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2005.06.16
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カテゴリ: 楽器
楽器ご紹介その4

19世紀始め頃イギリスのウィートストーンさんがボタンつきハーモニカ「シンフォニウム」を考案、蛇腹をつけたものがコンサーティーナの原型になった、だそうです。(アイリッシュ・ミュージックガイド 音楽之友社 参考) 
蛇腹の押引き同じ音のイギリス式イングリッシュ・コンサーティーナと、蛇腹の押引き違う音のドイツ式アングロ・コンサ-ティーナ。写真はアングロ式。アイルランドではアングロ式が主流。(イングリッシュ式を演奏する人は見たことがないが、いるのかな?)
一昔前アイルランドのクレア州では一家に一台(?)この楽器が置いてあるほどポピュラーだったとか。値段も安かったそうだ。
日本でこの楽器を手に入れるのは大変。まず楽器屋さんには置いていない。たまに見かけるのはドイツの楽器メーカー「ホーナー」の大量生産品だけ。インターネット通販でおなじみイギリスのホブゴブリン(HOBGOBLIN)の自社ブランド「グレムリン(Gremlin)」のコンサーティーナも手に入りやすい。
http://www.hobgoblin.co.uk/local/index_jp.htm
妻ははじめグレムリンのコンサーティーナを演奏していたが、押したボタンが帰ってこないなどの故障が多かった。国内にいる奏者や業者に聞いてもう一段上のコンサーティーナを探した。インターネットで探したり直接工房に手紙を書いたり…。コンサーティーナもいまや大人気で生産が追いついていないし、壊れないしっかりしたものは価格も高い(10~30万ぐらいかな)。すべて手作りだからしょうがないけれども。
現在はカナダ製の気に入ったものが入手できた。ボタンがしっかりしていて演奏しやすい、と妻もお気に入り。彼女のメイン楽器です。


「少しななめに構えて、角だけひざの上に乗っている状態で演奏する。腕の押し引きだけでダンス音楽にはついていけないので重力を利用して蛇腹を押引きする」のだそうです。

そういえば以前、バンドネオン奏者の小松良太さんに会ったことがあり、彼がコンサーティーナに興味を示して「ちょっと弾かせていただけませんか?」と妻のコンサーティーナを弾いてみた。ボタンの音階が判らないから曲は演奏しなかったが、その音の大きいこと!
バンドネオンは蛇腹を力で引っ張ってるからなのでしょうか、コンサーティーナも大音量になってました。ちなみにコンサーティーナはバンドネオンの小さいものではありません。あれらは別物です。

妻は「コンサーティーナの素朴な音が好き」と言っています。僕もゆったりとしたリズムで弾く素朴なコンサーティーナの音が好きです。
メアリーマクナマラ(Mary MacNamara)やザ・ロンリー・ストラッデット・バンド(The Lonely Stranded Band)のミリアム・コリンズ(Miriam Collins)、プロヴィデンス(Providence)のミホール・オレイリー(Micheal O'Raghallaigh)などがすきなコンサーティーナ奏者です。

長文でごめんなさい。次回もお楽しみに。





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Last updated  2005.06.16 17:04:13
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