話を伝えたければ、相手を知ること

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2003年05月14日

話を伝えたければ、相手を知ること

(2)

テーマ： What Management Is(83)

カテゴリ：カテゴリ未分類

企業活動において、情報をうまく使うことは、
大きなウェートをしめている。
当然、情報の伝達には双方向性が必要だと思う。
だが、双方向性ということをより深く理解するためには、
そこには送信側と受信側がそれぞれいることを
考えなくてはいけないと思う。

送信側の行なうことは、
情報の開示、伝達、理解促進である。
これを特定の受信側に対して送信側は行なう。

誰に対して、情報の開示、伝達、理解促進をするのかが
明確になっていなければ、その試みはまず失敗する。
受信者を特定できてはじめて、
情報の開示、伝達、理解促進が成功するか失敗するかを
議論できるのであって、
特定ができていなければ、議論するまでもなく
答えは必ず、失敗だといってよい。

なぜ受信者を特定しなければいけないかといえば、
情報の開示、伝達、理解促進するためには、
受信者がどんな情報を受け取れるかが重要だからだ。
そこにはプロトコル（慣習、手続き）が

聞き手は基本的には自分の知っていることしか
聞くことができない。

受信者の知っていることを頼りに、別のことに気づかせる。
情報の開示、伝達、理解促進というのは、
ひとつのものをＡ地点からＢ地点に移すのとは違うのだ。
むしろ、あらかじめＢ地点にある素材を用いて、
Ａ地点と同様（またはそれに値する）のものを
新たにＢ地点に構築することをいうのだ。

多くの場合、この理解に関して間違いがある。
だから、相手に伝わらないし、理解してもらえないのだ。
Ｂ地点に何があるのかがわからなければ、

それをＡ地点にいる多くの送信者はわかっていない。

情報の開示、伝達、理解促進。
それは単なるおしゃべりとはまったく別のもののことを言う。

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最終更新日 2003年05月14日 19時37分20秒
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■コメント

Re:話を伝えたければ、相手を知ること(5/14)

ビジネススキルさん

相手のことをよく知らないとね。

相手のこと、相手の会社を愛して、感情入れて。

何がおきてるのか、何が心配なのか。

色々相手を知らないと、こっちの話なんて伝わらない。

子供の頃、親にお願いした時って、そのことよく知ってたのにね。
機嫌のいい時に、お菓子買って！って。
機嫌の悪いときに、お菓子買って！って言うとき。
結果は、違ったよね。

大人になると忘れちょうよね。
子供の頃を思い出さないとね！
(2003年05月14日 18時50分39秒)

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Re:Re:話を伝えたければ、相手を知ること(5/14)

バンビ614 さん

ビジネススキルさん、はじめまして。

＞色々相手を知らないと、こっちの話なんて伝わらない。

そうなんですよね。
相手のことを知らないと、話が伝わることはまずない。

で、ここで問題がいくつか。

①まず、相手のことを知るために相手の話を聞く
　そのとき、相手がこちらのことを知らなかったら
　相手の話はこちらに伝わるのか、こちらは理解できるのか？

②誰でも自分のことを本当によくわかっているわけではない
　むしろ、自分のことって一番よくわからなかったりする
　自分のこともよくわからない相手のことを
　いったいどうやってわかればいいのか？

③相手のことを知るためには、当然、それが
　こちらのわかっている範囲内でないと
　こちらがそれを理解できない
　相手を理解するには相手のことを理解するのに
　必要な情報、知識が前提になる

といった感じでいくつか問題はありますが、
たぶん、これって基本的なビジネススキルです。 (2003年05月14日 19時37分20秒)

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