イギリス大学苦楽生活！

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2005年04月21日

友達からの電話。

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さてさて。
今回のは前から書こうと思ってたんだけどついつい今日まで延びてしまっていたお話。
最近、こっちのニュースでも中国での反日デモが流れるくらいだから、日本や中国では、こっちにいたら想像もつかないくらいヒートアップしているんだろうな。
毎日ニュースとかで読んだりはするけれど、やっぱり離れているとあまり緊張感が伝わってこないのは事実。
だからつい最近までは私から凄く遠いところにある話だった。
日本人だし、卒論のタイトルも（ずっと前に決めたんだけど、書く時期が近づいてきてこうなるとは思っても見なかった。）この話題に凄く関連しているものだからほんとはもっと知ってないといけないんだけど、あまり現実味がなかった。
でもそれがこの前一変しました。
あ。別に、私の反日活動に対する意見を書くわけではありません。
意見を持つには実際になにがあったのかあまりにも知らなさ過ぎるから。

1週間前くらいに、友達と夜中部屋で話してて、その時に聞いた話がすごく悲しかった。
同じフラットに中国人の子が一人いて、前の日記に書いたJapan Societyにも入ってくれてる子。
その子の友達の誕生日パーティーで起こった出来事を教えてくれた。
International partyで、ソーラン節をJapan socとして踊ったのを、他の中国人の子が見たらしい。
それについてチクチク言われたらしい。
（別にその時点で反日感情が混ざっているわけではなくて。）
なんか、その子によると、うちの大学にいる一部（あくまで一部）の中国人の子達は、中国人だけで固まろうとする傾向があって、外国人と仲良くする中国人をあまりいい目で見ないらしい。（あくまでその子から聞いた話です。）
そんな話から、中国での反日活動の話に飛んで、何を言っていたのかは具体的には言ってくれなかったんだけど、（多分言えなかったんだろうなぁ。。。）日本人のあまり言い話にはならなかったらしい。
その子は凄く怒りながら「私は日本人が全員そんな訳じゃない！！って言ったの！！」って言ってくれた。
嬉しかったのと同時に、悲しい気持ちになった。
初めてこの反日問題を身近なレベルで感じたときだった。

すっごく仲良くて、お兄ちゃんみたいで毎日一緒だったし、毎日面倒見てくれてた。（笑）
離れてからも何回かあってたんだけど、お互い同じ時期にケータイを無くして音信不通になってた子からの電話。
「古い電話帳が見つかってかけてみたの～。久し振り、元気？」
って感じて普通に話してたら、突然反日活動の話に。
その子は高校の時から一緒の、私も知ってるもう別の中国人のこ（L)と今一緒にすんでるらしい。

って言ってくれた。
多分、タイミングよく番号が見つかったのもあるけど、これを言いたくてわざわざ電話してくれたんだと思う。
心遣いが嬉しかった。けどやっぱり悲しくなった。
私の友達関係にまで及んできた反日問題。
結局は「いい友達をもったなぁ。」って思わされたんだけれど、でもこんな身近な人たちにまでそう言わせてしまう今の日本と中国の関係。
いい人たちな分、それだけもっと悲しくる！！

この反日問題のせいで、中国人に友達とかがいない日本人の人に、こんなにいい人達な中国人を誤解われたら。。。と思うと怖い。
別にしてるとは思わないけれど、このまま、「反日反日！」って言われたら、いつかは誤解しちゃうんじゃないかなって、怖い。

私は親の関係もあって、覚えてない位小さいときから中国の人たちと家族ぐるみのお付き合いがあった。
今でも仲良しな、私が5歳くらいの頃に初めてあったSちゃん。それ以来、毎回日本に来るたびに、言葉が通じてないのが不思議なくらい楽しく一緒に遊んでる。
うちの親が身元引受人だった留学生の夫婦。幼稚園生だった私とずーっと遊んでくれて、今でも沖縄に帰ったら毎回帰ってきてるか電話してきてくれてご馳走作ってくれる。
いままで何処の国のだれにあっても、‘何人’って意識したことは無かった。
でも今回の事件で、「あ。そうか。中国人だった。」って思わされた。
影響はあまり無いと思うけれど、こんな良い人達なのに、国同士が対立してるなんて、すごく悲しい。
政治的な複雑な問題だからこんな個人同士の感情レベルで話してもしょうがないんだろうけど、分かってても悲しいと思ってしまうのは事実です。

なんか長くてまとまりが無いね、この日記。
文章下手ですみません。。。

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