泡雪の日記

泡雪の日記

2004年01月18日
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ある日、家に帰ると、ドアが開いていた。


又、新しい世界だ。
テレビをつける。
鬼の顔のイチロウが映る。
あ~今度は鬼の世界か~。
イチロウは好きな選手なので、イチロウの鬼の顔は私に恐怖感を与えずに、覚悟を決めさせた。

チャンネルを回して、この世界の情報を取る。
どうやら、今回は芸術家も一緒だ。


今、テレビで、カリヤザキ省吾さん。
花道家。

最近で、最も男らしいと感じた話題の人だ。
私は、花を縁有って、活けていた。
人は花の道を勧めたが、本格的な仕事をするには、人を集めて企画力と組織組織力が居る。
どうして、その道を行かなかったかというと、体力的に女性では無理な気がした。

見た目の華やかさと違って、体力と気力の勝負みたいな所がある。
ある程度以上の世界は、男の世界と感じた。
端から見るほど楽な世界ではない。
憧れでは出来ない。

花で仕事をするには、影に男の人の助力が絶対に必要な気がする。

女性の普通の体では限界がある。
特に、花を活ける前のの処理と活けた後の維持と片付けが物凄く気力が居る。
女の仕事では、お花屋さんが限界。

それで、筆に変えて、勉強を始めた。
34歳の時、勉強の環境を求めて留学。


中国や外国に留学する場合、殆ども場合本科で勉強するまでには語学の壁がある。

幸い私は小学校の6年間中国語で授業を受けているので、耳が出来ている。
美術系では、解剖、デッサン等の授業が殆どで、ある程度の基礎知識が逆に言葉を理解する助けになる。

小学校で使っていた言葉は大人の世界では少し可笑しな表現になるが、言いたい事は伝わる。
学生にとっても、外国から来た人の感覚は、刺激になる。
デッサンを苦労してると、周りの生徒が、色々口を出してくる。
3ヶ月ほど皆に教えられて、もう僕達と同じレベルだよと褒めてくれた。
美術系は、実践の世界で、働いてから、入学した人とか、学科が通らなくて、浪人した学生とかが居て、割と成熟している。
他の学科と学生の質が違う。
何よりも、創造することを目指しているので、道具は求めても、外国製品を欲しがらない。
日本から持って行った定規の美しさには感動をしていた。
ガ~ルフレンドは?
と聞くと、自分が未だ道の途中で、そんな余裕ないよ。
と私のナイトを勤めてくれた、学生は笑う。

割とハンサムな子で、皆を笑わせるパフォ~マンスが上手でリ~ダ~的な子だった。
当時ハイヒ~ルの生活から、舗装されていない中国の道をべ靴で歩くようになったら、膝が曲がらなくなって、歩けなくなった。
日本の語学留学生男の子が自転車で学校まで送ってくれる。
授業に遅れて、登校拒否を始めると、ナイトの学生が道具をそろえてくれて、迎えに来てくれたりした。
昔から、年下に世話になる性格だ。

そんな時、日本から来た私のために、先生が夜、特別授業をしてくれた。
文革の時、水の張った牢獄に閉じ込められて、膝を弱くした、彫刻家の先生だった。


この先生には国境が無い。
仕事で台湾にも招かれる。
一般の中国人は台湾に入れない。
日本に生まれた、台湾出身のわたしも、パスポ~トが中国で入れない。
夜の授業は特別だった。
芸術について語ってくれた。
絵は物を描けること、で終わらない。
物を描くことにやって、何を伝えるかそれに限ると言う。
それが無い絵は単なるポスタ~にしか過ぎない事。

商業の絵には、その宣伝と言うコンセプトが有る。
そこに、企業の精神が埋め込まれている。

芸術は普遍的な、精神の伝達を目指している。

3時間くらい話をしてくれたと思う。
ナイトは最前列に座る私と先生に、煙草をつける。
勿論本人も吸う。

クラスに3人の煙草の煙を漂わせながら楽しく終わった。
思い出に残るのは、この授業だった。

何を描くのか。
何を伝えたいのか。

ママガ言った絵を描くことは、宗教だという意味を理解した。

留学に出る前少し、自分で油絵の勉強をしたり、していた。
注文を受け、一ヶ月描き続けた、ある日、背中が固まって息が出来なくなった。

「織田無道呼んでくれ~!」とふざけながら、姉の部屋に駆け込んで、背中をほぐして貰った。

絵画の制作もまた。体力の要る仕事。
女性の絵描きが少ないのが理解できた。

カツテ、教会に描かれた、天井画あれはかなりきついと思う。
高校生の時、自分の部屋の天井を塗り、薔薇の絵を描いたとき、吐きそうに成りながら描いたのを思い出した。

19歳から、絵を描かけなくなった。
だからそんな事も忘れたいた。

今、この世の中を見て、不思議に思う事が沢山ある。
正月に、戦争亡霊の慰霊の神社を拝む首相。

本人は犠牲になった人に平和の誓いをたてにと言っていたが、その後に伊勢神社に行っている。

心に神の前に、戦争の亡霊を拝む首相。
靖国神社は特殊な神社。
十年少し前は大晦日には門を閉ざしていた。
慰霊のために、神の加護をお願いした神社で、眠っている人は、未だ、亡霊の状態の神社。

他の神社は神を祭る為の神社であるのに対して、神に鎮魂をお願いした靖国神社。
祈願する神では無かったのが、何時から姿を変えたのだろう?
御魂祭りで、鎮魂を行事としている神社なのに・・・・。


ここは、鬼の世界。斧の国。
この国の首相が戦争の亡霊に願う事は何か?
平和をスロ~ガンにした、侵略の夢?
軍服、戦闘服を着た、救援隊?
制服間違っていませんか?

どんなに口を綺麗に言葉をしても、形が可笑しい。
自衛隊は、よその国に助けにお邪魔する時は、刀を持っていくのか?

軍服を脱いでいけ。
といっても無理か?

ここは、斧の世界。

銃の装備で救援?
何処か変だ。

それを動かす、原理は?
思うに、生まれた儘の純粋さだ。
単に産まれた儘の純粋な精神は、酢のようにしみる。
一滴の墨を落としただけで、真っ黒にそまる。
正義に免疫が無い。
自由に免疫がない。
与えられた自由。

この国は多くの文化人が居る。
直木賞に遠い、薄暗い影の有る、太宰の文学で感銘を受けた、少女2人が受賞する。
何処か可笑しな文学に変わっていく・・・。

テレビでも戦争はよその国の出来事。
国民が派兵を反対しているのに、派兵する政府は、フセインとどこが違う?

口にするのは平和。
腰に銃。

何処か変。

今日官房各庁の定例報告が取りやめの発表。

文化人は、戦前と同じマ~チが流れていると指摘。
多くの文化人が見守るしかない。
この国の文化はこの馬鹿さを危惧しながら、静かに見つめる。

芸術家は見守る。
戦争は起きた。

派兵すれば、東京を襲うと言う、誘い文句に見事に乗った。
つまり、誘われたままに動いているのだ。
派兵はアルカイダに攻撃の正当性を与えた。

首相が戦争犯罪を犯した国に配慮せずに、正月に参拝するのと同じ正義の理論で、第3次世界大戦の幕開けだ。

血を好んだのは、神の宗教ではない。
だから、神の被り物を正義に武器を取る。

神を求める生まれたままの純粋さ。
求めるのは、神を知らないからだ。
気がつけば直ぐ傍に在るのに。

神を愛する人々は武器を捨てる。
例え、みに危険を感じても。
何故なら、武力には武力を生む力しかないからだ。

神を唱えて武器を取るのが、サタンの特徴。
だから、どっちもどっち。

この結果を見るのが芸術家の役目かもしれない。
そうして、残る物は?

ここで、私たちが見るのはどんな地獄?
これからが、幕開け。

只、見守るしかない。
神と同じように。
人々が気づくのを祈りながら・・・・。

悲しみを見ないと、人は知恵を持たない。
生まれたままの純粋さは頭で考えて、愛を創造しない。
純粋さは、こうであるべきで動く。
そこには、守るべき人間が忘れられている。
イデオロギ~の世界。
もう、終わったと思っていたら・・・。
残っていた、産まれたままの純粋さの暴力。

この世界は、純粋と純粋の戦い。
斧の世界は、人が「清さ選び抜く純粋」得るには、泥をくぐらなくては「純粋な清さ」を選び抜けない。
聖なる心は、守るべき人間不在では選べない。


泥を被った事の無い純粋さの行く先は?
血の色で染まった。
黒い石油。
その石油の自国の文化で攻撃されるのはもう少し先のようだ。

私たちは、見守るしかない。
例え、火の粉が降りかかっても。

楽しくバライティでも見るか!





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最終更新日  2004年01月18日 13時16分25秒
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Re:斧の世界の芸術家(1/18)  
ぱきゅん  さん
泡雪さん、お元気ですか?<br>今朝「ANGELS’CANDLES」が届きました。<br>夜にじっくり聴いてみたいと思っています。 (2004年01月18日 13時06分06秒)

Re:斧の世界の芸術家(1/18)  
kentaulce  さん
本当だ!9000番も踏んでいる!<br><br>今度は泡雪姫と混浴券でも貰えます?。 (2004年01月18日 19時55分50秒)

Re:Re:斧の世界の芸術家(1/18)  
泡雪さん  さん
kentaulceさん<br>>本当だ!9000番も踏んでいる!<br><br>今度は泡雪姫と混浴券でも貰えます?。<br>-----<br>20代の頃は、草津、伊香保、と露天を水着を着て混浴に入っていたけれど、そこまでするのはもう面倒で・・・。<br>若く見えるのと、実際若いのとは違います。<br>おばばです~。<br>ははは!<br> (2004年01月18日 20時25分38秒)

Re:斧の世界の芸術家(1/18)  
ぱきゅん  さん
泡雪さん、こんばんは! ぱきゅんは元気です!<br>さてCD聴きました。<br>《ANGELS’CANDLES》は恋の感情・・・。<br>《THE SWANS AT COOLE》は慰め・・・。<br>う~ん・・・分かります・・・。<br>メロディもいいですが、ヴァイオリンの音自体が<br>すごくいいですね。 ボクは“自分を見つめる<br>もう一人の自分が奏でている音楽”のように<br>聴こえました。 もちろん感情は入っていますが、<br>浸りきっておらず、冷静さを持って弾いているように<br>感じたからですが・・・。<br>とにもかくにも素敵な音楽だと思いました。<br>ありがとうございました! (2004年01月18日 22時08分51秒)

Re:Re:斧の世界の芸術家(1/18)  
泡雪さん  さん
ぱきゅんさん<br>>泡雪さん、こんばんは! ぱきゅんは元気です!<br>さてCD聴きました。<br>《ANGELS’CANDLES》は恋の感情・・・。<br>《THE SWANS AT COOLE》は慰め・・・。<br>う~ん・・・分かります・・・。<br>メロディもいいですが、ヴァイオリンの音自体が<br>すごくいいですね。 ボクは“自分を見つめる<br>もう一人の自分が奏でている音楽”のように<br>聴こえました。 もちろん感情は入っていますが、<br>浸りきっておらず、冷静さを持って弾いているように<br>感じたからですが・・・。<br>とにもかくにも素敵な音楽だと思いました。<br>ありがとうございました!<br>-----<br>ぱきゅんは感情を言葉にする天才わたしは、音で感覚を解釈したのだけれど、そこまで言葉に出来なかった。恋をいう感情は、他人の中に自分を見つけ、静かに受け止める作業だった気がする。<br>それ故、相手とのかかわりではなく、自分にしか乗り越えられない感情だった気がする。<br>他人と自分の垣根が取れた瞬間だった気がします。<br>視覚的なイメ~ジで言えば、海がめの産卵の時に流す涙だった。切なくて苦しいのよ。 (2004年01月18日 23時04分24秒)

Re:斧の世界の芸術家(1/18)  
ぱきゅん  さん
恐縮です・・。<br>味も素っ気もなく聴いてしまえば、すべての音楽は<br>ただの“音の羅列”にすぎないのかもしれません。<br>でも、それを聴いていろんな事を感じとるという<br>人間の感性って本当に面白いと思います。<br>音楽に感謝! 人間バンザイ!です。<br>またオススメがあれば教えて下さいね!<br>よろしくお願いします。 (2004年01月18日 23時38分46秒)

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