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2013年02月13日
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先週末2泊3日で新潟県の高柳市に雪掘りボランティアに行ってきた。ブログに残すということはつまり非常にいい体験ができたからということで、思ったことをここに書き留めておこうと思う。

初日は移動とかんじき作り。かんじきとは簡単にいうと、新雪に脚をつっこんでも股まで埋まらないよう、靴に履く草鞋のようなもの。細い円形の木材直径4cmくらいに丈夫な紐を巻きつけて、靴からとれないような引っ掛け部分を作る。こんなの雪国ならではの知恵と技術だ。

2日目は家の雪かき。部落には働き盛りの若者がおらず、例えば95歳のおばあちゃんが一人暮らししていることもあり、雪かきする人が必要なわけだ。因みにその土地では約3mの雪が積もっており、雪を掘るという表現をしていた。というわけで、ボランティアで現地に赴いた人間たちで雪掘りをしていくのだ。

夜は現地の人と懇親を深めるために、現地の型が振舞ってくれた日本酒を飲む。
いろんな話をうちらは聞くわけだ。
昔おれたちが若かった頃は毎日のように集まって酒を浴びるように飲んでいた。
昔はうさぎを狩りして食べたり、最近は猪が多いかな。
食べるものは殆どこの辺りで収穫したものだ。
全部の話がとても人間くさく、なんの汚れもないし、考えてみれば当たり前の生活らしい生活を送っているという話。でも自分を振り返ってどうかといえば、全くそんなことはなく、合理的に動いて、人付き合いはやけにしたたかで、毎日を機械的に生活している。なぜならこれが便利であり生産性があり、より過ごしやすい生活をするためだからだ。

エコレンジャーはやはり後者だと思う。そう思ったからこそ日本は世界的に経済大国として認められやっていっている、尊敬される部分が必ずある、そういう国なのだ。ただし一方で今回目の当たりにしたいわゆる人間臭い生活が人間の根本には存在するということも認識していないと、それこそ人間であることの大切さを失ってしまう。
自分とはなんなのか、生きるということはなんなのか、そんな素朴なことを素朴な生活の中に見出すことができ、この機会に感謝している。







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最終更新日  2013年02月13日 23時54分08秒
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