2003年01月05日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨年末から引き続き、バンビの頭が興味を示すのは、
 ・人材育成
 ・適材適所
 ・教育、育成
 ・学び方
などのキーワード群。
今年は「マーケティング」ということをよりいっそう勉強し、
自分の立ち位置を「マーケティング」という場所に定めていこうと思う一方で、
組織における人材教育、社会における人材教育というものについても


バンビがここで単に「教育」というのではなく、
あえて「人材教育」というのには意味がある。
ようするに「教育」の目的を「人材育成」とはっきり定めてみたいと思うからだ。
バンビは「教育」にせよ、「学習」にせよ、
ひとりの人間がスキルをアップさせたり、知識を強化したりという意味では
考えていない。
むしろ、どうすれば成果をあげられるか、自分の仕事(役割)はなんなのか、
自分はどういう立ち位置から社会に貢献しようとするのか、
などの視点をもたせ、実際にそのための「学習」を行える場所としての
「教育」の現場を考えている。

当然、そのためには教える立場、教材を提供する立場の人間も、

だが、現実にはまだまだ「教育」がスキルや知識の観点からしか、
社会的なつながりを見出せていない気がする。
ようするに、それなりのスキルや知識をもった専門家を育てることはできても、
彼らにその専門知識をどう使うか、
どのような目的をもって自身の専門的スキルを社会に役立てられるか、

まったく教えられてもいないし、学ぶための教材を提供できていないように
思えるのだ。

むろん、そうした「教育」に関しては、
それぞれの企業やほかの組織の内部において、
独自の教育システムや教材などの強化が図られるだろう。
だが、その一方で本来的な教育機関である大学や専門学校などが
その視点からの教育を行わないならば、
それらの組織はやがて無意味化することは免れえない。
とはいえ、企業などの組織だけで教育を施すのは実質的に不可能であることも
事実であり、そうした教育機関にもなんらかのイノベーションが必要なことは
目に見えているはずだ。
教育機関においても、スキルアップや知識の向上という観点ではなく、
真に「成果」につながる意味での「人材育成」を行なうという観点で
教育機関自体がいかに成果をあげられるかという意味での
教育方法、教育目的におけるイノベーションが求められているのだと思う。


さて、
あいかわらず今年になっても「不況」などという言葉が聞かれる。
だが、バンビには実際的な不況は、経済的なそれではなく、
教育、学習における知的不況であるように思えてならない。
成果をあげる教育が行われず、
さまざまな専門家、知識労働者が成果のために空回りしている現状では、
とうぜん、生産性におけるコストにも膨大な無駄があり、
それだけでも十分すぎるほどの経済的不況の原因になっていると
考えていいだろう。
だとすれば、知的労働における生産性アップ、
成果達成への自己管理マネジメントなどによる知的不況からの脱出により、
経済的不況などはある程度は容易に切り抜けられるのではないかと
思ったりもしてしまう。

とにかく自分が何をしているのかわからない人や、
何のために存在するのか明確にわかっていない組織、
また、目的は明確でもそれを行なうための内部マネジメントができない組織などは、
明らかに社会的な不況の原因である。
「不況」を環境的な要因、自身の外部要因として口にすることほど、
無責任なことはない。
それはたとえ自身の外部にあっても、自身もその内部にあって、
それに大きな影響を与えている現実でしかない。
だとすれば、 それは嘆くものでも悲観するものでもなく、
実質的な行動において「問題解決」すべき対象でしかないだろう。


バンビはその意味において「教育」、「学習」というものに
何らかの手伝いはできないかと思っている。






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最終更新日  2003年01月06日 14時49分23秒
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