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衛星タイタンの写真。明るい部分が炭化水素、暗い部分が氷と見られる=NASA提供
タイタンは水星より大きく、太陽系でただ一つ濃い大気をもつ衛星だ。大気のおもな成分は窒素だが、1%程度含まれるメタンの存在が注目されている。メタンの発生源として液体になった炭化水素の海があると考えられるからだ。太古の地球にも炭化水素の海があり、生命発生の源になったといわれている。液化メタンはタイタンの地形もつくっていると考えられ、山や川、湖などが確認されている。
■衛星......惑星の引力を受けて惑星のまわりを回る天体。太陽系では、水星と金星以外は衛星をもっている。特に土星と木星に多く、60個以上ある。地球の衛星は月だけ。
「ガリレオ」が撮影したエウロパの表面。氷のプレートが組み合わさった地形で、下に解けた水がある可能性がある=NASA提供
エウロパには、水の海が存在する可能性がある。木星探査機「ガリレオ」の観測で、表面をおおう氷にたくさんのひび割れのような線があることがわかり、その下にシャーベットみたいな氷か水が広がっていると考えられている。海があれば、生命が誕生する可能性がある。アメリカ航空宇宙局(NASA)は「エウロパは地球外生命を探す第一の候補」とみている。
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