[Scientia] カテゴリの記事
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2022年11月8日 天王星蝕かつ皆既日蝕の夜
今日は皆既月蝕と天王星蝕ダブル蝕の日。皆既蝕中に惑星食が起こるのは、1580年7月26日の土星食以来だとか。月は東の空で８日午後６時９分から欠け始め、同７時１６分～同８時４２分にかけて全て地球の影に入る。同９時４９分には満月に戻る。天王星は天体望遠鏡ないので井戸の底から見られない。1978年9月17日 中井英夫の誕生日も月蝕だった。古くて美しい初版の絶版本。私の手元にはないので、中井英夫作品集と全集所載の「月蝕領宣言」を読み返すだけ。建石修志の美しい装画がないので、それは絵のない絵本を眺めるようなものだ。いや、絵のない絵日記と言うべきか。それにしても建石修志画伯の全画集が出ないかな。
2022.11.08
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加藤文元氏による
このカテゴリ使うのどんだけ久しぶりなのか。You Tubeで加藤文元東京工業大学教授の講義が視聴できる。ラッキー♪抽象代数学への招待ガロア理論特別講義【数学史】など、さまざま。ツイッターによると加藤先生モデル体型？うーーーーんんん、イケメンだという意見もあり？物理学セミナーでお世話になった先生が東京工業大学出身だったなあ（教授職についたのは別の大学だけど）そんなことはどーでもよろしくて、面白くわかりやすい。視聴して損はないと思うけど。先生の著書も読書予定に入れている、もう秋、ミステリーから離れて読まねば。
2022.09.30
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宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃
平明で簡潔な文章、適切な解説のおかげでどうにか読み終えた。言葉遣い巧み、本書もまた「名文」の一つだと思った。読み終えたからといって、理解出来たわけでは無論無い。この本の内容の理解つまりIUT理論の理解でもさらさらにない。当たり前だけど。郡とか複素数とか、遠ざかっているうちほぼ忘れかけたていた概念を思い起こすきっかけを得られただけでも良しとしよう。そして、望月教授のブログを参照して読むと腑に落ちる箇所（必ずしも数学的な記述ではないが）あったりするのもほっとしたり、はっとさせられた。それにしてもこわいのは、理解できたつもりになって、トンデモ解釈を書き連ねたメールを送りつけたり、カン違いコメントを書き込んだりして、本の作者や理論提唱者やその他の人々に迷惑を及ぼす頭の構造の人物。望月教授のブログのコメント欄は閉じてあるけど、加藤先生はツイッター開設してるのは、リスク承知の上でしょうけど、他人事ながら......と思わざるおえない。。
2022.05.24
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残念ながらトンデモ番組な顛末
GW中にこれくらいは読んでおこうとするそばからちょっと待ったとばかりのタイミングで御本尊から NHK番組 への 「不合格発表」があった。NHKスペシャル「数学者は宇宙をつなげるか? abc予想証明をめぐる数奇な物語」（＝完全版（90分）簡略版（60分）） 前半はぎりぎり合格、後半は不合格望月教授自身のブログでの発表、誰かさんの司法試験不合格発表を取り沙汰するより余程傾聴に値すると思うが。一般人が理解するのが困難、解るように解説するのが更なる難題な内容を、無理矢理こじつけトンデモ解釈してオンエアだったとはコワい。論理が解らなくとも、番組として面白ければ視てしまったり、内容を真に受けてしまう視聴者心理もさらにコワいんだが（私もオモシロイと思って視聴していた）私は短縮版の60分しか視ていないので前半部、後半部どれくらいカットされていたのか判りようがないが、番組中の「AはAであって、同時に非Aでもある」という定義は、論理矛盾であり、宇宙際タイヒミューラー理論とは無関係との教授は指摘がなかったら、この下手な禅問答じみた屁理屈をトンデモ勘違いしたままの人、相当数だったのだろう。あくまでトンデモ理論やトンデモ推理ですらない、トンデモ勘違いレベル。（このヘンな屁理屈は、なにかといえば和算まあで持ち出して日本の数学、及び数学者スゲーと盲信している素人には随分都合よく受けそう）けれどトンデモ勘違いの困ること、トンデモ理論やトンデモ推理以上ではないのか。残念ながら教授は職業柄必要あってHPのメアド公開しているため勘違いのトンデモメール殺到してる.....としたらーーーーーーー あっ、もうしてるんだ_:(´ཀ`」 ∠):_ 取り敢えず、教授のブログのおかげ様で、読んだ本にも事実誤認による記述があったことが発見できたのは良かった。ああ勘違いせずに済んで幸い。
2022.05.06
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雨の月末はセミナーへ
ようやく、まともに講座やセミナーが開催されるようになったので、午後は雨のなかを外出。医学・医療系の知識、情報でとても参考になる知見を得られた。一般医療機器のデモンストレーションも一緒にあって、試供品まで頂いてしまうという嬉しいおまけ。エコバッグ一袋に一杯。知識の提供だけでなく、この支給は助かる。少なくともナントカマスクよりは。早速使ってみることにする。講座の内容はふーんそっかー、えーやっぱりー、と脳内に格納したので此処には記さない。ワクチンとか、COVID－19とかのワードで検索に引っかかりたいなんてさらさら思っていないもので。閲覧数の水増しだのちっとも嬉しくないし。
2021.10.31
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ノーベル賞あるある 訳ありあり？
裏事情のないナントカ賞はない、と知りつつも文学賞と平和賞以外の受賞者には割と素直におめでとうと、思う方かな。今年の受賞者の 気候変動では旱魃が何よりも問題 という発言など傾聴に値すると思う。ところで日本ではノーベル賞の賞金には課税されない、ただしノーベル経済学賞は別なんだそう。個人的には訳わかんないルール、経済学にだけ不公平感ありありと感じていたがこれまで 日本人で経済学賞を受賞した者はーーーーーー一人もいない！！！！ んだそうな。なーるほど、わけが分かったような、さもありなんというか。
2021.10.06
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三石巌の本
なんだか御長寿賛美のハウツー本めいたタイトルだが、物理学者が提唱した分子栄養学の理論を一般向けに読みやすく解りやすく述べた本。藤川徳美医師も称賛してるだけあって、読んで納得の内容だった。とはいえ、納得した理論を実践できるかというとそれは難しい。理屈通りの栄養を全て日常の食生活で摂るのは結構キツイものがある。と、自らの食生活を顧みて思う。健康体も完全栄養も決して「自然体」でいて得られるものではない。
2021.04.25
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ナイアシンフラッシュ実験
以前から気になっていたナイアシン100mgを飲んでみた。夕方の空腹時に１錠。服用後おおよそ一時間後ナイアシンフラッシュ ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!! 両腕に蕁麻疹様の赤発、顔の皮膚にも違和感、ジンジン、というかピリピリというか表現し難い不快と感意識が遠のく感じ。これら症状は出現してから30分程度で、引き始めたのでそれほど激しい副作用とは言えないのかもしれない。飲み続ければ馴れてフラッシュは出なくなるというが、この実験をやり続ける価値があるかどうか。そうまでして、このサプリを摂る必要があるのか。ちょっと迷うところ。
2021.01.10
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元年最期のセミナー
午後が師走最初で元年最期の会議。帰宅後夕方はセミナーに出席。2ヶ月ぶりくらい。セミナーの開催数が減り、此方の受講数も減った。このカテゴリー使うこと自体が余りにも久しぶりなほどに。私にとっては元年最期のチャンス。来年はどうなるかわからないので、取り敢えず会場に駆け込んだ。内容については、素人がくだくだしく記すこともない。今後復習するというほどでもないけど、ぽつぽつ思い出すよすがに良さそうな参考書。わかりやすく、色々考えさせられて、レビューの評価も高い。90分程度の講義だったが、眠くならずに済んだのはこれまた2ヶ月ぶりにメロンで果糖補給したおかげ？
2019.12.06
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幻想か科学か
翻訳書を読ませていただいているとある幻想文学翻訳家のセミナーが今日開講される。といっても、文学のお講義ではなくその方の「本業」の生化学分野で、なのだが。テーマは”未来へのバイオ技術革命勉強会”「口腔ケア革命」講義内容は以下で三番目の講師。細胞間コミュニケーションと口腔細菌バイオフィルム唾液メタボロミクスによる歯周組織と全身の健康測定法の開発人工知能で唾液から口臭の有無を予測する食べるだけで虫歯や歯周病を予防するタブレット菓子とヨーグルト詳細と、面白そうだし一般参加OKなのでとても気になったのだが、時間と参加費の点で折り合いがつかなくて断念。今日も一人欠員で勤務がはずせないうえ、参加費が諭吉単位では気軽に受講は出来ないなあ。最近サイエンス系のセミナー敷居が高くなっているように感じる。安価や無料で受講できるチャンスも減ってきてると思う。だからこのカテゴリーも久しく使っていなかった。それとは別の話で、この方の本業のほうの著書も一読してみたいのだが、論文発表のみで一冊の専門書としてまとまった出版物がないらしい。幻想文学の翻訳出版は相当数なの残念。
2019.02.19
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微分積分は微妙どころではない
本日は午後の会議が終わってからセミナーへ。お題が微積分とあって慣れない頭の体操どころか、脳の筋トレになってしまった。脳内筋肉痛で頭が痛い。脳も身の内だわ。
2018.12.07
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算学は算額で
和算の本。ベッドで読む睡眠導入剤代わり。 挿絵のなんとも言えぬ可愛さ算額と遊歴算家の存在が萌え要素なのでこの手の本は時々読む現代の西欧にもエルデシュみたいな放浪の数学者いることだし遊歴山家を主題にフィクション創作したら面白いだろうな。時代劇ドラマでもありかと。※算術の少年しのび泣けり夏（西東三鬼）
2018.06.16
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はじめてのhydrology
この滅多に使わないカテゴリーをさら久しぶりに使う。今日生涯で初めて、hydrologyのセミナーを受講したので。最も生命に密接る関わるもの、余りにも身近な必要不可欠な存在への、これまでの視点漏れというか知識の及ばなさ。個人的には、火よりも土よりも風よりも、水に対する関心は深かったけど、科学の対象として体系的に思考するなんて発想が欠けていたなあ。そうそ、受講者の中に日本の面積がどれくらいか知らない人の数がそれなりにいた？それはあんまりな....私の記憶が確かなら、小学校の社会科とか中学の地理の時間でおそわった記憶が。取り敢えず、これくらいは読んでおかないとかな それからね、天文学より水文学が今熱い！！とか先ず理系、文系はいつでも取り組めるって解っちゃいるけど、一般人てか凡才にはハードル高いんですわ。後者はご無理ごもっともで、ラッセルは最初は数学者で論理学者だったけど、哲学者へと転身した。でもね、これも天才だからできたことなんでないの。
2017.11.17
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音痴だか無知だか
先日ゲームに参加していたときのこと。GMがゲームの説明を白板に書き、強調したいのか、「５」とういう数字の横にビックリマークを書いて「5！」と表記した。すると何処からか、それは階乗を表す書き方で紛らわしいのでやめてほしい、と声が上がった。当然だろう。書いた本人の言い分は自分はまったく数学音痴なので、たった今そう言われるまで知らなかったとのこと。ハァ？それはいくらなんでも.......私の記憶が確かなら中学の数学Bでやるんだけど。と、私が独白したら隣の若い男性も同意した「そうそう、中学で出てきますよーー」ああ記憶違いではなかったしー、世代が違ってもそんなに変わってないらしいしー、ちょっとホッとはしたけど。ちなみにGMは英語教師の資格をお持ちで、英語のゲーム会に参加するような御方。此の程度の自然科学知識は知らぬ存ぜぬで、疑念も持たず過ごしてしまうのってふつうなんだろうか、と私としてはそれこそ (?_?)！ で、ビックリマークだった。それは、数学音痴というより無知なのではないか。階乗の概念を持たなくても日常生活には困らんと、いい切れるんだろうか。ドレミの音階が聞き分けられなくても聴覚に異常がないのと同レベルのことなのだろうか。どうなってるの。此の国の自然科学教育だの、国を構成する個人それぞれの、灰色の脳細胞のいかほど黒いのか白いのか。此方の黒い脳髄とて、この手の本をベッドで読んだところで、（ミステリーであっても）しっかり眠くなるのではあるが、それにしても。私的な余りにも私的な、frauleinneinのつまらないことが気になったことの記録。
2017.08.26
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舎密開宗
せいみかいそう と読む。ターヘル・アナトミアは学校の歴史の教科書に載っていたが、この本は載っていなかった。今の中学の歴史の教科書には乗っているのかどうか。そんなわけで、存在を知ったのがごく最近。電子書籍化されているのが意外だった。日本にだって理系の古典はあるんだから、伝えていくために当然の措置ではあるけど。原文はいくらなんでも読む気がしない。というより、私には読むのは無理。研究書と現代語対訳の合わせ読みがやっとだろう。著者の宇田川榕菴は平賀源内並に面白い人物に思えるので、評伝があれば読んでみたい気もする。
2016.06.20
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STAP細胞 残された謎
STAP細胞があるとする主張に破綻があるのと同様に、ないことを検証した調査方法も誤謬であることを、専門知識のないものに伝わるように簡明に記述している。一般向けの科学書も書き方、書き手の姿勢（視点）とはかくあるべし、というお手本のような一冊。私自身が専門知識がある者でない以上、本書の内容について説明するべくもなく、とにかく一読を押す。ノンフィクション賞を取ったあの本に疑問を持ち、さりとて「あの日」には食い足りなさを覚え、SNSの流言にはうんざりしている方なら、ことさらである。NHKの報道番組「調査報告 STAP細胞 不正の深層」にも一章をさき、それがNHKの不正報道の真相を調査報告するていになっていることに思わず膝を打ちたい気分にさせられた。もっとも此の騒動で亡くなったしまった方の遺族などはこの程度で溜飲が下がろうはずもないが。蛇足ながらこんなことも思った。珍しくミステリー意外の本の読後のチラ裏。
2016.05.27
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mgとμg
小保方サイトの細胞作製手順の記述ったって、量の単位が正確でないので（mgとμgが違っている？）これを実行してもな～、な疑義があるんだけど。サイト見たり、「あの日」読んだりだけじゃ片手落ちと思われ、極力公平な観点からの検証が欲しいところで、読むべし。とは言え、この手の出版物はほとんど、専門分野の学術研究によるものでなくて、科学ライターとかいう不可思議な種族によるものなんだな。専門家の見解から、インチキだと思われるなら、その論旨を書籍のかたちで世に問うても良さそうに思うも、サイトやメルマガ、SNSレベルの発信、発言に留まってる。なあんてって、出版するわけ無いか、出版社は。売れそうにないものは。一般大衆が求めているのはスキャンダラスな刺激であって、専門知識ではないもんな(´ρ`)ヘ
2016.04.13
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過去から明日への断想
自然科学分野でのノーベル賞の受賞なら素直に喜び賞賛してもいいような気がする。日本人であろうと、外国人であろうと。特に外国に籍を置いて研究している科学者のあげた成果においておや。いつも言う。しつこく繰り返す。此方にはナショナリズムなんてこれっぱかりもない。だからこそ平和賞と文学賞は眉につばをつけてしまう。えっ、なんで、どうして。ニュートリノ理論を予見した坂田昌一博士はノーベル賞を逃した。なんだかゲルマンと僅差で受賞を逸したような...感があるという意味のことを、坂田氏のもとで学んだ物理の教授から聞いた覚えがある。 1970年死去だから、ノーベル賞に推薦されてわずか一年後に亡くなっている。素粒子理論創世の科学者は早世だった。
2015.10.07
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最後の土曜日のよしなしごと
昨日は珍しく植物学のセミナーだった。植物学という大雑把な言い方は今ではしないけど。私には生物に興味があった幼いころから、動物に比べて植物に関する知識は難しすぎて歯がたたないと感じていた。動物より複雑で不思議な存在植物。物理の教授が生物の問題そのものが難しいといっていたのを覚えている。分子生物学のことを言ってたのかしらん。隣の芝生は青く見えるじゃなくて、他家の敷居は高く見えるなんて。帰ってからTVで「GODZILLA」を見る。映画としての出来は悪いと思わないけど、やっぱりゴジラが日本バージョンほど可愛くない（身贔屓）。頭が小さくて、吊り目で鼻孔が細長くて、牙も細長くてアメリカ型進化系の顔ってなんだか。ゴジラは頭がデカくて、ギョロ目で、鼻の穴も開いていて、たくましい牙をもっててナンボでしょう。ゴジラやムートーという生物出現の原因は例によって突然変異？SFの世界では便利にというかご都合主義に何でも突然変異で片付けているような。動物が突然変異して怪獣になるというSF映画はあっても、植物が怪物に変異して活躍するというSF映画はないみたい。動かない彼らは怪物化して暴れるイメージがわかないからだろう。現実に植物は動物よりもその生涯の間で「化ける」んだけど。物言わず身動きせぬ彼らの複雑で不思議な生物としての様相。植物に関する本を読みたいと思っても、内容が優しいものでも高額...専門書のジャンルなので、電子書籍化はないし、古いものの中に名著があって、古本でも高価なのが悩ましい。図書館だのみかな。ゴジラついでに、中村真一郎と福永武彦と堀田善衞が共同執筆した、モスラの原作も読みたい気がする。映画の方はTVでみたような記憶が....。本は古本しかなくて、桁違いに高すぎ。
2015.09.26
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科学的根拠 ないわー
個人的には血液型性格診断とやらは信じていないと前振り。だって科学的根拠ないし。こんなことにこだわるのって、此の国の人間だけだし。* * * *先日、ホワイトデー直前イベントで女性無料デーのゲームに性懲りも無く（図々しく？）参加した。けど、女性少ない。男性21人に対し女性6人ではバランス悪すぎ。最終ゲーム、余興のつもりかゲーム卓を血液型別に分けようとGMが提案。んー、たって4分割すれば過密と過疎に別れるに決ってる。この国ではA、O、B、ABの比率がが4：3：2：1だから。ということでAとABが一緒、BとOが一緒にゲームをすることになった。したらば、私のついた卓の14人の内訳A型11人AB型3人。しかも、ABは私を含めて全員女性。残りの女性はA、B、Oそれぞれ一人ずつ。これまたバランスの悪さには変わりないことに終始。う～ん、AB女子は人狼ゲームがお好き？いえ、信じてないわ血液型占いなんて。ゲーム終了後、主催兼GMが「なんやABは女性だけか。おれもABやけど。」そうすると今回ただ一人のAB型男性？えっO型だと思って、いえ私、信じちゃいないですけど、と自分に言い聞かせる。主催AB氏「そう言われてみれば、何となく判るやろ」そういわれても、なーんにもわかりませんが～。私としては。だってねー、プレイヤーとしての貴方、素村騙りしまくりじゃん。別のAB型女性「う～ん。AB型って余り、他人の血液型とか関心ないのよね。」もう一人のAB子「そーねー。同じ血液型でも男性だと性格違ってくるみたいだし。AB男は無責任とか、いい加減、テキトーとか雑誌の占いではいいこと書いてなかった気が....」「AB男にデキ婚はあり得ないって話を聞いたことある。」とすっぱ抜いたのは私。AB型の某伝統芸能人がこう言われていたのは割りと有名な話。やっぱ、根拠がない、いわれのない言いがかりっぽいとは思うけど。AB氏「えー！ないわー！！それはない！！！おれ、ちゃんとデキ婚したでー」はい、はい、別にそんなことわざわざ言わんでもいいがなー。やっぱりねー、血液型いじりの話題はまともな内容にならんというのが、私見。繰り返し科学的根拠の無いこだわりは捨てるべきだと強調。科学的根拠のある本。掛け値なしで面白い。さすが藤田先生。* * * *ひさしぶりにScientiaカテゴリ使ってみたものの、この話題こそ科学的根拠が無いような...何やってんだかな。
2015.03.22
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本日の予報じゃなくて予想
久しぶりに、（４ヶ月ぶりくらい？）セミナーを受講することにした。脳の言語処理における再帰的計算機能...って、プログラム言語でなくてまんまヒトの言語ですがね。てゆーか、人間の脳も再帰処理を用いてるって (-_-)難しい。資料出しで少しは予習。いくつかの本のうち用語が不適切じゃないかと思われたりするもののある中で、これは読みやすくわかりやすかった。で、予想。講義の中で例の細胞問題の話題が出るのかな～と。
2014.04.11
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希なる人々
素晴らしい ～♪～♪～ 以外の言葉は出ないけどこうして聴くと「砂の器」は名曲なんだとしみじみ。海外の演奏家もレパートリーにいれて欲しいと思わされた。そしてこちらは、数字の一つ一つが色彩を持つ「共感覚」の世界に生きるある天才のお話。 読み進むうちに、奇矯になることのない淡々とした語り口の向こうに未知の美しい光景が開けていく心地がした。 *円周率πの小数点以下２２５１４桁まで暗唱した彼は言う。「πは僕にとって言葉にできないほど美しく、唯一無二のものだからです。」「モナリザの絵やモーツァルトの交響曲のように、πそれ自体に愛される理由があるのだ。」言葉にできないから数字にできるのよ！！な～んて突っ込みはこのさい無用で(･∀･) もっとも、共感覚の持ち主でなくても数や図形から受けるイメージは人それぞれにあるはず。私としては奇数はどちらかといえば寒色、偶数が暖色。０（ゼロ）は無彩色で、これは揺るぎない色感。だからモノトーンの服が多いのかって？そうそう、サヴァンではないけれど、盲目の数学者ポントリャーギャンは５次元を視覚的にイメージすることができたという。常人（凡人？）には想像もつかない想像力と創造力を持つ人々。
2013.12.09
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９月１９日
NEWSというも何を今更。 ↓安倍晋三首相は19日午後、東京電力福島第1原発5、6号機について、東電に対して「事故対応に集中するため廃炉を決定してもらいたい」と指示したことを明らかにした。ご無理ごもっとも様。だけど、オリンピック招致を推奨した同じ口がそれを言うか？言うは易く行うは難し、の最悪の見本だわ。処理のためにかかる膨大な費用と年月は想像するだけでも気が遠くなりそう。 科学的観測は宗教にあらず、などと此方が言えば当たり前だろ！バカ！！ボケ！！！って返されそうだけど、ではでは予知という用語は如何なものかと。ついでに観測にしたところで、日本列島の地震に希望的観測はありえないでしょう。絶望的観測．．．そんな日本語があればね。
2013.09.19
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神の技 紙の業
「迷路館の殺人」の後書きを読んで前川淳氏の存在を知った。そういえば中井英夫の短編「大望ある乗客（幻想博物館）」の中に、折り紙オタクの夫に殺意を持つ妻が登場していたり、そこはかとないシンクロニティを感じたりもする。 千羽鶴に倣って、千体の悪魔を折りあげたら、どんな願いが叶うのだろう。折ってみたいけど、どの程度の技術が必要なのか。というか展開図を使用する折り紙未経験者だし。手技の細かさという点では、2ｃｍ四方の紙で折り鶴が折れる程度の修行しか積んでないし。作品によっては仕上げるのに10時間かかったりする。たとえば、この兎なんか。展開図作成プログラムのダウンロード出来るけど、私のプリンタじゃ、たぶん出力エラーでしょう(－_－メ)悪魔のいるところ、天使もあり～♡天使と悪魔を創造する、神ならぬ人の紙の技。遊びをせんとや生まれけむ。それにしても、折悪魔にせよ折天使にせよ、千体揃ったら壮観、奇観？ 如何ばかりかと。----------------------------------------------------------------------------------久しぶりに覚書．．．．駒場博物館で、「計算折紙のかたち展」やるので、行くのを忘れずに。暑いんでしんどい、メンドイ、けど。そのあとが「ダンヌンツィオ生誕１５０周年記念展」とはなかなか心憎い企画、なんてって此方の趣味嗜好に偶然一致しただけだけど。
2013.07.13
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ブログマラソンとやら ＮＯ９
朝 起床時 体重４１．４ 体脂肪率 １７．１％夜 食事前 体重４１．１ 体脂肪率 １６．１％体脂肪率は数字だけみると最悪だが、もとい生体インピーダンス法の計測データは余り信が置けない。計測した身長、体重、電気抵抗から、統計データを元に推測した数値を表示しているに過ぎないから。測定ならぬ推定結果ということ。体脂肪計に格納されている元データが変われば、測定値も変わってくる。各種体脂肪計ごとに結果が違うのはそのため。一喜一憂するのはナンセンスかもしれない。
2013.06.26
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６月１８日Chariot （二輪馬車）
糖質オフ食品があれやこれや、出まわって、中には糖質制限もどきもある様子。某ブランパンを食べたら、血糖値が高くなったという計測結果がネットで公開されてるの見ちゃった。といっても血糖値を自己測定するのって、経済的、時間的、身体的に結構負担。*血糖値に応じて光の強度が変化するハイドロゲルをファイバー状に加工し、センサとしてマウスの耳に埋め込んで使用する研究が行われているとのこと。ヒトに応用出来るようになれば、糖尿病患者の血糖値計測の負担軽減が期待できるとか。
2013.06.18
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４月１２日 Marronnier （西洋橡の木）
またしても 言葉、言葉、言葉（Words, words, words.) といっても、動物はハムレットのように悩まないんだろうけど（´(ｪ)｀）？子供向けの本は図書館にあるのですぐ借りられる。行ってみようかな子ども図書館。面白くなかった「美濃牛」、返すついでに。*「美濃牛」の読書メモ走り書き。首無し死体、一族鏖殺、カルト宗教絡みと構えはご大層な長編だったが、フーダニットもトリックも特筆すべきもの無し。そうなるとタイトルに引っ掛けたミノタウルス神話のモチーフも余計な装飾に見えてくる。神話から取ったつもりの天瀬だの窓音だのという登場人物の命名も駄洒落のような響きで興ざめ。500ページ引っ張られて最後まで読むことが出来たのは、完結明瞭でありながら短調に陥らない文体ゆえだろう。作中に文章を平易に書くことの重要性を論じた箇所があり、漱石、子規、綺堂、乱歩、横溝正史を平易に書く事の天才であるとしている。御本人もその点に留意しているのは結構だこと。作品そのものは大山鳴動して鼠一匹が正直な読後感。
2013.04.12
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４月９日 Ruche （蜜蜂籠）
言い訳しつつ、糖質制限違反しまくったようなのでここらで反省。制限というより、限りなく０に近づけるってことは、昨日今日に言われ始めたことでもないんだけど。わかっちゃいるけどつい、何とやらなので．．．.わからんちんからの横槍が入るのは当然ですね。 それじゃ、文字通り３度のご飯を食べて、皆様美しいお肌と素晴らしいプロポーションでせいぜい健康で長生きしてください。*蜜蜂つながりの日に糖質ネタでオチは「甘い罠」って出来すぎてるような。「甘い罠」というクロード・シャブロルの映画があるとは、今日まで知らなかった。フェリーニの「甘い生活」は美味しい（上手い）映画だったけど、シャブロルのはどんな出来の映画だろうか。
2013.04.09
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天災と天才のあいだ
原発本のほうは適正な値段だと思うけど、ハンドブックの方は高価過ぎる。危機管理のために購入しようにもとても．．．災害対策セミナー受講してあれやこれや。地質工学なんたらの力学系の数式がまたしても今一つわからなかった。講師はすごくわかり易く説明してくれたけど、こっちの頭の構造の問題。だけど、天才でないと天災が防げないじゃ困るしね。しかし厳密に言うと安全地帯って日本に皆無。いや、いまや地球上どこにも。日本以上に悲惨な被害状況の海外の災害の画像を見た。逃げ隠れ出来ない人類。カストールとポルックスが星の血を滴らす、流星群も衰える頃。ＴＶの「大奥」で和算ネタが出てるのでちょっと萌え。力学の公式よりイヤではない♪
2012.12.14
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生物の不思議
今日は新しいカイロプラティックの治療院へ行ってみた。やはり腰は梨状筋症候群、頚、肩は胸郭出口症候群の可能性大とのこと。しかし診断がついても決定的な治療方法がどちらも今のところ無い疾患。 生物学講座で細胞性粘菌の美しい映像を見た。宇宙の映像と見紛う朱の背景に拡散する金色の螺旋運動。無限大と極微の世界の不思議な相似。地上のちっぽけな人体の未解決問題。 ❈ アルカリの湖底に生れて貝類はきりきりと死の螺旋に巻かれ ＜眩暈祈祷書＞
2012.11.30
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１１月１９日 Cormier
先週１６日の講座の質問コーナーでのこと。怪しげというか危なげなジーサンだかオヤジだかが、唐突にエーテルの概念(!?)を持ちだして、担当講師に場の理論について喧嘩腰で疑問をぶつけてきた。司会者が時間がないので後ほど個別に質問するようにとかで収めたけど。場の理論、ならぬ場違いの理論だわ。そのうえ隣に座ってた日本の最高学府の大学院生（数学科）が、講義の間中「なんでだよ～」「おっ、そーきたかー」と独り言で間の手を入れるのには ヾ(-_-;) オイオイ...この方大丈夫？と思ってしまった．．．前の席に座ってたやはり大学院生は、机の上においたスマホに屈みこむようにして、一心不乱に両手でキータッチ式入力。なーんか引いた (´-｀).o0○ 以上、ああだ、こうだ、当日のメモというかチラ裏より。
2012.11.19
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１０月１日 たぶんCuve
月の始まりの台風一過。朝またトンボが室内に侵入。マンションがトンボ屋敷、にでもなったのか。ネコ屋敷みたいな言い方でなく秋津館とか言えば季節に相応しいかしら。いいえ季語なんて死語。早々にお引き取り願ったけど、３億年の歴史を持つ連中だから案外しぶとそう。翅一枚なくしても飛べるそうだから。Anisozygoptera 均翅不均翅亜目 Zygoptera 均翅亜目今回の個体は透明な翅を開いてとまっていたから、種類は Anisoptera 不均翅亜目 ？昆虫図鑑は小学生のときは枕頭の書だったけど、大人になった今は虫は面白いけどキモイので昆虫本は手元におけないな。枕頭の書って、これもおそらくは死語。図書館で嫌悪感と好奇心の入り混じった気持ちでその手のもののページをおそるおそるめくるのがせいぜい。虫めづる姫君の心がわり。そして中学高校では拒否反応起こしてた物理学の本をぽつぽつ読み始め。
2012.10.01
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薔薇の小径再び
天津乙女 鎌倉 化粧坂 白萩 芳純 葡萄紅 赤胆紅心 マダム・ヴィオレ メルヘン・ケンギン呪文ではなくて、駒場薔薇の小径 に咲いていた薔薇の名前。原始星 恒星 晩期星 星間雲 暗黒星 散光星雲暗号のように天文学の専門用語って理解不能。解き方の解る人だけに秘密を見せてくれる星の言葉。宇宙間物質観測の講座を聴いていて散光じゃなくて燦光と言いたいなどと戯言を思いつくようでは、脳内はお花畑あるいはお星様で一杯だわ。いや、花と星両方かも。
2012.09.28
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複雑な彼あるいは彼女
昨日8月２８日の公開講座。テーマ 小笠原諸島の植物植物の生態は動物より複雑で多種多様。複雑すぎて、単細胞なアタマには難解の極み。考えてるうちに脳内狂い咲きになってきまーす。 ◆島の植物誌 進化と生態の謎 伊藤秀三 ◆誰がために花は咲く 植物進化の謎にせまる 大場秀章とっつきやすそうな書籍は売り切れ。そんなもんでしょう、楽天ブックス。amazonも中古しかなかったけど。↑微妙にテーマがずれるけど、興味深い本。図書館にもあった。 ★ ★ ★不思議なことに、植物は動物よりもはるかに有機的で、むしろ人間に近いような気が私にはする。 澁澤龍彦 －省察と追想－ アイオロスの竪琴 ★ ★ ★
2012.08.29
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Le chemin de la rose
夕方から公開講座。 開講前のひととき 駒場ばらの小径 を眺める。 小規模な分、小綺麗に手入れが行き届いた花壇。 御苑のフランス式庭園は殺風景なまでに単調な意匠と 盛りを過ぎた薔薇が植えっぱなしに見える煩雑な光景に失望した。 京○バラ園に至ってはベ○バラテラスときては 俗悪 言葉もない って、じゃ言うなよ！だわ。 いつか 駒場ばら園 には行ってみたい。 ここでは化粧坂（Kewai） 鎌倉（Kamakura）といった 日本産、和名の薔薇が咲いているのを見つける。 和名なら衣通姫（Sodohrihime）なんて薔薇の名前にしても美しすぎる。 桜(P.×yedoensis Matsum.cv.Sotorihime) と 椿(Camellia `Sotoorihime') にも同名があって紛らわしいけど。 ばらの小径なのに、今は薔薇より カサブランカ （Lilium 'Casa Blanca'） の香気が強い。 講座のほうは 植物(plantae） ではなく ヒト(Homo sapiens) の赤ちゃんについて
2012.07.13
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二 重 螺 旋
公開講座を受講。 テーマは前回に引き続き「小笠原諸島の動物」なんだけど DNA分子を用いた系統解析によってその進化の過程を研究するという 分子生物学のジャンルなので DNAの何たるかが解らないと お話にならないというわけで ほぼ１時間は塩基配列についての 講義になっちゃんたんだわ。 ＤＮＡ TGGGGACTTCTT ACCCCTGAAGAA ↑ 程度のお勉強で済んで、亀の子（化学構造式ね）が 出てこなかったので助かった。 といっても基礎の基礎、高校でやったはず．．． って言われても．．．記憶にございませーーーん。 そしてまた絶滅危惧種の話．．．. ハナダカトンボ（Rhinocypha ogasawarensis） の グリーンアノール（Anolis carolinensis）の捕食による激減 なんて。 こいつは外来種ってか、もとペットが野生化したもの。 廂を貸して母屋を取られてるヽ(`Д´)ﾉ。 ほとんど 専門書 入門書 に良さそう
2012.06.26
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生態系
午後から小笠原諸島の生態系についてのセミナー。 通常、著作権の問題等で一般では上映されない南硫黄島の調査記録の貴重なＶＴＲを見せてもらえてラッキー。 アカガシラカラスバトを大量に殺傷していたのがネコだったという話を聞く。 ハトはこれまで天敵を知らずに進化してきたためネコが近寄っても （ ゜д゜）ポカーン 逃げないので捕食されてしまうとのこと。東京から海を隔てて１０００Ｋｍの地でも人間が持ち込んで放置し野良と化した猫の害。 そういえば乗馬クラブで飼ってる鶏をネコが襲うというので罠を仕掛けたら捕まったのはタヌキだったことがあった。こちらは犯人ネコ説は冤罪だったというオチ。 他にも興味深い動植物のエピソードに小笠原に行ってみたくなった。 海路しかないので、観光にいくのにも相当の覚悟が必要だけど。モンテンボクの花が、真っ赤に咲いて散るのに立ち会えたら。
2012.05.22
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