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syuichi6780さんComments
薬剤師会と訪問看護ネットワーク共催の第3回「在宅で患者・家族が本当に求めているケアのあり方」に行ってきました。
今回は患者さんご本人の意見をお聞きすることが出来ました。( 西村隆さん 、ご本は拝読していました)
ご自分の思いを事前に文章にされ、奥様が代読されました。
ALSと告知を受けた時の心境、誤嚥性肺炎でいよいよ胃ろうをと言われた時、また手術後の食べなくてもお腹にミルクが入って行く時の気持ち、入院と家での違いなど。
信ちゃんからは聞くことが出来ない事ですが、西村さんの様に信ちゃんも思っているのかなと重ねて聞きました。
在宅の苦労らしい事はなにも聞かず、OT・PT・STも入らえている環境は、どうして構築されて行ったのか知りたいところでした。
終了の挨拶は、うちのかかりつけ薬局の瀧川先生と西宮訪問看護センターの山崎さん、途中にマイクを向けられた医師はかかりつけ医・・なんともすごい人達にうちはお世話になっているのですが、これは全くの偶然に過ぎず、退院時には想像もつかない事でした。
「在宅支援が整う様に!」そのことだけをずっと祈っていた入院生活から退院して10年弱の歳月です。
病院には家に帰りたい人がいて、家ではこれまでの生活に限界出てくる人もいて、需要と供給のバランスは全然追いついていないのですが、「誰がやる」ではなく「できる人が出来るところからやる」しかない様な・・
シンポジスト司会者の鉄郎さん( アットホームホスピス 理事長)の言葉を借りればまさに「体験者が主導する時代」なのかもしれません。