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それで新たな気持ちで物語に引き込まれる。
出来の良い弟と劣等生の兄。あからさまな差別をするセレブと言われる立場の両親。
その痛みをずっと心の重しとして大人になり教師になった青年。
見ていて心が掻きむしられる。我が子が小さい時に私は母として子供からどう見られていたか。完璧とは言い難い。失言もあった。でも良い母を目指して努力はした。
ラストの方で卒業生が教室で白いシャツに落書きがかいてあるのと真っ白な生徒がいるのに気づいた。
これは日本でいう色紙のようなものだなと。
数行しか描かれていない色紙は見せなければわからないけど、真っ白なシャツだったらあからさまで惨めだなと自分の苦い過去を思い出してしまった。
全編に流れるドビュッシーのピアノ曲が心地よかった。