白塗りの犬小屋

白塗りの犬小屋

2012.09.16
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テーマ: ガンダムAGE(133)
カテゴリ: ガンダムAGE感想
今週の教訓:仲間を犠牲にして何かを得ようとするなんて間違っている
アウシュです 
機動戦士ガンダムAGE #48 絶望のきらめき
というわけで…大きくまとめると↑の言葉に尽きるんですが、このラグラミス攻略戦でゼハートは「仲間を犠牲に使用ともエデンにたどり着く」というのが目的だった、というかエデン計画自体が地球もヴェイガンも不要な人間は殺すような計画っぽいから犠牲だらけの作戦なんですがね。
で、ゼハートはこれまで「自分のために死んでいった仲間のためにも負けられない!」みたいな感じで気合を入れてたけど今回はそれが逆に働いてしまった、「ここまで犠牲にしてきたんだからもう後には引けない」と自分を追い込んでいった。
わりとアニメでよくある「死んでいった仲間が励ましてくれる」がここまでマイナス方向に働くとは…しかしここで出てくるのがドールとかならまぁいいとしてデシルニーサンが出てくるとは…あれで色々追い込まれた感が酷い。
まぁ自分にとって大事な人が出てくるっていう意味ではやっぱりあの見殺しの一件をゼハートは気にかけてたんだろう、その負い目がキオ編開始からの民間人の被害も無視した強行作戦にあったのかもしれない。
それによく考えればアセム編でゼハートは作戦は失敗続きでマジシャンズ8やデシルをはじめとした仲間を本当に大量に失った、だからあの時点でもう後に引けない状況だったわけか、そこにイゼルカントから余計なものを託されたから尚更縛られた、と。
というわけで味方ごと撃ったディグマゼノン砲で自分を愛していたフラムを犠牲にしたのにAGEシステムは撃てたけど、ガンダムには逃げられて…
ってことはあの作戦は半分は成功してるんだよな、連邦の戦艦を5隻落とし、作戦の中枢であったフォトンブラスターも潰した。
でも味方もだいぶやられたし、敵MSの主力であるガンダムは健在…と考えると失敗か、やっぱり、まぁこのあとシドが来るってことを知ってればまだ立て直せるって感じで落ち着けたかもしれないけどあのプークスクスwwwじゃあなぁ…ちなみにデシルニーサンは「兄に勝る弟など…」とか言ってるらしい、流石ニーサン!
で、そこからのゼハートの悲壮っぷり、というか今まさに崩れかけてる人間っぽさがすごくたまらない、戦術とかもなにもかなぐり捨てて「フラムたちの死を無意味にしないために」レギルスで出ていった。
フラムが死ぬ前に言ってたけどゼハートはやっぱり優しい人間で、だから仮面を付けようがどうしようが仲間思いだし、それを見捨てるなんてことは出来ない人間だった。
それがこれまでイゼルカントの期待に応えようとして、自分を見失って無理をしすぎたからついに壊れた…そんな感じがしますね。
奇しくもアセム編ED曲の歌詞が「僕が僕であるために失っちゃいけないものは何?」なんですよね、ある種アセムは「大事な人を守る」という失っちゃいけないものに気付け、ゼハートは「普通の人間として子を作り、幸せになりたかった」っていう本心を失い、大義に溺れた、まさかあの歌詞がゼハートへのフラグだったとは…
ゲーム版だともう少々違う展開らしいんですけどあの崩れ落ちてからのゼハートの悲愴さがもうたまらんかった…
キオ編始まってから、なんとなく人間らしくなかったゼハートだったけどレギルスに乗ってから黒い部分が見えたり、そして今回重圧に潰れて、最終的に心の芯だった「仲間思いの優しいゼハート」が戦場に出てきて、それで負けた、その一連の流れがつらいというかなんというか…こういうの好きだけど。
まぁ客観的には「命を懸けて命令を遂行したら10分後にゼハート様が後を追いかけてきたでござる」なフラムは天国でどういう感じになってるんだろうか、っていうのは気になりますね。
でもきっとフラムはガッカリもしないし、怒りもしないで、「元の優しいゼハート様」に戻ってくれて喜ぶんじゃないかなーと。
それで「もう本当にしょうがないんだから…」みたいな感じになればいいんじゃないかなー?AGEはそう言う死後の世界とかはほとんどなくて、今回のアレも「ゼハートの想像する死人たちの声」だろうし。
しかしまぁ…なんというかジェットコースターな話でしたが完璧にゼハート回でしたかね、あとはヴェイガン名有り勢の最期、そしてアビス隊の最期、か…
個人的なイメージで00は最終回であんまり人が死ななかった(イノベイドは別)んですけど、他の作品ってわりと最終回近くなると名有りキャラがボコボコ死んじゃうイメージがあるんですよね。
個人的にその雰囲気が好きだったのである種大満足ではありますね、まぁ最終回がどうなるか、が最大の問題ではありますけど。
それと細かいところでは爺がグランサ+ゼフルドランチャーで出てきたと思ったらミサイルからビーム砲に変わってますやん、なぜそれをアセム編時に…って感じがしましたけど砲身の形状がまんまクランシェとかのライフルなんですね、じゃああの後再設計したのか。
あと前回まさかのギラーガだったレイルがちょこっといい働きをしてたり、こういう目立たないキャラも生きてたんだ、みたいな展開は結構好き。
しかもギラーガキックが装備されてるとは…何でゼハートさん使わなかったん?Xトランスミッターと交換やったん?
そういえば今回ゼハートがビットを使わなかったのは怒りで我を忘れていた、っていう感じですかね、ある程度集中してないと使えないって言う設定もありそうな予感が。
そして今回の大金星はなんといってもオブライトさん、前回くらいから台詞が復活してたけどまさか最後の最後でここまで…
特にフラムに下半身を消し飛ばされて動きが止まったかと思いきや、ジェノアスの手が回転してコックピットに一撃、これがたまらない…ッッ!!
ジェノアスの無骨な機械らしさと熟練パイロットの意地が見えた様な気がします
で、その相手になったフラムだけど、まぁ最初は「誰か因縁のあるフリットとかと戦うんでは?」と思っていたらまさかのオブライトとは…
しかしフリットとの戦闘は実はもう月面で済ませてて、しかもその時にフリットはファルシアに特段反応することもなかった。
おそらくフリットはアセム編でデシルが倒されたこと、むしろそれよりずっと前にユリンについてはある程度吹っ切れてたんじゃないか、と思えます。
多分今の殲滅思想の根底にはユリンを失ったことがあるには違いないですけど、年月を重ねる間にそれを骨にして多くのことが肉付けされて言ったんだと思います。
ユリンやグルーデックやウルフ、それだけじゃなくヴェイガンの犠牲になった地球の人々全員が彼にとっては家族なんです(小説でそんなセリフがあるらしい)
それにフリットにはエミリーを始め、アセムにキオ、沢山の新たな家族がいる、おそらくフリットはもう死人のために戦うんじゃなくて生きている者のために戦うようになってたんじゃないかな、と(その兆候はいつぞやの戦闘で「キオ!」と言いながら戦場に突っ込んできたあたりに見えるんじゃないかと)
だからフリットとフラムの間に因縁は生じえない、っていう考えができそうかなーと
で、オブライトが相手になったのは「戦場ってそんなロマンチックなことばっかじゃないよ」みたいな感じなのかなーとか。
というわけで…まさにジェットコースターだったのでゼハートのことばっかが頭に…
また何か思いついたらTwitterか日記に追記しますで〆
レギルスコアなんてなかったんや
(割と真面目にあんな状況で出てこられても困った気がしないでもない)
最期のシーンを見るとやっぱりマスク割れはロマン





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Last updated  2012.09.17 03:52:39
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