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2006年07月20日
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カテゴリ: 考えるイグアナ
『千住家にストラディヴァリウスが来た日』千住文子著 を読んだ。
著者は主婦で、ご主人はすでに他界されている。娘さんがバイオリニスト。他に息子さんが二人。
(多くの人はご存知だろうけれど、こう書きます。)

バイオリニストの娘さんの楽器は、大切に使ってきたけれどもう寿命に近かった。
そんな時に知り合う機会を得たストラディヴァリウスという高価なバイオリン。
メインはそのことなのだけれど、折々にふれ亡きご主人の存在感が溢れていて、とても心地よかった。
客観的過ぎず、母としての目を通して、素直に書かれていたように思う。
きちんと機能している家庭を見せてもらった気がした。
ときどき、涙がでそうになった。



これも、母が娘とのやりとりを書いていた本。
『別姓結婚への選択--母のどまどい 娘の主張』勝部温子著
著者は、母として娘の別姓結婚に反対する。
私は娘さん側の立場派なのだけれど、母親のその時の気持ち、感情が素直に書かれていて、ある意味すごいと思った。
自分の自慢の娘が、自分の思い通りに育った人形ではなく、意思のある人間だと気がついたショックが書かれている、と私は読んだ。
きっと、周囲からは、いいお母さん、いい家庭だったのだとは思う。

後者の母親は、親子ごっこをしていた気がする。
娘の心を知らずに、長年過ごしてきた。
優等生の娘は自慢だった。それで十分だった。だから、その内側にあるものを見ようとはしなかった。
娘は冷静に親を見ていた。そしてしかるべきときに、きちんと自分を主張した。
その主張は母親にとっては晴天の霹靂だった。「最大の裏切りにあった」とも書かれていた。






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最終更新日  2006年07月20日 21時32分02秒
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