1

2019年ベルリン 野外音楽堂のヴァルトビューネで来独したロックスターブラッド・ギャロウェイのコンサートのさなか、ある女がギャロウェイに不審な男に託された一通の封筒を渡す。その翌日ギャロウェイは、警察教育センター内のゲストハウスで局部を切り取られた遺体となって発見された。そして遺体の胸には血文字が描かれていた。「愛する者の命は大事か?」警部トム・バビロンは臨床心理士ジータ・ヨハンスと共に、捜査に着手するも、容疑者として浮かトムの妻アンネが容疑者として浮かび上がる。本件は、1989年のトムと彼の母インゲと妹ヴィーネが関わったある出来事が絡んでいるのではないか......自身が警察の追及を受ける身となったトムが、警察組織を離れ謎を追った果てに辿り着いたのは、彼の過去と現在の事件を繋ぐ驚くべき真相だった。-----------------------トム・バビロンシリーズ3作目。一作目に続いて読み、シリーズの作風が嗜好に合わない作風であることを思い知らされた。以下全く個人の主観によるチラ裏とネタバレ。かつての東西ドイツの政治的問題に関わる主人公の運命を横糸に、そこへ絡む猟奇的な殺人事件の捜査を縦糸に、現在と過去の物語が交互に語られる。と、魅力的かつ興味深い謎が提示されているかに思えるのだが、多すぎる登場人物の往来と、とっちらかった伏線の、煩雑な描写に無駄と無理を感じてげんなりさせられた。伏線回収が不充分なままラストを迎えるサスペンスドラマの演出につきあった気分。捜査小説だから、本格ミステリのロジカルな推理による解決は不要とはいえ、前作の悪い奴が、今作でも悪い奴でやっぱり犯人だった、はお粗末ではないか。犯人隠蔽のための、人物錯誤の仕掛けもアンフェアとしか思えずとても叙述とりっくとは言えない。その犯人が取り合えず逮捕されても一件落着ではなく、次なる謎の提示で本編は幕を下ろす。死んだはずの妹ヴィーの人格が、トムの中で生きていて唐突に出現する場面に何ら効果を感じず辟易していたところへ、彼女は生きているらしい?という思わせぶりは次作に期待させようとする意図かもしれないが、あとは次回のお苦しみと提示されても、4作目のへの読書意欲が湧かない。
2026.09.17
閲覧総数 20
2

フランス革命の余波を受けて、貴族制度が崩壊しつつあるヨーロッパのとある小国の伯爵領。三つ子が改修に当たっていた「四つ首城」で、帰還した元吟遊詩人アダロが殺害される。アダロこそ、貴族の令嬢に子供を生ませたきり出奔した、三兄弟の父だった。三つ子のうち何れかが、アダロを射殺する現場を複数人目撃していたが、同じ顔をした彼らの誰が殺人犯なのかを特定することは出来なかった。領主D伯爵自らこの困難な事件を解決しようとするうちに、アダロガしたためた遺言書が発見される。そこには、兄弟は実は四つ子で、もう一人ザミエルと名付けた男子が出生していたと記されていた。では「実父殺し」は4人目の息子ザミエルなのだろうか。D伯爵は様々な推理を巡らすも、その自説は老練な公貞によって論破されてしまう......三兄弟の友人で、D伯爵の書記官クロは、この事件の詳細と顛末を自らの回想録として残すことにした。--------------------18世紀あたりの海外文学の翻訳を思わせる文体で読みやすかった。人物造型が18世紀の舞台設定ながら、無理なく共感が出来る描写に留まっているのも好感を持った。最初から犯人は三人の絞られていると見せかけて、全員が犯人あるいは共犯はありきたりすぎるから無しのつもりで考察しても次々に出てくる新たな謎に翻弄される。さらに、「信用ならない語り手」トリックも頭の隅に置いておくも、真相をズバリ見抜くのは難しい。ミステリー好きなら誰もが巡らす推理を一周回ってさらなる捻りを加える多重推理の果てに、意外な真相とどんでん返しをもってくる手腕はお見事です。完全に騙されはしないが、真相をロジカルに示すことはできない伏線を、ロジックのピースに当てはめて正解を提示してくれて、解決編で腑に落ちた.....かと思えば、この事件解明も仮説に過ぎないという妄念も頭をよぎる、余韻を残す幕引き。新作予告が本の巻末にあったけど次作が読みたい。てか、D伯爵の探偵役キャラが好きなので、歴史ものシリーズ化してほしいという気持ちもちょっぴり。
2024.11.20
閲覧総数 404
3

昨日7月2日はいつもの美容室でヘアカット。料金200円値上げか。まっいいけどね。相変わらずソファに居座ってる熊♡🐻のイメージが昨今悪くなって ฅ( ・㉦・)ฅ クマッターーーーカットはお任せで無問題なんだけど今使っているスタイリング剤がイマイチ。何がいいのかな。現在使用中はジェルだけどワックスクリームオイルそれとも?
2026.07.03
閲覧総数 9
4

季節限定らしいセブンのずっしりケーキ林檎バージョンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!パイナップル、洋梨と続きどのシリーズも毎日でも食べたいくらい好きなのよね。一人お茶会にやっぱり秋のミステリーのお伴にと深煎り濃い目の珈琲と一緒に。
2026.08.31
閲覧総数 11
5

今日は午後1時の約束で保険会社へ。ビルのある猫街西らへんι(´Д`υ)アツィービルの43階の一室で給付金請求手続きはさくっと終了。微妙に季節外れだけど、お土産に素麺をいただく。ついでにもらったイベントのチラシの保険会社のマスコットキャラ♪なかなか、可愛いじゃないか♪今まで気づかなかった。不覚。帰途すがら、ついつい覗き込みたくなるビルの一角のテーラーZERBINOのショウウインド。だって、デザイン、仕立て、生地とも上質でセンス良し。男性用なので、生涯着ることがないのが無念。
2026.09.25
閲覧総数 4
6

昨日の保険給付金申請を終えて気になったことを少し。私が、保険で診療を受けて、さらに生命保険会社に給付金手続きをしている手術を自費診療で行っているクリニックがある。費用は当然倍?美容整形や、一部歯科の治療のように特別な医療機器や、治療素材、特殊な技術もちいているわけでもない。こうなると自由診療と保険診療の判別って、どうつけるのか判らん。保険担当者に聞いたらそんな話はじめて聞くと驚かれた。かりにそんなクリニックで同等の診療を受けた場合、保険会社で給付金適用になるのかどうかまでは、突っ込んで尋ねなかった。それこそ、そんなケース知らんがなーーーだろうし。何より此方がそんなクリニックに行かない、診てもらわなければ済むことだから放置だけど。勝手にやっててくれ。
2026.09.26
閲覧総数 2