Jobimさんへ

普通の平面で、磨き上げて鏡面にしているものと理解しています。

どの程度の鮮明度で像が移るのかは知りませんが・・・。

ダウンロードした画像には、銅鏡の裏面と思える側を写した画像がセットになったものもあったと思います。 (2024.08.14 10:16:04)

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2024.08.14
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カテゴリ: 観照


(資料1-a)
京都国立博物館に行くと、考古の展示室に 銅鏡 が展示されています。 銅鏡に龍が彫られている ことを思い出しました。そこで 銅鏡に棲む龍をインターネットで調べてみました
国立博物館所蔵品統合検索システム(ColBase:資料1)には、 「双龍鏡」 というキーワードで1つのグループとして、銅鏡の龍が9点表示されます。冒頭は京都国立博物館所蔵品の一例です。


(資料1-b)

 (資料1-c)

(資料1-d)

(資料1-e)

この5点も京博蔵。制作年代は不詳 。                    (資料1-f)


(資料1-g)

この2点は、東京国立博物館の所蔵品 同様に制作年代不詳 。        (資料1-f)


この銅鏡には 「至元四年」の銘 があり、 「蓮華双龍鏡」 と称されています。   (資料1-g)


もう1つ「龍虎鏡」という名称の銅鏡群 が6点あります。

 (資料1-h)

この2点は京博蔵 です。                           (資料1-i)

(資料1-j)
京都府長岡京市 長法寺南原古墳出土 古墳時代・4世紀〔中国製・2~3世紀〕
東博蔵


龍虎鏡  ​東博蔵​ (資料1-k)


鳥取県湯梨浜町 馬ノ山4号墳出土 古墳時代・4世紀  東博蔵        (資料1-l)


三角縁画像帶竜虎鏡  岡山市 備前車塚古墳出土   古墳時代・3~4世紀 東博蔵  (資料1-m)

この辺りで一区切りとします。
つづく

参照資料
1.​ ColBase 国立博物館所蔵品統合検索システム
 1_a)​ 双龍鏡(E甲54) 京博蔵
 1_b)​ 双龍鏡(E甲57) 京博蔵
 1-c) ​ 双龍鏡(E甲83) 京博蔵
 1-d)​ 双龍鏡(E甲142) 京博蔵
 1-e) ​ 双龍鏡(E甲143) 京博蔵
 1-f)​ 双龍鏡(E甲259-5))京博蔵
 1-g) ​ 双龍鏡(TE-23)  東博蔵
 1-f) ​ 双龍鏡(TE-96)  東博蔵
 1-g)​ 「至元四年」蓮華双龍鏡 東博蔵
 1-h) ​ 龍虎鏡(E甲93) 京博蔵
 1-i) ​ 龍虎鏡(E甲163) 京博蔵
 1-j) ​ 龍虎鏡 長法寺南原古墳出土 (J-22535) 東博蔵
 1-k)​ 龍虎鏡(TE-743)東博蔵 ​ 
 1-l) ​ 変形龍虎鏡(J-37067) 東博蔵
 1-m) ​ 三角縁画像帶竜虎鏡  (J-37172) 東博蔵

補遺
中国・日本歴代銅鏡 ​  :「名古屋市博物館」
銅鏡 ​  :ウィキペディア
[大人の教養・日本美術の時間]
古代の鏡は、素材も用途も今と違う!
​   :「TSUMUGU JAPAN ART & CULTURE」

 ネットに情報を掲載された皆様に感謝!

(情報提供サイトへのリンクのアクセスがネット事情でいつか途切れるかもしれません
その節には、直接に検索してアクセスしてみてください。掲載時点の後のフォローは致しません。
その点、ご寛恕ください。)

こちらもご覧いただけるとうれしいです。
観照 インターネットで【龍/Dragon】探しの旅へ 」一覧表





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Last updated  2024.08.14 00:25:54
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Re:観照 インターネットで【龍/Dragon】探しの旅へ -21 銅鏡(1) 双龍鏡と龍虎鏡(08/14)  
Jobim さん
銅鏡の鏡面はどうなっているんでしょうね
磨けば輝いて顔を映すことができるのでしょうか
たいてい細工を施した面しか見たことがない(見せてもらったことがない)ので (2024.08.14 08:14:37)

Re[1]:観照 インターネットで【龍/Dragon】探しの旅へ -21 銅鏡(1) 双龍鏡と龍虎鏡(08/14)  
茲愉有人  さん

Re[1]:観照 インターネットで【龍/Dragon】探しの旅へ -21 銅鏡(1) 双龍鏡と龍虎鏡(08/14)  
茲愉有人  さん
Jobimさんへ

追伸

ご紹介した銅鏡の中で、参照資料の1-g、1-kの銅鏡は裏面の画像が見られます。
「作品画像一式」の項で、ダウンロードして同梱画像をご覧ください。

『源氏物語図典』(小学館)によれば、平安時代のこととして、「鏡は八稜角で、銅や銀・鉄などの金属製のものが普通である」と記されています。
風俗博物館では、女房たちの身だしなみとして、髪の手入れをする場面を具現化展示して、鏡面(表)を眺めているところを展示していました。装飾彫刻のある方は裏になるようです。 (2024.08.14 10:53:52)

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