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2004年12月21日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
突然思い立って一人旅。

プエブラは前にも書いたけど、数多くのメキシコ料理発祥の地でもあるコロニアル都市。

夕方に着き、プエブラのバスターミナルからとりあえずソカロ(州ごとにあるホワイトハウスのようなもの・・・。説明が悪くてごめん。)近くへ行くバスを捕まえる。
バスの中で何処に泊まろうかと地球の歩き方を広げていると、隣のおじさんが安いホテルがある通りを教えてくれ、運転手さんにも伝えてくれる。
言われた場所で降りてからしばらく歩いていると、一泊1500円、二日で2600円のホテルを発見。
そこの主人にとりあえず二日分払ったものの、なんだかこのホテル、ものすごく古い。
風情がある・・・と無理矢理解釈してから荷物を置いてそのままカテドラルへ。
カテドラルでは結婚式を終えたカップルが写真撮影をしていた。

着いてから「一人で入っても大丈夫?」と係の人に尋ねると、OKだと言われたのでペットボトル担いだまま中へGO。
ここでは鶏肉のモーレ・ポブラーノを注文。
さすがはメキシコシティにも支店を持つ名店。
ちょっと値は張ったものの絶品でした。
やっぱりモーレ、美味しいヤツは美味しいらしい。
その後、ソカロの前でダンスが数時間あっていたのでそれをずーっと見学してた。
その後カプチーノを買ってホテルに戻ろうとするけれど・・・例外なくやっぱり道に迷う。
メキシコ人、みんな親切に道教えてくれるんだけど、一人一人指す方向はバラバラ・・・。
結局子供連れのお母さんがホテルまで送ってくれた。
ホテルについてから、テレビも映りが悪いし、疲れたし、さっさと寝よう・・・と思ったんだけど、寒い。寒すぎる。
最近の朝晩の冷えは異常らしく、手足が冷えて、痛すぎて眠れない日が続いてる。

明日ホテル変えようかな・・・と考えながら、仕方ないからストレッチして体温めて、布団に包まって無理矢理眠りについた。

そうやって無理矢理寝たものの次の日寒さで朝早くに目が覚めた。
シャワーで体温めよう・・・と思ったんだけど水しか出ない!
さっきも書いたように最近の寒さは異常。
そんな中、数日前に、我が家でもガスが使えず、わざわざお鍋にお湯を電気で沸かしてお風呂入ったんだけど、そんなんじゃお湯足りるはずもなく、凍えて大変だった・・・あの日の記憶が蘇る。

それと同時にやっぱりホテルを変えることを決意。
荷物まとめてからフロントへ行く。
「一泊に変えたいんだけど、お金返ってくる?」と尋ねると「今主人が居ないから2時に来てくれ。」と言われ、仕方なくそのままホテルを後にする。
次のホテルは地球の歩き方にも書いてあったところ。
はじめっからここにすればよかった・・・と思いながら荷物を置いて観光へ。
この日は一日中美術館巡り。
この街は良い美術館がたくさんあって贅沢な気分に浸れた。
モーレが誕生した理由だとかもよく分かったし。

途中、メキシコ人に道を尋ねていると、アジア系のおじさんが寄ってきた。
どうやら彼は中国人らしい。
私が道を尋ねていた目の前に、彼の雑貨店があり、しばらくお店の中でおしゃべり。
お店を出ようとすると、お店に出している中国雑貨を見せてくれ、どの色が一番好きか聞かれたので、濃い紫と茜色の中間のような色のアクセサリーポーチを取って、「この色かな?」と言うと「プレゼントだよ。」と言ってくれた。
そして彼も美術館に着いて行きたいと言い出したので一緒に美術館に向かう。
途中、「ここの鶏肉がおいしいんだ。よかったら一緒にどうだい?」と聞かれたんだけど、なんだか少しずつ怖くなってきていたので、この日はまだ何にも食べてなかったけど「もう食べちゃった。ありがとう。」と断って、博物館へ向かう。

ここは宗教美術館だったんだけど、すごく大きいところだった。
私、昔は宗教画とかって良さが全然わかんなかったんだよね。
どれも同じに見えたし、写真のように鮮明に描くことに魅力を感じてなかった。
でも最近は、宗教画を描くことを許された人だけが、信仰心を込めて丹念に描いたあの絵画たちに魂みたいなのを感じて「あぁ、いいな」って思う。
特に表情豊かなやつとかね。
というわけで、美術館自体はすごくよかった。

私は学生証を持っていたのでお金を払わなくてよかったんだけど、彼は学生ではないので払わないといけなかった。
でも彼は小銭を持ち合わせていなかったので、私が5ペソかしてあげた。
すると彼は100ペソ私に渡そうとした。
さすがにそれは受け取れないって拒んでいたんだけど無理矢理渡されて仕方なく受け取った。
んで、その後他の博物館行きたかったんだけど、さすがにもうこの人と行動は出来ないと思ってここでさよならをした。
だけど困ったことに、もう一つの博物館、彼の雑貨店の目の前。
彼に会わないようにコソコソ博物館に入っていった・・・。

プエブラは焼き物で有名なんだけど、中国の影響も受けて、それまでは作られていなかった白地に青色の柄の焼き物が作られるようになったらしい。
通りで日本でも良く見るような色の焼き物がたくさんあるはずだ。
そんなことがわかる博物館でした。

その後、前日泊まっていたホテルに行ってお金を返してもらおうとすると「もう主人帰っちゃった!明日また来て!」って言われる。
どうもおかしいぞ・・・って思いながら、かなり文句言ったんだけど、相手にされず、仕方ないのでそのままご飯を食べに行った。
この日はペピーノ・ベルデを食べた。これもプエブラ発祥料理。
その後カテドラルでボーっとし、そのままホテルへ戻り就寝。

次の日、とりあえず見るとこも見たって感じだったので、ダラダラ起きて支度をし、コーヒーショップに入ってカフェラテとマフィンを注文。
テラスに座り、前日に表紙の美しさに負けて、見た目だけで買ったシェークスピアの本を読んでみる・・・が、全然わからん!!!
どうやらMADE IN SPAINだったようで、メキシコじゃ使われないvosotros形のオンパレード。
しかも表現がメキシコのものではないので普段聞きなれないものが並びたてられ私には理解不能でした・・・。

その後、月曜に唯一開いている美術館へ向かった。
地球の歩き方にも書かれてなかったので大して期待もせずに行ったんだけど、ここが一番よかった!!!
美術館と考古学博物館が一つになったような感じで、なんで地球の歩き方に載ってないのか不思議だった。

美術館鑑賞のあと、今度は違うレストランで「チレス・エン・ノガダ」を食べた。
これは前に一度書いたけど、ピーマンの肉詰めで、上にクリームとザクロがのったもの。これもプエブラ発らしい。

その後もう一度約束どおりの時間に前前日のホテルへ向かう。
すると「2時って言ってたけど4時に変わったんだ。またあとで来て!」と言われる。
文句散々言ったんだけど「ない金はない!」と追い返されてしまう。
前日に泊まったホテルに荷物を取りに行かなくてはいけない時間になり、仕方ないのでそこで事情を説明。
そうしていると登山家ドイツ人が宿を求めてやってきて、「食べなくて良いから食事に付いてきてくれるかい?」と聞かれたので、時間も余ってたしお供した。
結局荷物はほったらかしたまま・・・。
彼に私がここにいる理由を説明。
すると彼がホテルについてきてくれることになった。
んで、ホテルに向かい、フロントと話をしていると、「さっき彼から電話があって、今日彼はもう来ないらしい。」と言い出した!
「はぁ?!私今までそのために待ってたんだけど!!!」と切れようとする前に、そのドイツ人登山家がぶちきれた。
「あんた、ちょっとおかしいんじゃないの?!なんでホテルなのに金ないんだ?!周りの店に借りればいいだろう!彼女は今まで待ってたんだ!とにかく金返せ!!!」と怒鳴る。
するとそのおじさん「じゃぁ仕方ないから、自分のポケットマネーから半額返すよ。それで勘弁してくれ。それしかないんだ。しかもそれは俺の金だ。な、いいだろ???」と。
私は腑に落ちなかったけど、ドイツ人登山家に「ないよりましだよ。」と説得され半額受け取る。
第一考えてみれば、前日に中国人のおじさんにもらった100ペソを含んで考えると合計はプラスになる。
きっとこのドイツ人が付いてきてくれなかったら私何も受け取れなかった・・・。ホント助かった。
そして学んだ。もう二度と二日分は払わない。

それからしばらくそのドイツ人と観光して、そのままメキシコシティに向かったんだけど、最初のホテルの悪環境のせいで、風邪引いてしまい、かなり辛くて、家に着いたらお母さんにシナモンティーを作ってもらい、少し飲んでから即行寝ました。
くっそー・・・、まだキツイ・・・。

まぁ、なんだかんだで総合的には充実した旅になりました。
でも女の子(と言わせて。)の一人旅はやっぱりちょっと危ないみたい。
「嘘も方便」とよく言ったものだけど、旅行中嘘八百並べ立ててました。
だって、もういい加減にしてってくらいいろんな人に(日本人だから。)声かけられるので「プエブラに家族がいる」だとか「メキシコ人の彼氏がいる」だとか「日本に彼氏がいる」だとか「彼氏と旅行中」だとか、とにかく臨機応変に嘘を使い分けてました・・・。

本当じゃないところが悲しい(涙)。





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最終更新日  2004年12月22日 05時05分34秒
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