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2008年03月14日
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カテゴリ: 日記


海外の女性専用車両に関する動向


宗教的な意味合いによるもの
イスラム教やヒンズー教では男女の同席が忌避されるため、
これらの宗教の信者の多い国では、戒律に基づき女性専用
車両(男女別車両)を設定している例がある。

インドでは 、チェンナイなどの大都市の通勤電車に女性専
用車両がある。同国で信者が多いヒンズー教の戒律に基づ
いて設定されている。また、同国にも後述のモスク
ワとロンドン同様に「女性専用タクシー」も登場した。
車体の色がピンクに塗装され、車内に化粧品や芳香剤な
ども置かれ、運賃は普通のタクシーより割高になっている。

要望により登場したものであり、宗教上の理由や防犯目的
では無い点が鉄道の場合と異なる。
パキスタンでは、カラチの鉄道に終日女性専用車両が設定
されている。同国の国教ともいえるイスラム教の「男女同
席せず」の戒律に基づいたものであり、女性専用車両に
しか女性客は乗車しないため、他の車両は事実上「男性
専用車両」となっている。また同様に、同地の路線バス
は車内に仕切りが設けられ、前半分が女性席、後ろ半分が
男性席となっている。



インドネシアでは 、ジャボタベック(ジャカルタ首都圏)
の通勤電車に、イスラム教の戒律に基づいて女性専用車両が

急行電車の8両編成の一番前と後ろの車両が女性専用車両
となっている(2編成のみの存在で、他は無設定)。
イランでは、首都テヘランの地下鉄に、イスラム教の戒律
に基づいて女性専用車両が7両編成中2両に終日設定されて
いる。市内バスでは現在同国大統領のアハマディネジャド

乗車するように決めたと言う。
エジプトのカイロ地下鉄では、先頭1両目(時間帯により
2両目も)に女性専用車両が設定されている。イスラム教
の戒律に基づいて設定されているが、男性であっても男
児なら女性専用車両に乗車できる点や、女性客が女性専
用車両以外の車両に乗車していることがある点が前述の
国々と異なっている。

イスラエルでは 、超正統派ユダヤ教徒の多い地区に、
前半分は男性、後半分は女性に分けられたバスが運行され
ている。夫婦と子は一緒に座ることができる。
ただしバス路線全体からみればごく例外的な運用にと
どまっている。



その他の導入例
韓国 の韓国鉄道公社 (KORAIL) およびソウルメトロでは、
10数年前から広域電鉄において朝の6時30分から9時に
限り女性・老人・障害者専用車両が設置され、ソウル
メトロは2008年から位置付けを明確化して全路線に
導入を計画している。

台湾 鉄路管理局では、2006年6月より台北市付近の
電聯車(電車)に終日女性専用車両を設置した。
しかし、男性差別であるなどの反対意見から約3ヶ月
で廃止となった。

フィリピン のマニラ・ライトレールでは、女性専用
車両が終日運行されている。プラットホーム上に
女性専用車両である旨の案内板が設置されている。
尚、フィリピンもイスラム教徒が多いが、首都・
マニラがあるルソン島よりも、南部のミンダナオ島
に多く居住している。

タイ のバンコクの路線バスでは、ラッシュ時に限り
女性専用バスが運行されている。また、タイ国鉄は
バンコク-チェンマイ間の寝台急行列車に女性専用
車両を投入した。

ロシアでは 、長距離列車に酔客対策として「女性専
用コンパートメント」がある。また、首都モスクワ
には、2006年8月より前述のインドや後述のロンドン
と同様に車体がピンクに塗られた女性専用タクシー
「ローズタクシー」がある。インドやロンドン
と同様に運転手は女性が務めている。インドやロンドン
の場合と異なり、女性に同伴している男性(父親・
夫・恋人・息子など)なら一緒に乗車できる。
日本やイギリスの交通機関の女性専用サービスを
見ての発案だと言う。

ブラジルには 、リオデジャネイロの通勤電車に車
体の色がピンクで塗装された女性専用車両がある。
サンパウロでは2005年地下鉄に試験導入がなされた。
同地では1990年代に女性専用車両を導入したものの、
ラッシュ時に男性が乗車した事で定着には至らなかった。
導入を進めた理由は性的な嫌がらせへの対策であるが、
以前の試みは同国の憲法に抵触することが指摘され、
乗客、従業員のモラルの低さもネックとなっている。

イギリスでは 、1995年から首都ロンドンに
「会員制女性専用タクシー」がある。普通のタクシ
ーと同じ車(いわゆるロンドンタクシー)を使用し
ているが、車体の色はピンク(普通のタクシーは黒色)
で、女性が運転手を務めている。利用時は会員が電話で
自宅や勤務先などに呼び出す。これは会員制なので、
会員以外の女性は利用できず、駅や空港などでの客待
ち営業や市中での流し営業も行わない。モスクワ・
ロンドン共に、無許可で営業しているタクシー(
いわゆる白タクシー)に乗車した客が運転手に乱暴
されたり、金品を奪われる事件が多発したのが登場
したきっかけである。

男性側から見てどうなのか??????????
女性は女性専用車両で痴漢被害を防げるが、
全ての女性客が女性専用車両に乗っているわ
けではない以上、男性は痴漢冤罪を完全には防げ
ないことや、男性だけが一方的に女性専用車両導
入のデメリットを受けること、男性が被害者にな
る性犯罪の対処策にはなっていないことなどを挙
げ、「男女平等の社会に反する」と不公平感を訴
える意見もある。このため、捜査方法の改善
が模索され、テレビ等で周知されることもある。
痴漢を行なう男女平等が謳われる現代社会
と女性専用車との「かすかな違和感」と一部の
男性の「陰湿」さの両方を指摘し「女性の隔離で
一部男性のゆがんだ品性そのものが改まるとの
保証はない」という女性の評論も存在する。

男性への性犯罪については、総じて頻度、立件数、
推定される暗数の点で、女性への性犯罪と比較し
て著しく少ないと計測される研究がある。
また、女性の性犯罪被害者数は暗数も大きいと
する調査研究もある。





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最終更新日  2008年03月15日 17時59分59秒
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