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2012年11月01日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 4年半ぶりにブログを復活させます。最初は私の最新刊、本日発売の「ガソリンエンジンの高効率化/低燃費・クリーン技術の考察」の紹介をさせていただきます。各自動車メーカーがどのような目的で何をやっているのかが分かると思います。目次立てとしては9章あり「トルクと出力/バルブコントロール/気筒休止/直噴/過給/ミラーサイクル/可変給気・EGR・気筒数・HCCI/損失の低減/アイドリングストップ」といったところです。
 参考までに、まえがきを転載しておきます。

●はじめに 
 かつて、「内燃機関」という専門誌が休刊となるなど、「内燃エンジンはほぼ行き着くところまで行った」というような雰囲気になった時期があった。しかし、その後の排ガス問題、燃費問題から、内燃エンジンは更なる技術革新が行なわれることで長足の進歩を遂げ、今もなお進化し続けている。
 一方、自動車用の原動機は今、モーター駆動へと移行しようとしているのも確かだ。EVは確実に普及していくだろう。しかし、現状では主に電池性能の限界から、自動車が一気にEV化するとは考えにくい。たとえば最もEVに力を入れている日産のパワートレーンのロードマップをみても、2050年においてさえ内燃エンジン車は40%以上、ハイブリッド車を含めると70%程度のクルマが内燃エンジンを使っていることになる。このうちディーゼルエンジンがどの程度の比率になるかということはあるにしても、ガソリンエンジンは自動車用動力源としてこれからも当分の間重要な役割を演じていくはずである。
 キュレーターという仕事がある。美術館や博物館において、展覧の企画を担う専門職で、その分野の情報収集、選別、展示に関わる責任者である。キュレーターは芸術家ではない。芸術家と一般美術愛好家の間を取り持つ役割を演ずる人だ。私は技術系を学んだがエンジニアの経験はない。しかし、長い間出版編集の立場から自動車メーカーと読者の間に立ち、情報を提供してきた。その経験を生かして自動車エンジニアと読者の仲立ちとなり、自動車技術を分かりやすく読者に伝えられたらと思っている。自称「自動車技術キュレーター」としているのは、そのような役割ができればという願いからだ。
 できるだけ分かりやすく技術の紹介をしたつもりだが、エンジニアではないだけに理解が不十分なところ、誤解しているところがあるかもしれない。お気づきの点はご指摘いただきたいが、今自動車メーカーが取り組んでいるガソリンエンジンの技術を理解するのに、この書が参考になれば幸いである。(飯塚昭三)
高効率化N1228.JPG

 別の話として、スピードマインド誌のCD版での復刊の話も進んいる。それについてはあらためてお知らせしたい。





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最終更新日  2012年11月01日 09時38分45秒
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