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2017.07.12
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カテゴリ: 読む
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夜の谷を行く
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主犯の永田洋子は裁判で自分の容姿のコンプレックスの裏返しであんな凄惨なことをしたといわれていた。
本当だとしたら彼女はなんて哀れな人なんだろう。
そして持病に苦しめられて、彼女は頂点まで上り詰めてはいたが、自分の人生を納得していたのだろうかと。
この本の中では主人公、啓子は世間で言われている彼女のことは違うと言っている。
未来の戦士を育てることを夢見て、唯一いた赤ん坊を両親が作業している間、おんぶして面倒をみていたという。びっくりだ。彼女に母性があったとは。
すらすらと読めた。人のしぐさの表現とか小さなことだけど、まるで映像が浮かぶよう。
啓子には決して共感はできない。
妹との喧嘩もリアルだ。まるで自分が妹としゃべっているよう。

フリーライターの男性のなんと感じの良いこと。こんな受け答えを自分も参考にしようと思った。
ラストはびっくりだった。そういうことか。彼女の感情の表現はなかったけど、プラスにはなったと思った。よかったこんなラストで。そして現実のあの事件の子供達はどうしているのか。どうか穏やかな生活を送っているよう、祈ってやまない。





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最終更新日  2017.07.12 22:23:24
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