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主人には恩がある
主人の両親にも恩がある
学生の頃からの付き合いの主人。
初めて出会ったのは
まだ10代だった。
二十歳を過ぎて、
私は食事がうまく摂れなくなった。
過食嘔吐。
本を読みあさって
見つけた病院に通った。
2週間に一度。
摂食障害の専門。
主人は当時、もちろん「彼氏」。
よく病院に送ってくれたりした。
私の体調の波がある中で、
主人の両親も、会うたび、いつも温かかった。
どん底の気分の日々。
気分の落ち方、深さ、
気分が晴れないと、
夜のドライブに誘ってくれて、
本当に頻繁に、
二人で夜のドライブをした。
風が気持ちよくて、
気分も良かった。
もちろん、自分の親のおかげもあるけれど
主人や主人の両親の大きな支えのおかげで、
私は病気だったことを忘れるほど
元気になった。
何があっても、
この恩は忘れるわけにはいかない。
主人にも主人の両親にも
恩返しできることなら、
恩返ししたい。
そう思っている。
まだ、貸しは残っている。
ずいぶん、お世話になったんだ。
逆の立場になってみると
よくわかる。
周囲の苦悩は、今までわかっていなかった、
そう思う。
今ここに生きているだけで、
ありがたいのだ。
あの頃、とっくに命を落としていたのかも
しれないのだから。