平成竹取物語

　午後7時20分着の新幹線で仙台に着き、例会会場に行くと、まだ終了していない。後ろの席で待つ。「Ａ」に10人で予約を入れていたが、結局懇親会参加者は7人のみ。歩いて会場に向かう。客はわれわれだけ。先日の花見の残酒（懐かしい言葉だ）を勝手に持ち込む。ワイン、焼酎など。ビールで飲み方開始。会費３５００円で頼んでいるが、例によってマスターはどんどん料理をだす。無国籍料理、を看板にしている店があるが、ここも分類しにくいジャンルのものが出る。人の頭ほどある（は少々オーバーかな）巨大おにぎりも、恒例。
　この店は、料理、インテリア、イス、テーブルとすべて格好をつけていないのがいい。ひげのマスターの物腰も柔らか。始まって間もなく、会長が駆け付ける。やはり例会に参加できなかった。これで8人になり、店との約束と大きく違わなって、ほっとする。人数なども融通がつくのが、この店のよさだ。
　今日は、昼も伊豆でお昼を食べながらワインを少々飲んだのだが、仙台に着くまで覚めた。この店では日本酒が飲みたくなり、薬缶で沸かしたのを、Ｈさんに勧められそれなりに飲んでしまう。
　10時近く、会長が2次会を提案。会の女性メンバーでバーを経営しているＫさんの店に行こうという提案だ。Ｋさんの会に対する貢献度を考えると、行きたいのはやまやまだが、朝から移動を含め強行日程だったので、帰らせてもらった。地下鉄で帰る。
　Ｓ会の飲み会は、さりげない話で盛り上がり、一番気を使わない楽しい会だ。