November 7, 2008
テーマ： Ｈ１４年７月生まれさん♪(277)
カテゴリ： 子供
１２月行事の「発表会」・・・あーぱんクラスの演目は「青い鳥」になりました。
さて、大変なのが 「役決め」 です。
クラス内でお休みに子がいたのでなかなか決まらない「役」。
何回か子どもの希望を聞いているようですが、
時間が経つほどに変わっていく子どもの気持ち・・・
先生も困りながらも、
去年の発表会で「役」をやった子は、駄目。
運動会の鼓笛で少人数の楽器をやった子は、駄目。
とお話していました。
消極的なあーぱんは、もちろん今まで日陰さん。
去年の発表会や鼓笛の楽器など「その他大勢」をやった子は沢山なのです。
でも子どもにとっては、 「あっ私の事だ！今年は希望の役が出来る」
と思い込んでしまいます・・・
さて、あーぱんの希望はと言うと、
驚くことに主役の「ミチル」でした
初めからずっーーーと、やりたいと意欲的なあーぱん。
当初は競合が少なく、あーぱんは嬉しそうでした。
しかし・・・週明けの４日（火）。
先生が最終確認をしたら、「ミチル」希望者が４人に
その日はお休みの子がいたので、オーディションは後日に・・・
その夜、お布団に入りながらブツブツ・・・
何かと思ったら、「役決め」のことで悩んでいました。
（ミチルはやりたいけど、○○ちゃんもやりたいし・・・もし駄目だったら、どうしよう・・・）
１５分くらい悩んで、ようやく眠れました。
翌日、あーぱんは「しあわせの人（その他大勢の役）でも良い」と先生に話したそうです。
先生も初めからやりたがっていたのを知っていたので、ビックリして・・・
「オーディションは明日やるから、また変えてきても良いよ」と言ってくださいました。
あーぱんが納得しているのなら良いのですが、
なかなか自分の気持ちを表さないあーぱん。いつもいつも我慢ばかりしているあーぱん。
私がもう１度聞くと・・・
「本当はミチルやりたい。」
それならオーディションやってみたら？
受けないで諦めるより頑張って諦めたほうが良いよ
とアドバイスして、あーぱんは決意し幼稚園に出かけました
そして、お迎え時・・・
クラスの男の子から、「役になれなくて泣いている」と聞き、クラスに行ってみると・・・
泣き崩れのあーぱん
あんなに人前で泣くのは初めてです。
３人でオーディションして、上手に踊れた人の投票結果、
あーぱんは負けてしまったようです。
本当に悔しかったらしく、その場で泣き始め、ずっと泣き止めませんでした。
家に帰ってきてからも泣き通し・・・
でも、あの消極的なあーぱんが、自分のやりたいことを言えて、みんなの前で踊って、
すごい成長だと感心しました。
親ばかだと思いますが・・・
逆にココで落ちて良かったと思います。
この先、自分の思い通りに行かないことや、挫折も多く経験していくはずです。
幼稚園児には酷ですが、コレでぐっと大きくなれたと思います。
日頃、自分の気持ちを表に出さないから、クラスのお友達にはアピールできなかった証です。
私も厳しいのかもしれませんが、それに泣くのは卑怯な手段です。
受かったお友達が悪者になってしまい、あーぱんは悲劇のヒロインになります。
これは、あーぱんの性格を変えるチャンスだと思います。
今頃は、すでに「役」が決定されていると思いますが、
ママパパにとっては、どんな役であろうと自分の子どもが「主役」ですよね
あーぱん、頑張れ～～～
パパは案の定、あーぱんを励ますために
ナケナシのお小遣いから「シュークリーム」を買ってきてくれました
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