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「図書館戦争」は全6巻+α。
大作ですが、あっという間に読み終わります。
そこは有川さんの文章力の賜物です。
見習いたい!
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『検閲』がストーリーの軸として存在します。
ただ、最初から『検閲』は悪の枢軸です。
そこに議論はありません。
まあ、小説としてわかり易くするために、
それは仕方のないことかもしれません。
ただ、僕は 今のマスコミには逆に、
『検閲』があってもいいと思っています。
酷いくらい低レベルで、
世間を煽るだけの意味しかなく、
現場を混乱させるだけの報道に、
辟易しているからです。
勿論、ガチの『メディア良化法』はいりませんが。
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この小説を再読して、今回一番心に残ったこと、
それは、
『善意は正義!』にカモフラージュされた悪意
でしょうか。
人のために良かれと思いやった行為が、
相手には、実は大迷惑って事はありえます。
そうなってしまうのは仕方のない事。
そういう事もありますよ。
でも、『実は迷惑』に気づくことなく、
親切心を押し付け、
善意に自己陶酔している場合には、
善意を盾にしている分、厄介な事態です。
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自己陶酔が伴う『善意(の様なもの)』は
ただの厄介、むしろ悪意である。
自戒の意味を込めて、ここに記しておきます。
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