな外国人に興味津々(^_^;)ただ、江沢民的な愛国心溢れるシビアな質問は無かったので、ちょっとホッとしました。#山口百恵も出てきませんでした(笑)…まあ、普通に世間話してました(^_^;)なんでも、上海から、団体旅行で新疆を3週間ほど旅するのだそうな。いわゆるお金持ちなオジサマたちのようでした。3週間の旅行というのは凄い。こっちは、1週間だというのに(-_-;)さて、外の景色は、ホントに単調な沙漠と山とトンネルの世界。最初は、雄大?とか思ってましたが、30分もすれば飽きます。やがて陽が落ち、真っ暗に。…さて、さっさと寝ますか(-_-)zzz初寝台でしたが、意外とグッスリと眠れました。始発だったこともあって、結構、清潔。…と、しばらくして、物音で目が醒めた。おじさん:到了到了(訳:着いた着いた)ん?着いたって?あるきち:ここ、どこ?(寝ぼけまなこ)おじさん:トルファンだよ。あるきち:トルファン!(一発で目が覚めた)おじさん:あれ、降りるんじゃないの?切符替えてもらった?(注)中国の列車、寝台の乗り間違えがないように、検札の時に切符と寝台の札みたいなのを交換するシステムになっています。乗って検札の時に切符を渡し、降りる前に車掌さんが返しに来てくれるのです。ただ、私は、ウルムチ行きの切符なので、ウルムチまで行くと思って、車掌さんが返しに来なかったんですね。。。あるきち:まだ。。。でも、降りる!ということで、車掌さんに、あるきち:降ります車掌:でも、ここトルファンだよ。これウルムチまでの切符でしょ?あるきち:いい、ここで降りる。車掌:(チッ。しょうがねえなぁ…)はいあるきち:お手数おかけしました車掌:気をつけてねということで、何とか、トルファン駅に降り立ちました。危ない、危ない(^_^;)さて、トルファンも市街地から、駅は離れています。駅は大河沿鎮というところにあるので、高速を使って車で1時間半は、かかります。西部開発の際に、市街地を結ぶのではなく、最短距離で行けるように鉄道を通したので、こういうことになるんですね。。。#今度開通した、チベット行きの青蔵鉄道とか、とんでもないことになるのでは。。。。さて、トルファン行きのバス停を探さなきゃ…と思ったものの、北京時間の朝4時。フツーの感覚なら深夜1時ぐらい。そりゃ、真っ暗ですよ…先の方は全然見えません。どーやって探せちゅうねん。。。(-_-;)(←何故か関西弁)ほとんどの中国人観光客たちは、旅行社の手配したバスなのだろう、に乗ってさっさと消えてしまう。地元の一般ピープルっぽい人は、大体迎えが来ている。…ドンドン人の流れが少なくなっていく。おいおい、コリャどうするよ…(-_-;)と思っていたところに、客引きが声をかけてきた。ドライバー:トルファンに行かない?10元。あるきち:(じーっ、とドライバーの顔を見る。顔の彫りが深い。ウイグル人だ。悪いヤツではなさそうだ)ホントに10元?ドライバー:うん。10元でいい。お客が来るまでちょっと待ってて10元という安さなので、地球の歩き方に駅前からもバスが発着しているというから、それかしらと思って、ついて行ってみたら…・・・普通の乗用車だった(^_^;)どうやら、乗り合いタクシーらしい。一生懸命、営業をする姿勢をドライバーが見せていたので、まあお客も集まるだろうと思って、とりあえず車に乗ってみた。結構ボロいぞ、この車。アイドリング中に、エンジンがキュルキュル言ってる。。。しかし、トルファンで、この車(アウディ)は、とてもいい車の部類に入るのだそうだ。まあ、一応アウディですからねぇ。一生懸命、客引きをするドライバー。しかし、その甲斐むなしく、お客さんははけてしまい、駅前は静寂を取り戻しつつある。しょうがないので、貸しきり状態で、出発。途中バスセンターに寄って、声をかける。それでも捕まらず、ちょっとガックリしながらドライバーは車を走らせる。#トルファン駅のバスターミナルはちょっと離れたところにありました。徒歩7、8分はかかるのでは?行かれる方は、ちょっと覚悟して。ドライバーと世間話。どこから来たのか、という話で、日本からというふうに答えると、どうやら韓国人だと思われていたらしく(何故?)、ドライバー:日本人か!おとといまで、北京に留学してる、日本人の留学生の女の子2人を連れて観光してたよと言い始めた。本職は、観光ドライブの方だという。そんでもって、漢人よりも、日本人のお客さんが多いらしい。全然、日本語話せないけど。ふーん…周囲に何も無い、高速道路(烏哈公路)をかっ飛ばすタクシー。ドライバー:星がきれいだよ。あるきち:ホントだ。上を見上げると、満天の星空。雲ひとつなく、星の明るさがいつもより明るく見える。あたりは何もなく、満天の星空の下を、ただトルファンへ向かう道だけが、真っ直ぐに伸びている。トルファン、気に入った!(←まだ着いてないけど)ドライバー:泊まるところは予約してるのか?あるきち:いや、まだ予約して無い。空いてるよね?ドライバー:今の時期だと大丈夫だと思うよ。何軒か回ってあげよう。トルファン賓館、緑州賓館、トルファン飯店が3ツ星だから、日本人ならその辺がいいよ。と、実に観光ドライバーらしい、気の効いたことを言う。で、トルファン市内に入り、ホテルを2軒ほど回ってもらう。ドライバー同伴のもと、両方とも部屋を見せてもらって、最終的にはトルファン賓館に決定。ちなみに、トルファン賓館のフロントのお姉さんは、漢民族。なんか、ウイグル人には、つっけんどんだぞ…#新疆ウイグル自治区もチベット程ではないですが、いろいろあるのです。さて、この後の観光をどうするか。当然のごとく、ドライバーから、提案が。1日貸切で、駅からの分も含めて、400元で回ってやるけど、どう?とのこと。地球の歩き方の相場を見ても、そんなに悪い金額でもないので、即決。何より、ドライバーの人柄が良いのでOKにしました。トルファン賓館でチェックインの手続きを済ませ、荷物を一旦部屋に置いて、早速観光に出る。まだ、時間は朝8時。夜明け少し前です。トルファン滞在時間は1日しかないけれども、これは1日で大分観光ができそうだ(^^♪まず初めに向かったのは、交河古城。朝日の中の交河古城。それはそれは素晴らしいものなのです(^^♪トルファンでもっとも印象に残ったのは、ここでした。そのお話は、また次回♪
2006.12.24
閲覧総数 163
23

ちょっとディープなお茶の話題が続きましたので、久々にシルクロードをば・・・2005年8月末から9月始めに行った旅行記の続きです。早朝にトルファン駅に着き、ホテルも見つけ、観光に出かけます。まず真っ先に向かったのが、トルファン市の西部にある、交河故城。朝(夜?)から色々あったものの、まだ朝の8時半です。もう少し遅い時間になると、中国人がたくさん来るよ。うるさいよ~と冗談めかしながら言うのはウイグル人のドライバー氏。やっぱり、中国人観光客が、うるさいというのは一般論なのね(^^;)ちなみに彼らの中国語はとても聞き取りやすい。というのは、彼らにとっては全くの外国語なので、発音に癖がないんですね。基本に忠実というか。そして、わかりやすい簡単な表現で話してくれます。ですので、新彊ウイグル自治区に行くと、あまりに意思疎通がスムーズにできるので、自分の中国語がとても上手になったように「錯覚」をします(苦笑)中国語勉強中の方で、冒険心溢れる方は、是非シルクロードへ♪#語学に自信(過信?思い込み?)は大事です。さて、交河故城は、西域三十六国の1つ、車師前国の王都で旧名をヤルホトといいます。「交河」という名の通り、2本の河に挟まれた台地の上に都が築かれていました。↓こんな感じ。その遺跡が、今に残されています。さて、中へ入ってみましょう。パッと見ると、岩山があるようにも見えますが、さにあらず。これらは、当時の建築物が風化して今に残っている遺跡なのです。日本では、まず見られない光景だと思います。それぞれ、当時の街のどんな建物であったのかが、記載されています。例えば、これは住居の密集地の跡。当時の建造物は、日干し煉瓦で作られていたようで、ほとんど雨の降らないトルファンでは、しっかりと今まで残っているのです。その壁の様子はこんな感じです。やはり大きな建物は遺跡として残っているものが多く、寺院などが良く残っている印象的です。こうした遺跡の下を流れる河のそばには緑が。トルファンが、砂漠の中の緑豊かなオアシス都市であることがよく分かります。そしてポツンと離れたところに、意味ありげな仏塔があります。どこまでも青い青いトルファンの空と静かな遺跡。ずっとずっと、昔にはここには街があり、人が行き来し、日々の生活を送っていた場所。しかし、今は朝日に包まれた静寂があるだけ。そうした、時間の流れに思いを馳せると、思わず涙が出そうになるぐらい感激します。いやー、トルファンに来て良かった。遺跡の中をくまなく歩き回り、十二分に堪能してタクシーへ戻った、あるきち。ドライバー:どうだった?あるきち:素晴らしかった。ドライバー:そうだろう。日本人はみんなここが好きなんだ。トルファン、まだまだ続きます(^^)
2007.06.12
閲覧総数 68
24

全国2000万人の花粉症患者の皆様、こんばんは。お茶ペットボトルウオッチャーのあるきちでございます。#だんだん大げさになってくるなぁ・・・最近、日々、甜茶の効果について周囲に説いて回っておりますが、なんと今年になってから甜茶&甜茶飴を勧めた人々が百発百中で症状が緩和されているので、かなり強気になってきております(^^♪かくいう私も、今年はマスクのお世話にならずに済んでおります。甜茶さまさまです。・・・とはいえ、悩みはあるのです。それはミーティング漬けなどになってしまうと、甜茶飴しか頼りはないのですが、これも舐めすぎると麦芽糖の副作用でお腹が緩くなったり、少々カロリーが心配だったり、ということがあります。甜茶を飲みたいところなのですが、さすがに会社のフロアからフロアを茶漉し付きマグカップを持って移動するのもヘンですし、エコ水筒もちょっと大げさです(まだ、会社で使う度胸が無いんですね。チャトル持ってても、かなり目立ってますから)。やっぱり、手軽なペットボトルが欲しいのよね~・・・と思っていたら、さすがはダッシュさん。今年から投入されてましたよ!それがこちら。バラ科 野生の甜茶 金奨凍頂烏龍茶葉ブレンドペットボトルの甜茶は今までも、普通にドラッグストアなどでこの時期購入できますが、バラ科かどうかよく分からないし、何より美味しくないものが多かったので、避けてました。#というか、何度か試して懲りた。しかし、このペットボトルの茶葉はダッシュさん提供のバラ科の甜茶と金奨凍頂烏龍茶のブレンド。久順銘茶の凍頂烏龍茶は、割としっかりした味なので好みですから、ちょっと期待が持てます(^^♪・・・というわけで、早速飲んでみました♪クピッ最初の印象は、凍頂烏龍茶です。それも美味い。セブンイレブンのより美味いです。少ししてから、甜茶独特の甘さ、一種の甘味料(パルスイート?ステビア?)的な甘さがやってきます。しかし、この甘さが程良い。甜茶はエキスを出そうとして長くつけて置くと、ややもするといがらっぽい甘さになってしまうのですが、これはかなり控えめで、ベストバランスに持ってこられている気がします♪それでも甜茶独特の風味があるので、多少薬っぽいと感じられるかもしれませんが、凍頂烏龍茶の素性の良さのせいか、抵抗無く飲むことが出来ます。これはオススメかも。。。販売元は株式会社テンザンアンドゼファー大阪になっていますが、ダッシュさんのネットショップからも買えます。ケース買いなら送料無料です。普通のペットボトルよりは茶葉にこだわりがある分、少しお値段が張りますが、花粉症がシンドイ方は是非お試しあれ(^^♪#でも、強力なのは、やっぱり前回の甜茶飴でしょうか。ダイレクトですからね。(余談)今日で、仕事がひと段落したので、外出の帰りに日本橋三越本店の地下食品街へ。いつもと違うサラリーマンのオジサマ方の姿が目立ったのですが、考えてみたら明日はホワイトデーでしたね。。。私はその流れに巻き込まれずに、マイペースでたねやの和菓子を物色(笑)#たねやのバームクーヘン部門のクラブハリエは大変な行列になってました。ホワイトデー限定のバームクーヘンがあるらしい。その中で、ひときわ目に付いたのが、コレ。たねやの草餅&桜餅こういうのを見ると、日本の和菓子って素晴らしいと思いますね~ヽ(^o^)丿
2007.03.13
閲覧総数 2841
25

中国茶やってます、という話になると、よくある質問が「難しいですか?」というものです。「いやー、難しくなんかないですよ。簡単です」と答えるのが、なんだか一般的なマナーのような感じになっています。初対面でヘンな人だと思われたくないので、私もそう答えることが多いです。しかし、私、この質問に対して、本音で答えるならば、「簡単にも、難しくもなりますよ。それは、あなた次第です」と禅問答のような回答になります((((((^^;まあ、確かに簡単なんです。だって、基本的にはお湯を注げば飲めます。日本のお茶や紅茶と全く変わることがありません。#味は保証しませんけど。しかし、このことだけを指して、簡単というのは、やや抵抗があります。* * * * * *「簡単だ」と言われて、Aさんが、ネットで調べた中国茶専門店に茶葉を買いに行ったとしましょう。普通の初心者は、ここでつまずきます。まず、お茶の名前が分かりません当然ですが、全部漢字で何が何やら・・・と途方に暮れます。商品の棚を見ていると、画数の多い漢字が妙に多かったりして、目がチカチカしてきます。しかも、同じお茶でも値段が違うのが色々あります。えーと、50gで1000円、50g2000円、それから25gで4000円!何だ、この値段は。ひょっとして中国茶って高いの?中国産だから安いんじゃないの??と、混乱の極みに陥ります。そこに一筋の光が。あ、鉄観音って書いてある。鉄観音なら聞いたことある。これを買ってみよう。と、救われた気分になって、店員さんに、「すいませーん。鉄観音が欲しいんですが」と声をかけます。「鉄観音ですか。どんなのがお好きですか?」へっ?どんなのと言われましても・・・(汗)さあ、困りました。確か、ペットボトルの烏龍茶で、鉄観音入りと書いてあったのがあったのを思い出します。そうだ、あれだ。あれが鉄観音だ。「ちょっと香ばしい焙じ茶みたいなのが、いいんですけど」と言った瞬間、店員さんの表情が曇ります。「そういう鉄観音はないですねぇ・・・」Aさん、もうパニック寸前です。これは余計なことを言わないで、早く帰った方が良いと思い、何か適当に買うことにします。一番安いのを買うのも気が引けるからと、下から2番目の50g2000円のお茶を買いました。いつも日本茶だと、100g1000円しないものを買っているので、ずいぶん散財したなぁと思いつつ、お会計を済ませます。冷や汗をかきながら、初めての中国茶専門店を後にしました。* * * * * *そして、自宅にて。待ちに待った、中国茶タイムです。よーし、高いお茶買ったから、丁寧に淹れちゃうもんね。と、パックを開けて驚きます。うわ、このお茶なんか丸まってる。これって、花粉症に効くっていう凍頂烏龍茶とかいうやつじゃないよね?鉄観音って、こんな色だったっけ?と、ちょっと面食らいます。しかし、気を取りなおし、あ、たしか高いお茶ほど、ぬるめのお湯で淹れるって、テレビでやってたな。じゃあ、少しお湯を冷まして・・・と、聞きかじりの知識を駆使して、自分なりに丁寧に淹れてみました。なにしろ、いつも飲んでいるのよりも、ずいぶん高いお茶です。でも、なんか美味しそうじゃありません。香りも弱い感じです。いや、そんなはずはない。高いお茶なんだから美味しいはずだ。と飲んでみました。しかし、やっぱり、とても青っぽく、香りもハッキリしない、生煮えのキャベツ汁のような味がしました。2煎目は、お湯の温度を上げてみようか、と思って、熱湯を注いで紅茶のように長く置きました。・・・今度は渋くて飲めたもんじゃありません(T_T)さすがに2煎も出したら、もう飲めないよな。出がらしを飲むと身体に良くないって言うし。と、茶葉をそこで捨ててしまいました。高かったのに勿体ない。。。結局、これに懲りたのか、残った茶葉は、引き出しの中にしまわれたままになってしまいました。・・・ああ、中国茶って、全然簡単じゃない(T_T)Aさんの中国茶失敗記、おしまい。* * * * * *いかがでしょうか。え?こんなヤツいないだろうって?いやいや、これ、70%ぐらい実話ですw続く。主人公はAさんですからねぇ。。。
2009.10.19
閲覧総数 533
26

というわけで、3泊4日の台湾旅行も、本日で終了。13時台の便なので、どこかへ遊びに行くわけにもいかず、とはいえ何もしないのも寂しいので、林森北路の24時間営業の新東陽へ最後のお買い物に行く。新東陽といえば、台湾の総合食料品店で、お土産の宝庫。話梅とパイナップルケーキ、ひまわりの種等々の、食料品を購入。茶器も手ごろな値段で売っていたので、これも購入。・・・結局、今回の旅行はお茶と食料品買い物ツアーだったようだ(^_^;)ホテルに戻って、荷造りをしてチェックアウト。しかし、スゴイ荷物になっている・・・人が一人入るぐらいのスーツケース(昨日買ったやつ)が丸々増えているので、移動をするのも一苦労だ。最寄のエアポートバスの停留所までゴロゴロとスーツケースを転がして歩いていたら、丁度バスが行き過ぎた(T_T)あと、20分待ちかぁ、と思っていると、タクシーの運転手さん登場。800元で中正空港まで行ってくれる、というので、荷物が重いこともあって、お願いしてしまった。途中、渋滞があったものの、無事に空港に到着。チェックインをして、スーツケースを買った分の税金の返還を受けるためにカウンターへ出向くと、現物を見せなきゃダメ、だと言う。「チェックインしちゃったから、ないんだけど」「じゃ、ダメ」だとのことで、払い戻し受けられず(T_T)台湾で、税金払い戻しを受ける方は気をつけましょう。出発フロアへ上がっていくと、一群の女性軍団が出国審査の入り口までズラーッと列を作っている。「Rain」と書いたボードを持っているので、ピの帰国と同じタイミングだということが判明。韓流スターに全然興味はないが、面白そうなので、見てみようと思った。↑ただの野次馬・・・次の仁川行きは12時55分なので、もうすぐ来るはず。外にいると色々うるさそうなので、Rain見送り行列に見送られながら(笑)、出国手続きをして、ブースの裏側で待機。入出国管理官の人たちも、カメラを持参して待機していた(笑)しばらくして、キャーと声が上がる。来たらしい。携帯のカメラでは追いつかないので、荷物の中に入れておいたカメラ(7倍ズーム)を慌てて取り出して、写真をバシャバシャとってみる。しかしなかなか上手く撮影できなかったので、手荷物検査場まで追っかけていった(笑)で、ようやくまともな写真が撮れた(といっても、隠し撮りっぽい感じ)ので、満足してラウンジへ(^_^;)#写真の掲載は、うるさいことを言われたくないので、やめておきました。ラウンジで点心を少しつまんでみた。日本の国内線のラウンジにもこういうの欲しいなぁ・・・搭乗間際に免税店も見てみるが、特にお買い得と思えるものは何も無く、さっさと優先搭乗してしまった。帰りの飛行機は搭乗率が6割ほどで空いていて、非常に快適なフライト。成田の混雑も大したことはなく、やはり大晦日帰りというのは、あんまり考えない日程なんだろうな、と思った(^_^;)おしまい。
2005.12.31
閲覧総数 215
27

雨続きで気温もなかなか上がらない関東地方。ということで、先日に引き続いて・・・ではないですが、同じ有記名茶のお茶を淹れました。奇種烏龍茶有記名茶オリジナルの看板茶です。聞き慣れない名前のお茶ですが、先日の文山包種茶。あのお茶を炭火焙煎したものです。同じお茶とは思えない茶葉の色ですね(^^;)元々、包種茶は武夷茶の製法をまねて、安渓で作られたものと言われています。確かに文山包種茶の外形を見ると、武夷岩茶のように長細い形ですね。その技術が安渓から移民と共に台湾へ渡り、軽発酵で花のような香りを出す改良が加えられ、現在に至っています。一方、本家であるはずの安渓では、包種茶と呼ばれる條型茶の系譜は無くなってしまいました。このへんが茶の世界の不思議なところです。#一説として、外形が一緒だと、武夷山の独特の土壌(岩)から生み出されるお茶と直接比較されてしまいます。同じ土俵で戦っては不利ということで、安渓側が丸まった現在の鉄観音の製法に特化したのではないか、と言われています。そんな歴史を持つ包種茶ですから、先祖返りという意味合いもあるのでしょうか。台湾の誇る清香型の文山包種茶に武夷岩茶伝統の炭火焙煎をして仕上げたのが、このお茶なのだそうです。#奇種という言葉は武夷岩茶の品種の呼称にもあるので、ややこしいのですが、このお茶自体は普通の文山包種茶がベースのようです。文山包種茶に焙煎をかけると、どう変化するのか。焙煎の効果を体感するには、とても面白いお茶だと思います(^^)まず、水色をご覧頂きましょう。文山包種茶は、薄いグリーンの茶水でしたが、焙煎を加えることによって、茶色っぽい茶水に変わっています。焙煎を加えると、まず茶水の色に変化があることが分かります。そして、香り。文山包種茶は春蘭の香りにも喩えられる、清らかな花系の香りですが、このお茶は、むしろ甘い香りが先行し、どこか蜂蜜に似た香りすら感じられます。焙煎によって香りのパターンも変わるんですね。これは本当に不思議です♪肝心の味。まず、口当たりが全く違います。文山包種茶の場合は、青さを含んだ清らかさですが、このお茶の場合は、刺激性がかなり少なくなっています。緑茶と焙じ茶の関係と同じで、青さが苦手な人でも飲みやすい口当たりになります。胃にも優しそうな気がします(^^)口の中に残る余韻も大分違います。岩茶などで感じる、熟した果物の香りに近い甘さが口の中に広がりますが、大きく違うのは、とてもサラッとしていること。茶葉の発酵度が低いせいでしょうね。発酵によって出てきた甘さではなく、焙煎によって強調された甘さなのですね。この甘さは、煎を重ねるごとに際だってきます。最初は、焙煎が強い分だけ、火の香りが勝っている印象なのですが、徐々にサラッとした甘さの印象が強くなっていきます。うーん、これはなかなか面白いお茶です(^^♪ただ、たまたまかもしれませんが、惜しむらくは文山と一緒で茶葉のクラッシュが多い点。包装が何とかなれば、もっと楽しめると思うのですが。#若干、雑味が出るのです。とはいえ、火が入っている分、温まる感じのするお茶です。ちょっと肌寒い夜に、じっくりと味わいたいお茶ですね(^^♪焙煎は面白い(^^)
2008.06.29
閲覧総数 3493
28

中国から帰ってきたばかりですが、今日は台湾の話題。某所の会合に出席した後、『海角七號(海角七号)』の日本語版の試写会に行ってきました。この映画、現地でも面白いと聞いてはいましたが、私、台湾語がまるで分かりません。ですので、日本語版が出るのを手ぐすねを引いて待っておりました。そんな折、日本李登輝友の会で日本語版の試写会をやるとのことだったので、これは渡りに船!と思い、早速申し込んでみました。台湾情報に関しては頼りになります(^^)会場は、ほぼ満員の盛況。記念品ももらいました。さて、映画の感想ですが・・・久しぶりに面白い映画を見たな~という感じです。完成度が高く、本公開が待ち遠しい作品だと思います(^^)ベースは私の苦手なラブストーリーなのですが、笑いのポイントが色々なところに散りばめられているので、最後まで楽しく見ることができました。宛先不明の郵便物と街おこし即席バンドのドタバタ劇が並行して走り、最後には一つに繋がっていく謎解きの爽快感もあります。登場人物1人1人が明快な個性を持っていて、その掛け合いも楽しいですし、画の撮り方が美しく、南部台湾の美しい景色も十分に堪能できます。同じ楽天ブロガーの田中千絵さんも、まさに体当たりの演技で頑張っていました。全体的に見て、バランスが良い娯楽映画の秀作だと思います。台湾で大ヒットになったのも、大いに頷けます。おそらく、台湾についてあまり馴染みがない方でも、大いに楽しめる作品ではないかと。予備知識として必要なことがあるとすれば、言葉についてです。台湾語と北京語、日本語が入り交じった作品で、その使い分けが笑いのポイントにもなっていたりします。ですので、台湾人(特に人口の多くを占める福建省系)の日常的な生活語が台湾語であり、オフィシャルな言葉や別の民族(客家、先住民族など)間の共有語が北京語であること、高齢者は日本語教育を受けていて日本語を解することを知らないと、「なぜ言語を使い分けるのか?」が疑問になってしまって物語に入り込めないかもしれません。その点だけ押さえておけば、どなたが見ても楽しい映画だと思います。恒春はちょっと行きにくい場所ですが、ロケ地を巡るバスツアーなどもあるようです。この映画をきっかけに出かけてみるのも面白そうです♪噂に違わぬ面白さです(^^)
2009.03.29
閲覧総数 134
29

カフェインの効果を考えると、夜に飲めるお茶はどうしても限られます。今月は、緑茶月間としたにもかかわらず、カフェイン効果で不眠になりかねない緑茶は、帰宅の時間が遅いので、なかなか手をつけられません。。。そこで、今日は台湾茶ドットネットさんのお試しパックに入っていた木柵正叢鉄観音を飲んでみました。これは、去年の冬茶になります。最近、飲んでいる木柵鉄観音は、新純香さんで買ってきたこれですが、こちらもかなりハイレベルなお茶ですので、どのくらいの差があるのか気になります。まず、茶葉は、しっかり焙煎されている感が溢れています。何しろ、木柵鉄観音。焙煎しては、休ませ、また焙煎し、さらに休ませ、また焙煎。。。なんてことを5回ぐらい、1ヶ月ぐらいに渡って行なうのですから、手間かかってます。そりゃ高いですわねぇ。。。しかし、手間をかけても、不味ければ意味がありません。お湯を注いでみましょう。そして、お湯を注いでからの香り。こんなに焙煎されているのだから、焦げた香りがしそうですが。。。立ち上ってくるのは、フルーティーな良い香りです♪私、この香りだけで、かなり満足気(笑)茶水も木柵鉄観音らしい、キレイな色です。しかし、ここまでは、新純香さんのと、正直、あまり変わりません。「やっぱり、あれ以上のものはないんですかねぇ…」と思いながら、茶水を口に含むと。。。あれ?何だか、すごく透き通った感じの味わいだ。。。…そうなんです、ものすごく透明な、澄んだ茶水なんです。苦いとか、えぐいとか、そういう感覚は皆無。それでいて、口に含んでいると、しっかりと甘みが出てきて、果実系の香りが口の中に満たされます。コクリと飲み込むと、例えは悪いんですが、キャベジンかなんかの胃薬を飲んだときのような、スーッとする清涼感。油が溶けちゃいそうな感じです。#確かに、木柵鉄観音は油を流す効果が高く、ダイエットにも良いといわれています。なんなの、このお茶!!と言いながらも、クピクピ飲んでいる、私。正直者です(笑)あー、いつまでも飲んでいたい。。。でも、このお茶はお試しセットのお茶なので、1パック限りです。残念。。。…しかし、実は、手元には、2006年の春茶があるんです(^^♪ #愛嬌のある、レトロパッケージです(^。^)やっぱり美味しい、木柵鉄観音。仕事帰りの夜にリラックスするにはピッタリのお茶です。海風號さんで買ってきた茶壷、木柵鉄観音用にします♪今日のお茶:木柵正叢鉄観音(台湾茶ドットネット・05年冬茶)、水出し雨前龍井茶(杭州)
2006.08.03
閲覧総数 349
30

3日目。当初は、九【イ分】に行こうと思っていましたが、上園の林さんに紹介してもらった茶器屋さん・典蔵陶藝行に行ってみます。場所は保安街というところ。台北の西側の方です。地図を見てみると、重慶北路の近くで、昔のお茶問屋街の近くです。この辺、昔ながらの街ですが、目の前にはカルフールが出来ています。 無粋だ・・・さすが外資。。。さて、お店はこのカルフールの真向かい。目の前のカルフールとは対照的に、普通の商店街の中の1軒のお店です。奥行きはあるものの、そんなに広いお店ではありません。さて、お店に・・・と思ったものの鍵がかかってる。。。(-_-)どうやら、お留守のようです。それならば、先に、近所の林華泰茶行に行ってみましょう。林華泰茶行。150年の歴史を持つ老舗です。#詳しくは、ここを読んでみてください。・・・とても、平たく言うと、ここのお店の台湾の本家です(^^ゞ#本店は別にあるのです(そちらも翌日に行った)。この2店舗の関係を今度レクチャーしてもらわなきゃ・・・ここのお店は、基本的には卸。しかし、一般の人も(観光客でも)購入できます。でも、卸なので、試飲は出来ません。ここのお店は、茶葉がごっそり入った、胸の高さぐらいのドラム缶がずらりと並んでいて、それぞれの缶のふたに「凍頂烏龍茶 600」「香片 120」のように、文字がペンキで書かれています。これ、1斤(600g)の値段なのですが、相場を知っていると、とにかく安い!凍頂烏龍茶ちょうだい、と言ってみたら、凍頂のドラム缶のところに案内されます。普通の凍頂は600元と1000元のがあるそう。高山茶もあるよ、ということで、奥の部屋に案内されます。なるほど、少し高級(1000元以上?)な茶葉はこっちの小部屋にあるんですね。で、1000元の凍頂烏龍茶を見せてもらいます。茶葉だけを見て、鑑定できるほどの目は、まだ無いので、何とも言えませんが(苦笑)ふと横に目をやると、隣に高山茶が1600元との表示が。あ:これ、どこのお茶?梅山?(←経験上、安いのは大体、梅山)お兄さん:杉林渓。2400元のは阿里山。梨山もあるよ。えーーーー、杉林渓が1斤1600元??普通の茶荘なら、凍頂(上等なもの)の価格ですね・・・日本人観光客向けの土産物屋なら、半斤しか買えませんね(しかもベトナム産だったりして)。私、高山茶で一番好きなのは、梨山周辺ですが、その次は杉林渓なのです。#阿里山はハズレを掴むことがあまりに多いので、あまり好きじゃない。うーん、普段飲みな感じのお茶だとは思いますが、この値段は安い。林華泰茶行、恐るべし(^_^;)当然、1斤お買い上げ~(^^♪・・・でも、このぐらいにしておかないと、他のお茶が買えなくなっちゃうのね(今日は茶葉買い倒れの日だし)。とりあえず、このお茶を飲んで、老舗の力をまずは見てみましょう。林華泰茶行は、・試飲出来ない・包装はただのビニール袋(長期保存には向かない。すぐ缶に移す)で小分けも無理・100gだけ購入とかが出来ない(150gや300gなら大丈夫みたいですが)など制約条件は、かなりありますが、安く普段飲みのお茶を買うのには、とても良いお店なのではないかと。#あとは、飲んで味がどうかですね~さて、お買い物をして、もう一度、典蔵陶藝行にやってきました。まだ、開いてないのかなぁ、と見ていると、近所のおじさんがやってきて、鍵を開けてくれました。よく頼まれているみたいで、上園の林さんの紹介なんですーというと、連絡を携帯で取ってくれ、呼び戻してもらいました。到着するまでの間、あまり広いお店では無いですが、店内を物色します。お店の中は、所狭しと茶器が並び、結構雑然としています。主力商品は、茶器セットみたいです(HP参照)。磁器の急須・茶盤に茶海、飲杯がついているもの。かなりの大きさの豪華セットもありますし、シンプルに磁器茶壷と茶海と飲杯2個のような組み合わせのものもあります。別の棚には、蓋碗、飲杯・聞香杯、陶器の茶壷、茶托やお盆、煮水器などなど、様々なものが並んでいます。うーん、確かに品揃えは豊富だ。ただ、茶器セットのセンスは、金の龍が彫ってあったり、金粉ギラギラなやつも多くて、ちょっと私の趣味には合わなさそう。シンプルな白磁のものがあって、これは好印象。でも形が、あんまり気に入らなかったり・・・飲杯も、デザインがなぁ・・・(^_^;)あ、でも、この蓋碗は良さそう。値段によるけど。。。しかし、この店、一切値段が付いてない・・・(^_^;)お店の人の到着を待つしかないようだ。と、20分ほど、店内を物色していたら、ようやくバイクの音がして、戻ってきた。お店の方は、女性。50代ぐらいか?そのとき、ちょうど電話が。上園の林さんからだった。日本人を一人紹介したから、宜しく頼む、という電話だったらしい。日本語が話せる、ということでしたが、今、市民大学みたいなところで、一生懸命勉強中なのだそうです。単語を並べるような感じなので、これなら、私の北京語の能力と大差ない(苦笑)・・・ということで、北京語で会話してみました。人懐っこいという形容詞がぴったりのとてもいい人。台湾によくいるタイプのおばさま。建展陶芸の商品を、ここのお店から台北市内の茶荘に卸しているらしく、ホームページによれば、建展陶芸の台北出張所みたいなものらしい。取引先には、日本の会社、特にインターネットショップも多いらしく、その関係で、日本語を勉強し始めたのだそうだ。お店のおばさん:あなたは、日本のどこから来たの?あ:千葉県。店:千葉県なら、ここと取引があるわよと、取引先台帳を見せてもらった。あ:あー、知ってる、知ってる。ここからお茶買ってる(今は、移転してるけどね)。店:(嬉しかったらしい)じゃあ、ここは?今度、小籠包売り出すんでしょ?あ:知ってる知ってる。たくさん買ってる(ええ、そこのお店のヘビーユーザーですから・・・・)店:小籠包は美味しい?あ:小籠包は注文したことない・・・店:じゃあ、ここは知ってる?京都。あ:買ったことはないけど知ってる(紅茶屋さんね。上園の林さんからも聞いてる)。・・・とまあ、どこかで見たことのあるお茶屋さんが、結構な数ありました。どーりで、ここのお店においてある茶器に見覚えがあるわけだ。。。今、建展陶芸は大陸に進出していて、そちらの方がすごく調子が良いらしい。大陸のあちこちに工場を作っているそうだ。台湾の方は、鶯歌に工場があるけれども、今は、中国で生産して、それを入れたほうが安くて品質の良いものが入ってくる、という話もしていた。確かに、中国生産モノの方が、デザインも良くて安いような・・・・・・ああ、こうして、台湾の経済は空洞化が進み、中国に吸収されかねない状態になるんだなぁ。。。(-_-)さて、肝心のお買い物。先ほどの、蓋碗はなんと1個200元ということで、即購入。それから、鑑定杯。世界標準のデザインです(紅茶にも使える)。これが、1組120元という超破格プライス。思わず3セット購入。これで我が家では5つのお茶の聞茶が可能です(爆)しかも、こんなに丁寧にパッキングをしてくれた。実にありがたい。茶器は今ひとつ、好みに合わなかったけれども、茶托セットを購入。 これでおもてなしは出来る?かな。昨日、大分買っているので、それほど多くの買い物はしなかったけれども、茶器セットの値段を聞く限りは、ホントに安い。確かにこれなら、鶯歌に行かなくても十分かも。鶯歌まで行く時間がなく、ちょっと茶器を揃えたいときは、ここに行くのも手。とてもいい人ですし、日本語勉強中だそうなので、是非行って、日本語を教えてあげてくださーい(^^♪さて、今日はお茶屋を回りまくります。次回は、冶堂です♪林華泰茶行重慶北路二段193號営業時間 7:30-21:00 (日本語ができる方もいるみたいです)典蔵陶藝行台北市保安街3之2号http://www.home.ttnet.net/(日本語勉強中です)
2007.01.12
閲覧総数 4450
31

大溪の続きです。中正公園を出て、廟を見ながらテクテク歩いていると、こんな昔ながらの建物を利用したコーヒーショップがありました。雰囲気があって、いいですね~・・・でも時間が無くて、泣く泣くパス(涙)#桃園でバスターミナルを探したタイムロスが痛い。。。その横にある石畳の階段を下りていくと、大漢渓のそばに降りていくことができます。この橋は、自動車も通れるメインの橋。武嶺橋です。この反対側の方に向かって歩いていき、トンネル(大慶洞門)をくぐると観光用の橋が見えてきます。大溪橋こちらは歩行者専用の橋です。バロック式建築を取り入れているんですね(^^)夜はライトアップされるそうです。夜にも来たい~先程の石畳の道を戻りましょう。この道は、石板古道と呼ばれていて、以前は大渓の街の船着き場へ出るための、重要な道だったようです。狭い坂道なのですが、多くの人が行き交ったんでしょうね~そして、このカーブを折れると、どこかで見た光景。ここが、一青窈の『大家』のプロモーションビデオで撮影されていたところです。一番最後に坂道を駆け上がっていくシーンがあるのですが、あれはこの坂道だったのですね~#私、最初はてっきり九イ分で撮影したものだと思っていました。ほら、坂道ですし。そして、元の道へ戻って、真っ直ぐ進むと、人が増えてきました。そう、この辺から大溪最大の老街・和平路老街なのです♪大きな廟もありますね~福仁宮1813年に建てられたものだそうです。工事中なのがちょっと残念です。地図を見ると、この隣の細い道を入ったところに、”迷宮巷”というところがあるようなので、行ってみましょう。福仁宮の角を曲がってみます。うーん、ここも何だか趣のある路地ですね(^^)ここも『大家』のVTRに何度か出てきています。大溪は、ちょっとしたところも画になる街ですね~そして、やってきたこちらが、迷宮巷住宅街の中を、狭い道がクネクネと曲がりくねっています。このような道をつくるのは、風の強いところだったり、魔除けのためともいわれています。台湾中部・鹿港(ルーガン)の九曲巷を思い出します。清代の台湾の街並みですね。さて、元の和平路老街に戻りましょう。進んでいくと、どんどん古い建物が見えてきます。こりゃスゴイ♪週末ということもあって、かなりの賑わいを見せています。さすがに有名なだけあって、中山路老街よりも規模が大きいです。観光客相手のお店もかなり並んでいますね。中山路老街でも見ましたが、一軒一軒の彫刻模様も実に手が込んでいます。うーん、大変に手間がかかっていますね~こちらの方が、中国風に寄っている造りのようです。この通りでは、元々木材産業で栄えた街らしく、家具屋さんや木材関係のお店も目につきます。それにしても、こうしたレンガ造りの建物を見ると、東京駅を思い出してしまいますね(^^;)さて、大溪名物・豆乾を買うことにしましょう。向かったお店は、こちら。黄日香本店豆乾というのは、平たくいうと豆腐を干した製品を指すようです。高野豆腐みたいなものもあります。ここのお店は、その中でも有名なお店で老舗です。大豆製品関係は色々揃っているようで、豆腐ようなども取り扱っています。その中でも、私が買い込んだものは、現地で台湾ビールと一緒に写しましたが、これです。大溪名産・豆乾これは台湾各地のコンビニで見かけることもあります。豆腐から水分を抜いて、ローストし色々味をつけたものです。少しクニュクニュとした食感で、台湾独特の五香粉で味付けしたものや、ごまをまぶしたものなど、色々な味があります。全体としては甘じょっぱい傾向ですね。ちょっと独特のスパイスを使っているものもありますが、ビールのお供やお茶請けにピッタリなのです♪・・・しかし、これは買いすぎしょう(((((^^;この後、食事をしようと、美味しいと評判の百年油飯というお店に向かったのですが、既にお昼時で満員(-_-;)うーん、桃園で時間をロスしたのがやはり痛かった。。。時間もないので、大溪を早めに出て、バスでもう一つの老街で有名な街・三峡へ向かうことにしました。続く。まだまだ続く、老街巡り♪
2008.05.12
閲覧総数 345
32

関東地方は夜から強い雨になりました。明日まで大荒れのようですね。さて、今日の夜茶。最近、また風邪がぶり返し気味なので、ずっと紅茶ばっかり飲んでいますが、さすがに飽きます(^^;)そこで「こんな天気の時には・・・」と思い出して飲んだのが、このお茶。今古茶籍の白葉単叢2002簡さんによると、単叢は湿気があるときの方が、香りが豊かに花開くのだとのこと。こんな天気の時には、まさにピッタリ♪しかし、単叢系は名前が色々入り組んでいて難しいですね(^^;)私も、あんまり詳しくないのですが、ちょっと整理してみます。#間違っていたら、どなたか教えてくださいm(_ _)m白葉単叢というのは、鳳凰単叢で有名な鳳凰水仙種の仲間です。鳳凰水仙種といっても、ものすごく色々な種類があります。というか、実生繁殖で増えると個性の違うお茶になってしまうので、何種類あるのか数えようがないのです。それでも、分類できないとちょっと困るので、おおざっぱに分ける方法があります。1つは香りのパターン蜜蘭香や黄枝香、芝蘭香、桂花香etc...のようなものですね。中国茶専門店に行くと、よく見かけます。もう1つは、色茶殻を見て黒っぽいのは黒葉単叢、白っぽいと白葉単叢という分け方。まあ、この2つぐらいの分類の仕方でしょうか。あと、単叢は産地名が冠せられます。ワインと一緒で、産地が絞られるほどブランドになりますから。よく見かけるものを並べてみますと、鳳凰・・・広東省潮安県鳳凰鎮のこと、あるいはそこにある鳳凰山のことを指しています。烏[山東](ウードン)・・・広東省潮安県鳳凰鎮にある烏[山東]山のこと。標高が高い。鳳凰とくれば、それなりの標高のところで栽培されていそうです。烏[山東]とくれば、高山茶みたいなモノです。それから、ややこしいのが、嶺頭・・・広東省饒平県坪渓鎮嶺頭村のこと。鳳凰鎮よりも、海寄りで標高は低い。あるいはそこで栽培されている白葉単叢の一品種・嶺頭単叢種を使って作られたお茶のこと。ですね。嶺頭単叢と来た場合は、嶺頭村のお茶なのか、嶺頭単叢という品種で栽培されているお茶なのか、ちょっと見分けがつきません。うーん、書いていてもややこしい。。。(-_-;)場所が違うと何が違うか、なのですが、違いが大きいのが茶樹の高さ。烏[山東]などは、古くからある老木で高い木になっているものが多いです。いわゆる喬木(きょうぼく・チャオムー)タイプですね。それなりの高さになるということは、空間が必要ですので、同じ土地があっても収量は少ない(生産性は低い)と思われます。その分、値段も高いわけです。一方、標高の低いところで栽培されているものは、挿し木あるいは接ぎ木で量産されているものが多いようです。これらは、背が高くなりません。日本のお茶の木のような、いわゆる灌木(かんぼく)タイプですね。低いので、密集して茶樹を植えられますから、生産性は高いと思われます。#ただ、密集している分、病虫害の心配がありますから、農薬バンバン撒いてたりするケースや水田から転換した茶畑というのもあるかもしれません。あくまで可能性の問題です。全てがそういうわけではないと思います。・・・というように、お茶のネーミングを紐解いてみますと、その素性が何となく分かってきます。売り物ですから、ブランドになるものは名前に乗せたいわけです。それが書いてなければ、その点では強調する部分は無いお茶なんだろうな、と見当がつくわけです。で、このお茶は、・鳳凰鎮やウードン山ではなく、周辺地域のお茶(=リーズナブル)・白っぽい茶葉らしい(花系よりは果物系の香り?)ということが分かります。あー、単叢って分かりづらい(^^;)さて、早速飲みましょう・・・と行きたいところなんですが、単叢は結構強いので、夜に飲むと、眠れなくなるかも。。。と、心配した、あるきち。家の目の前のショッピングセンターに待望のスクラッチのベーカリーが最近入ったので(←既に常連)、そこでこんなものを買ってきました。シトロンははは。。。お茶請け、お茶請け(^^;)生地がサクサクのデニッシュです。まあ、柑橘系をお茶請けにするのはどうかと思うんですが、サクサクと軽くて、最高の口当たり♪そんなに絶賛するほど美味しいベーカリーとは思っていませんでしたが、これはヒットだったかも。#私、冷凍パン生地を焼いて、焼きたてパンというベーカリーは許せないんです。さて、肝心のお茶です。サラリと蓋碗で淹れていきます。簡さんは、数十秒ですぐに出し、何煎も何煎も変化を楽しむ淹れ方をするのです。私、こういう軽い淹れ方で煎の変化を楽しみながらマイペースに飲むのが好きなので、煎も効くこのお茶は実に良いですねぇ(^o^)香りは、どちらかというとライチとかそっち系の香りです。うーん、フルーティー(^^♪標高が低いところの単叢は、茶樹が若いこともあって割と刺激性が強い印象なのですが、何しろこのお茶は2002年4月のお茶。大分丸くなっています。ただ、きちんと保存されていたお茶なので、香りが落ちているとか、そういうことはないのです。香りは十分華やかです。むしろ、とげとげしさが無い分、お茶の甘さが表れているような気がします(^^)新茶が何でも良いわけじゃないんですよねぇ。。。さらりさらりと何煎も淹れていきます。5煎目ぐらいから、渋みと味わいがちょうど良いバランスになってきます。うーん、美味しい♪このペースなら、おそらく20煎はいけるでしょう(笑)#こんな淹れ方ばっかりやってるから、茶藝がダメなわけですね。。。それにしても、白葉単叢はリーズナブルでなかなか美味しいお茶です。お店によって味の傾向に差があると思いますが、是非お試しください♪ほぼ日のお茶、あっという間に完売~
2008.04.17
閲覧総数 2747
33

今日も天気はまさに夏です。エアコンがないと、生きていけません。。。さて、夏の風物詩といえば、高校野球。あるきちの母校が甲子園出場を決めました♪・・・といっても、私立の常連校なので、地元の反応は実に冷めたものです(^^;)毎年、卒業生に寄付を求める手紙が実家に来るぐらいで、全然騒ぎやしません。甲子園で勝ち進めば、それなりに注目を集めるのですが、慣れというのは実に恐ろしいものです。まあ、それでも母校の先輩としては、高みを目指して欲しいということで、こちらのお茶を飲みました(←強引)梨山高冷茶~大禹嶺茶区(台湾茶ドットネット)ご存じ台湾茶の最高峰です。台湾茶、一部のお茶屋さんが言うように「標高が高ければ美味い」というものでもありません。実際には、製茶技術、天候、土壌の良し悪しなど、色々な要因が複雑に絡み合っています。だから、梨山が杉林渓に負けることもありますし、福寿山が阿里山に負けてしまうこともあります。スポーツでいえば、世界ランキングで上位にいる選手・チームが必ず勝つわけではないというのと同じですね。高山茶は名前だけで買うと結構痛い目を見ると思います。それに個人の好みというのもありますし。なので、実際の味が、どんな傾向のものなのかをきちんと把握することが肝心です。で、このお茶はどんなお茶なのでしょう(^^)まずは茶葉です。翠緑色の美しい茶葉。茶葉からの香りもとても良いです(^^)そして茶水。少し色が浅め。発酵度が軽いようです。聞香杯で香りを聞いてみると、最初、少し青い感じがあるのですが、徐々に花の香りが出てきます。その変化は大きく、さすがは梨山!という印象です。梨山は少し発酵度が高めの印象があったのですが、これはかなり清香に振っている茶葉のようです。文山包種茶か+αぐらいの発酵度だと思います。先日飲んだ、杉林渓に近い印象です。で、飲んでみますと、サラッとしていて少し発酵が浅いことが分かりますが、口の中に含むと、じっくりとした甘みが出てきます。茶質はものすごく豊富なようです。喉に落ちてからの、戻りの香りも良いです♪清らかな透明感のある高山茶が好きな方には、ドンピシャですね。茶殻も、元の茶葉の形に綺麗に戻ります。丁寧な仕事をする茶師の方なのでしょう。葉の柔らかさも申し分なしです(^^)それにしても、先日飲んだ阿里山はかなり発酵が強めでした。一方、こちらの梨山は発酵が軽め。何となく、阿里山は発酵弱め、梨山は発酵強めという印象があったのですが、あまり潜入観念を持たない方が良いようです(^^;)やはり、高山茶を選ぶ時は、(ちょっと高いですから)きちんと味のパターンを説明してくれるお店で購入した方が良いと思いますね。月並みなことしか書いていないお店では、怖くて買えません。。。高山茶はやっぱり美味しい♪
2008.07.24
閲覧総数 791
34

神威岬を出て、レンタカーで国道229号線をひた走り、神恵内・泊・岩内と積丹半島をぐるりと周ります。そこから共和、倶知安を経て、辿り着いたのが羊蹄山の麓の京極町。残念ながら、羊蹄山は上の方が見えませんでした(T_T)時計は既に14時になろうというところ。ふきだし公園に到着しました。ここは羊蹄山からの湧き水が文字通り”噴き出している”場所で、美味しい水があります。北海道遺産にも選定されています。水しぶきを上げて、美味しい水が噴き出していて、マイナスイオンたっぷりな公園です(^^♪なにより、水が冷たくて甘くて美味しいのです(^^)これまた、ちび子さん情報。美味しいジンギスカン屋さんがあるということで、ちょっと遅めの昼ご飯をここで食べることにしました。それがこちら。ふきだし荘ふきだし公園には駐車場が2つあるのですが、大型バスが止まる方ではない側の駐車場の方にあります。#この公園には何度か来たことがあったのですが、いつも反対側の駐車場だったので、このお店の存在に気づかなかったのでした(汗)ジンギスカン定食1人前1100円ナリを頼んでみます。最近のジンギスカンは、タレに漬け込まない生ラムタイプが流行っておりますが、ここのは本流のジンギスカン。きちんとタレに漬け込んでいる伝統的なやつです。このお店で特筆すべきは、このタレ。もう100歳にはなろうかという、おばあちゃんが仕込んでいるタレなのです。#このおばあちゃん、見た目は年相応なのですが、お話しすると、ものすごい元気。驚いちゃいました(^^;)このタレ、ちょっとピリッと辛くて、とても深みのある味のタレです。この味はチェーン店や最近始めたお店では、まず再現するのは無理ですね(^^;)このタレに漬けて食べるジンギスカンは、まさに絶品♪これぞ、まさにジンギスカン!という一品です。羊蹄山を眺めるドライブがてらに、是非寄って頂きたいお店です♪ふきだし荘住所:虻田郡京極町字川西 ふきだし公園内さて、ふきだし公園を後にして、中山峠経由で定山渓温泉を横目に見ながら、札幌へ戻ります。この道は、遅い車がいるだけで一気に混んでしまうので、時間の見込みの立てづらい道なんですよね(^^;)それでも、6時前には札幌に着いたので、ちょっと札幌市内をフラフラしながら、夕食に出かけます。まずは、ライトアップされた時計台。オフィスが近かったので、住んでいた頃は、この辺はよく通りました。・・・でも、写真撮ったの初めてかも((((((^^;続いて、テレビ塔。・・・これも初めて写真に撮ったかも((((((^^;食事に向かったお店は、こちら。かきと旬鮮料理とおそば 開(ひらく)札幌では、「観光ガイドブックや観光客向けクーポンブックに広告料を払って載せてもらっている店には絶対に行かない」と固く心に決めている私(←かなり痛い目に遭っているらしい)ここは普通の居酒屋なんですが、知る人ぞ知るオイスター&ワインバー ランスの姉妹店。厚岸(あっけし)産のかきに関しては、信頼の置ける店です。・・・え、かきのシーズンは”R”のつく月じゃないかって?(^^;)いえ、釧路に程近い厚岸は夏でも海水の温度が低いので、年中かきが食べられるのです。#釧路は”半袖が売れない街”と言われています。気温が上がらないので、真夏でも長袖で十分なのです(^^;)かき好きには、パラダイス♪な土地が北海道です。というわけで、まずは生がきを。身が厚くて、ぷりぷりです♪それから、温かいものでこちら。かきステーキバターで炒めてあるのですが、火が通っている分、中の旨味が活性化されている印象です。口の中に残る余韻がたまりません。これは美味しい~(T_T)・・・とはいえ、まあ当たり外れもありまして、例えば、ウニはイマイチかと。いや、本州の水準からしたら、とびきり美味いんですけど(^^;)美味しいのを知っていると、今ひとつ物足りないんですねぇ。#絶対リベンジしてやると誓いました。ええ、根に持つんです(笑)無難に美味しいのは、やはりほっけですかね。北海道の肉厚なほっけに、大体の人は驚きます。どこで食べても、大外しはしないので、初北海道の方には是非食べて頂きたい一品です(^^)締めですが、折角そばを看板に掲げているので、釧路の名物・かきそばにしてみました。釧路だと、玉川庵が有名店ですね。かきそば名前そのままの料理です(^^;)そばの味はまあ普通で、つゆは濃すぎるぐらいなのですが、やっぱりかきが美味しい!だって、こんなのがゴロゴロ入っているんですよ。熱が加わっている分、美味しさが活性化していて、味にふくらみがあります。これがゴロゴロ入っていますから、実にお値打ち感のある一品です♪このお店、ちょっと分かりにくいところにありますが、かき好きの方には、是非足を運んで頂きたいお店です。遅い時間になると、かきが切れていたりすることもあるので、予約をした方が間違いないです(^^)かきと旬鮮料理とおそば 「開」住所:北海道札幌市中央区南1条西5-17-2 プレジデント松井ビル2F大通と南一条の間の中通りに入り口があります。電話:011-241-6166営業:17:00~23:00(L.O.22:00)定休:日・祝明日は、美瑛と富良野に向かいます。続く。北海道は美味しい~(^^)
2008.09.02
閲覧総数 74
35

そういえば、茶産地での食事事情をご紹介していなかったので、お食事の様子を。今回は、茶農家の村のローカルなレストランで昼食と夕食をとっています。梨山の時もそうでしたが、なかなか、フツーの日本人観光客は入れなさそうな店です(^^;)ここの料理は、客家料理が一部混じっているものだそうで、台湾初上陸の皆様には少々荷が重いか?と思っていましたが、なんのなんの。みなさん、きれいに平らげていました。#私は、杭州の農家菜など中国のローカル料理で慣れっこなので、少々のものは大丈夫なのですが(^^;)<客家のマメ知識>客家(はっか)というのは、別名・中国のユダヤ人といわれる人々です。元々は華北地方の民族だったようですが、戦乱を避けるために南方へ逃れた民族です。昔から、逃げる先、逃げる先で迫害にあうという苦難の歴史で、どこへ行っても、よそ者(客)扱い。それゆえに、客家と呼ばれています。台湾にも新天地を求めて彼らは移住してきたのですが、生活しやすい水の得やすい地域は、やはり漢民族が定住。結果、彼らは、水が得にくい台地(新竹縣、苗栗縣、桃園縣など)に多く住まざるを得なくなりました。言語も違いまして、客家語という言葉を話します。#台北のMRTのアナウンスで行くと、3番目に発音されているのが客家語です。北京語・台湾語・客家語・英語の順です。客家の特徴といえば、もうすぐ世界遺産になる予定の客家土楼に見られるような、一族の結集力。そして、勉強熱心であることと、厳しい生活を送ってきた分、モノを大切にすること。勉強熱心さという点でいえば、客家の血を引く人物として有名なのが、・辛亥革命で清朝を倒し、中華民国を建てた孫文・改革開放路線を導入し、現在の中国経済の活況を生み出したトウ小平・台湾の民主化を実現した、李登輝前総統・小国シンガポールをアジアの金融センターに引き上げた、リー・クワンユー前首相・・・と、まあ、近年偉大な活躍をしたアジアのリーダーたちを送り出しています。実にスゴイ顔ぶれです。客家(ハッカ)の鉄則↑客家に興味のある方は、この本。面白いです。そして、モノを大切にするという客家の人々が東方美人を作ります。ウンカに咬まれてしまった茶葉を再利用しようとして、いろいろ工夫をした結果、現在の高発酵の東方美人茶が出来た、というわけです。苦しい生活の中で培われ、今なお客家の人々に引き継がれる、モノを無駄にしないという精神。これがなかったら、東方美人茶は出来なかったのかもしれません。さて、こうした特徴が、客家料理にも反映されています。それは、お肉を徹底的に無駄にしないように、臓物を使った料理が結構多いこと。そして、食材自体は豪華なモノではなく、素朴なモノを多く使っています。それでは、客家料理をちょっとご紹介。まずは、ランチ。今回は何といっても人数が多かったので、毎回、豪華フルコース?です。ゆり根のスープ牡蠣の唐揚げ切り干し大根入り玉子焼き(オムレツ?)川海老の唐揚げイカの煮物家常豆腐キャベツの炒め物etc...と、相変わらず量が多い(T_T)#朝ご飯、2回とってて、その3時間後にこれです。そして、夜。客家料理は、内臓ものなどが多いので代表的なものを。もつ炒め味は、すっぱいのです。酸味のあるかなり特徴的な一品。個性的な味つけですが、この味つけが客家料理の特徴なのだそうです。しかし、臓物の臭みはなく、柔らかで美味しいのです。豚バラ肉のローストちょっと濃いめの醤油味で味つけされた豚バラ肉。上に乗っている白いのはニンニクです。表面はカリッと仕上がっていて、実に美味しいのです♪それから、スープ。 これも少しすっぱめ。豚バラ肉に、なんでしょう?中に入っている漬け物のような野菜、これがすっぱさを出しているような気がします。しかし、豚の脂分を流してくれているような気もして、なかなか、これも美味しいのです。こうした食事を終えて、作業場に戻りました。時間は、午後8時10分。まだまだ青いあるきち茶葉たちに、3回目の揺青を行います。ここからいよいよ発酵度を本格的に高めていくのです。最初に7枚あったザルは、4枚→2枚になりました。今度は20回ぐらい茶葉を揺すります。揺青後、しばらくは少し青い香りがしましたが、それも大分弱くなってきました。でも、色は相変わらず、青いままです。うーむ、これは、4回目の揺青で相当思い切ってやらなきゃいけなさそうだなぁ。。。そんな折、茶師の先生が見回りに来ました。ひとりひとりの茶葉に手の甲を当て、茶葉の状態を見て、何か、林さんと話しています。茶師:「これじゃ、清香椪風茶(=東方美人)だよ」茶師の奥様:「(発酵?力加減?)軽すぎる」茶師:「水分が・・・」腕組みをしながら険しい表情の、林さんを含めた3名。。。唯一、片言の國語使いのあるきちに、何を言っているのか聞いてくれ、とみなさんから言われましたが、専門用語でよく分かりません。しかし、確実に言えることは、何しろ清香とは縁の遠いお茶なのに、清香という単語が出るくらいですから、どうやら今の茶葉の状態は、みんなまずいようです。時間は、夜10時。林さんから、緊急招集がかかりました。緊急ミーティングというやつです。この茶葉たちは全部失敗か??続く。ドキドキの深夜ミーティングの内容とは?
2007.10.07
閲覧総数 283
36
![]()
各方面で話題になっている、この本、私も読んでみました。岩茶のちから-中国茶はゴマンとあるが、なぜ岩茶か? (文春文庫plus)11月10日発売の新刊です。著者は、言わずと知れた、日本での岩茶の第一人者の左能さん。前半は、そもそも岩茶と出会ったきっかけから、岩茶房を開設するに至るまでの経緯が紹介されています。岩茶房さんの、普通のお茶屋さんとは、一味違う設立経緯はこの本で初めて知ったのですが、「日中文化交流サロン」という、ちょっと聞くと仰々しい名前も、そういう意味があったのか、とフムフムと感心しながら読みました。今でこそ、色々なお店で岩茶を売っていますが、その当時のことを考えると、本当に入手は大変だったのだろうなぁと思います。そして、後半は、岩茶が健康にどういいか、という、少しあるある大事典?チックな構成になっています。「岩茶はやっぱりすごいなぁ」と思う反面、これを読んで「効能目的で岩茶に走る人が増えると、困るなぁ」という気持ちもあったり、ちょっと複雑です。#凍頂烏龍茶は、例の「花粉症に効く」という話で、一時期、滅茶苦茶な状態になってしまいましたからねぇ。ましてや生産量の限られている岩茶に至っては。。。・・・しかし、この本、読んでいると、ホントに岩茶が飲みたくなる本です(^_^;)岩茶房さん、昔のお店に一度しか行った事がありませんが、お茶ももちろんのこと、お粥のセットもとても美味しくて、とても良い印象があります。日曜日がお休みなので、少し足が遠のいていましたが、これからの季節、またお邪魔をしてみたいお店です♪#左能さんのお話も一度聞いてみたいですしね~
2006.11.20
閲覧総数 217
37

今日のお茶は岩茶 鳳凰水仙。鳳凰単叢などで使われている、鳳凰水仙種を武夷山に移植。その茶葉を使って作った岩茶です。最初に飲んだ時は、はてさて、このお茶の正体は。。。と思ったものですが、素性が分かると、確かに茶葉を見ても、鳳凰水仙種の特徴が出ています。鳳凰単叢よりは、少し色が深く、茶葉の幅が太いので区別はつくのですが、非常に似ています。茶葉の段階の香りも、確かに単叢っぽいフルーティーな香りです。水色も、普通の岩茶よりは少し色が浅いような気がします。飲むと鳳凰単叢とも共通したフルーティーさが来るのですが、後味はしっかり岩茶。最初は品種特性の香りが前面に出るのですが、杯を重ねていくと、岩茶そのものの味になってきます。実に不思議なお茶です。個性派の品種でも懐に取り込んでしまう。武夷山の独特な土地柄に敬意を表さざるを得ません。不思議な土地ですね。今日のお茶:岩茶 鳳凰水仙(蘭亭)、緑茶各種
2008.02.29
閲覧総数 779
38

楽天ブログの新管理画面の使い勝手の悪さにちょっとくじけ気味ですが、台湾旅行記の続きをば。。。冶堂を出た後、新生南路まで出て、信義路を渡ります。昨年9月に引き続いて、再びやってきました。 意翔村茶業。前回は、いきなりお茶のテストで少々驚かされましたが、帰ってからそのお茶(古典美人と蜜香烏龍)を飲んでさらにビックリ\(◎o◎)/!美味しいのです・・・ぶっちゃけ、お店でテストしたときの印象は、「まあまあかな・・・。でも安いし・・・」というレベル。どうしてもティスティングの形式だと、茶葉を浸しっぱなしにしますので、普通に淹れたときにはそんなに出てこないような余分な雑味が出たりします。ところが、ここで購入したお茶を帰国してから、(自分なりに)きちんと淹れてみると、ティスティングのときに「これは美味しいんだろうな」と漠然と感じた以上の香り・味のお茶で驚いてしまいました。特に、ここの看板茶の古典美人は、茶葉の力がどうこうというよりも(もちろん重要なファクターではありますが)、発酵と焙煎の加減というのが烏龍茶では如何に重要か、ということを再認識させてくれるお茶です。でも、決して高級茶ではありません。品種も色々のブレンドです。茶葉も機械摘みです。だって、100g200元(800円弱)のお茶です。しかし、これでも十分に美味いのです。熟した果実の香りと少し濃厚な味わい。スゴイゾ、古典美人!少し褒めすぎか?いや、そんなことはないと思います。…ということで、再訪となった意翔村茶業。今回訪れると、ちょうど陳さんが表に出てきました。「大丈夫ですか?」と聞いてみたところ、快くお店にご案内していただきました。実は、陳さんにお会いするのは初めてです。前回は、いらっしゃいませんでした。この方、台湾に2人しかいない国家公認の評茶師の方で、台湾茶という本も共著される程の台湾茶の大家。 ↑この本。写真も多くて、比較的読みやすそうです。意翔村茶業に行った後に見つけました。逆だったら良かったのにぃ。。。しかし、大家といっても、全然そんな素振りもありません。人当たりのとても良い方です。少し國語を使ってみたところ、國語で会話になります。うー、日本語Onlyにすれば良かったか?とはいえ、色々世間話も出来て面白かったのですが。陳:初めて?あ:いや、2回目です。陳:どんなお茶が好き?あ:古典美人が一番好きです。他に何か良いのあります?陳:ありますよー。・・・ということで、淹れていただいたのは肉桂茶。今回は、例の鑑定杯ではなく、陳さんが1つ1つ蓋碗で淹れてくれます。前回も少し気になった味の肉桂茶。今回、蓋碗で淹れてもらって、飲んでみたところ、やはり・・・香りが高くて美味いヽ(^o^)丿やっぱりここは、ティスティングのときに、「美味いかな?」と思ったお茶は、買わなきゃダメですね。これは購入決定(^^♪さて、意翔村さんといえば、発酵度の高いお茶が得意(だと思ってます)。次のお茶として、鉄観音をお願いしてみました。あ:これは冬茶ですか?陳:春茶。冬茶は、味が弱いから鉄観音は美味しくない。・・・なんとこれは、初めて聞く説でした。。。お茶の世界、いろんな理屈があり、茶商によって、考え方は違います。そういうのを聞くのもまた楽し、です。いろんなアプローチがあって面白いのです。#というよりも、そういう個性の強い茶荘を今回は巡ってますからねぇ・・・でも、いろんな説があっても、真実は1つ。自分にとって、美味いか不味いか今まで聞いたことのない話でも、美味しければそれでOK。そのぐらいの柔軟性がお茶の世界の広がりを感じるのには、必要なのではないかと。ということで、春茶の鉄観音を淹れてもらいます。淹れている間、あ:これ木柵の鉄観音品種ですか?陳:そうだよー。ところで、仕事はお茶関係?あ:・・・いえ。ただのお茶好きです。・・・どうやら、業者だと思われたらしい(苦笑)おそらく、時期や産地や品種のことを聞くので、普通の観光客じゃないと思われたようです。。。さて、蓋碗で淹れてもらった木柵鉄観音。・・・うーむ(-_-)悪くはないけれども、少し、水っぽいような・・・これ、前回ティスティングしたときに持った印象と全く同じ。同じ茶葉のようです。#というか、ティスティングって結構美味いか不味いかは分かるもんですね…冶堂のやつが鮮烈すぎたとも言えますが、これは見送りだなぁ・・・…と思っていたところに、日本からのお客様がお一人様でご来店。初めてということなので、一緒にティスティングをしてみることになりました。陳さん、ここから日本語モードに。今回も試すお茶は7種類。・古典美人・凍頂烏龍・肉桂茶・鉄観音・高山烏龍茶・蜜香烏龍・東方美人それぞれ、どう違うのかを日本語で説明してくれる。古典美人と凍頂烏龍茶は、同じ茶葉・作り方だけど、発酵度が違う。肉桂茶、これは品種の名前。鉄観音は、品種と製法の名前(←この辺の説明がさすがだと感じた)高山烏龍茶は、1000m以上の山で採れたお茶。これは阿里山のお茶。蜜香烏龍は、ウンカに吸わせて作ったお茶東方美人は、発酵度高め。紅茶に近い。等々。質問にも的確にお答えしてくれる。これなら、初心者でも安心ですね(^^♪さて、ティスティングの結果としては、やっぱり美味しいと感じたのは、古典美人と肉桂茶と蜜香烏龍、東方美人でした。東方美人は、ティスティングの段階で、とても甘いのです。蓋碗で淹れたら、どんなものなのか、気になりました(^^ゞさらに、同席した方が、文山包種茶を飲みたい、と言ってくださったので、文山包種茶を蓋碗で淹れてもらいました。あ:これはいつのお茶ですか?陳:12月の。新しい。・・・これは多分美味い。(あるきちの勘)で、飲んでみたら、やはり美味しいヽ(^o^)丿文山の美味しくないのにありがちな生っぽさがないのが一番の特徴か。しっかりと香りが出ていて、これは美味いと思います。多分、年始に行って当たりでした。これより前の冬茶は、良くなかったのではないかと。…ということで、意翔村茶業さんでは、古典美人と肉桂茶と東方美人、文山包種を少しずつ購入。やはり、このお店は茶荘巡りで外せない気がします。#単に私が古典美人のファンなだけかもしれませんが。意翔村茶業住所 : 台北市新生南路一段161巷6-2号電話番号 : (02)2703-0394営業時間 : 09:30~18:30休業 : 日曜日さて、次はテクテク歩いて茗心坊へ向かいます。このお店は、かなりこだわりのお店ですよぉ…次回へ続く。
2007.01.20
閲覧総数 3320
39

気がつけば8月。ようやく一息ついた、あるきちです。7月下旬は、どーも絶不調。普段使いの蓋碗を不注意で割ってみたり。昨日、通っている整体の先生にズバリと指摘されたのは、頭の神経が疲れてますね、と。考え事のストレスのようです。治療を受けて一眠りしたら、身体が緩んだのか、やっとスッキリしました。さて、ストレス対抗なら、やっぱりお茶。こんな状況で、効きそうなのは岩茶です。でも暑苦しいのはなぁ・・・と思い、こちらのお茶を淹れました。岩茶 小梅人形町在住の前職の同僚が「近くにお茶屋さんができた」というので、連れて行ってもらったのが小梅茶荘さん。武夷岩茶と凍頂烏龍茶をメインに扱っている中国茶販売店です。人形町の路地を入ったところにあって、下町情緒溢れる場所です。近所の猫がお店の入り口のところで、だらーんと寝そべっていたりします(笑)そこでオーナーさんに試飲させてもらって買ってきたのが、このお茶。茶葉を見ると一目瞭然なのですが、このお茶、焙煎も軽く発酵度も軽めに仕上がっています。そんなお茶ですので、暑苦しくはならないだろうと思ったわけです(^^;)水色も岩茶にしては薄めの色です。口に含むと、岩茶らしくない?軽やかさに驚きます。発酵高めの凍頂烏龍などでも見られる、蜂蜜のような香りが少しします。岩茶は”三紅七緑”というのが標準の発酵程度ですが、このお茶はグッと低めに抑えられている感じです。少し青く、やや酸味があるので、”淹れ方によって表情がガラリと変わる”系のお茶という印象を持ちました。この手のお茶を気軽に楽しむには、水出しが良さそうです。このお茶の香りの軽やかさと程良い酸味は、まさに夏向き。スキッとした冷茶に仕上がりそうです♪ストレスは早めに解消しましょう
2009.08.05
閲覧総数 243
40

タイトルは”プチ茶旅”なんですが、今回の旅行記は長いですねw#色々と集大成でお送りしております夜は総統選挙のテレビ中継をずっと見ていて、旅行記的には面白くないので割愛。ようやく3日目です。3日目は、台北郊外の茶産地である坪林と木柵(猫空)。これらを公共交通機関のみ利用して回るには、どうしたら良いか?を検証してみました。結論からいうと、とても上手く繋がるので、日本のお茶好きさんのプチ茶旅には、大変良いのではないかと。茶畑も見られますし、茶藝館もあります。<坪林へ行くには?>まずは坪林に行きます。2014年に茶業博物館がリニューアルされました。それからしばらく行っていなかったので、ちょっと行ってみるか、というのが今回の旅のきっかけです。これまで台北から坪林に行くには、MRTで新店駅へ行き、そこからバスで約1時間というルートが一般的でした。【参考】台湾お茶旅行記(14)-文山包種茶のふるさと・坪林へそのあと、雪山トンネルの開通で宜蘭へ抜ける高速道路ができました。が、初期の頃は大型バスの通行禁止とか、色んな制約があったんですよね。今は普通に高速バスがバンバン走っていて、あの規制は何だったんだ?状態になってますが。で、高速道路が出来たおかげで、坪林に行く高速バスがあるとかないとか・・・あるならあるで、情報が流れてきても良いはずなのですが、あまり流れてこず。何かモヤッとしておりました。まうぞうさんに聞いたところ「大都会客運のバスで行けるはず」という情報を耳にしました。で、色々調べてみたところ、新店より少し手前の大坪林駅から乗れるらしいことが判明。今回はそのルートで行ってみることにしました。やはり実地調査は必要ですからね~。#とことん現地調査にこだわりますw<大坪林駅のバス停は少し歩きます>朝、MRTに乗って、大坪林駅へ。バス停がどこにあるのかをこちらの乗り換えマップで探します。あ、これですね。9028番。4番出口を出てみたところ、目の前にはバス停があり、沢山のポールが立っています。・・・が、ここにはありません。階段を上ってきて、そのままの方向へ1分ほど歩くと「羅東 蘇澳」と書かれた看板が出てきます。立派な待合室のあるところでした。奥の方に切符売場があるので、そちらへ行ってみます。時刻表を見てみると、1月から変わったみたい(2ヶ月間限定?)。アップにしてみます。左が平日、右が土日ですね。毎正時に出ているようですが、時々、飛んでます。平日だと8時、11時、14時、16時が飛んでて、土日は14時、16時が飛んでます。観光目的には、土日の方がダイヤは良いようですね。路線図を見てみると、羅東や蘇澳に行くバスが一部立ち寄るということのようです。割と遠方から来るので、帰りのバスは時間がずれやすそうですね。この点は頭に入れておいた方が良いかも。売場で切符を買いました。「坪林まで」と言うと、「次は9時ね」と言われました。52元でした。1元値下げ?高速バスだけあって、距離の割にはちょっと割高ですね。近くにコンビニでもあれば飲み物でも・・・思ったのですが、近くには無いようです。事前に買ってきた方が良さそうですね。5分前ぐらいにバスが到着。乗ってみました。自由席だったのですが、すぐに降りるので前の方に陣取りました。<坪林まで30分!>バスは定刻の9時に発車。バス停を出発すると、真っすぐ高速道路のインターチェンジへ。高速に乗ると渋滞も無く、スムーズそのもの。車窓の景色は高速道路なので、面白いものではありませんが。が、高速道路はやはり偉大。なんと、30分で坪林に着いてしまいました。これは早い!でも、ろびんさんによると、渋滞すると1時間かかったりするそうです。そうなると山道を走っても変わりませんね・・・坪林が結構山深いことを知りたい方は、新店から高速道路を通らないバスに乗っても良いかもしれません。本数が減ってそうな気はしますので、調べてから行った方が良いかも。<バス停の位置関係>ちなみにここのバス停は坪林の街の中からは、ちょっと外れています。一般のバス停では、坪林国中というバス停になるようです。坪林のターミナルの次のバス停みたい。向かい側に見えるのが帰りのバス停です。一緒に降りたおばさまたちも、帰りはどこで乗れば良いの?と聞いていました。目指す坪林茶業博物館は道路を渡って、橋を渡ればすぐ。徒歩5分ぐらいのイメージです。バス停と博物館の位置関係を地図で表すとこんな感じです。※OpenStreetMapの地図を使用。<A>高速バス・坪林バス停(坪林国中バス停)<B>坪林茶業博物館<C>坪林農会の直売所<D>坪林のバス停(新店・深坑方面行きのターミナル)それでは橋を渡って、坪林茶業博物館に行ってみます。時刻は9時半。博物館は9時開館なので、ちょうど良い感じです。続く。にほんブログ村便利になりました☆
2016.02.18
閲覧総数 4476