PR
Free Space
Freepage List
Calendar
Category
Keyword Search
Comments
「その本を見つけてくれなけりゃ、死ぬに死ねないよ」、病床のおばあちゃんに頼まれた一冊を求め奔走した少女の日を描く「さがしもの」。初めて売った古本と思わぬ再会を果たす「旅する本」。持ち主不明の詩集に挟まれた別れの言葉「手紙」など九つの本の物語。無限に広がる書物の宇宙で偶然出会ったことばの魔法はあなたの人生も動かし始める。
【中古】文庫 さがしもの【10P25jun10】
本好きな人ならわかるわかるぅ~という本にまつわる物語ばかりの
短編集。
本は人生のどこで読むか、どのタイミングで読むかで印象が
違うというのはよぅくわかるんだけれど、それが更に
自分が売った古本と何度も国内外で出会うロマンチックな話になっている
『旅する本』
。
何も知らない自分の、学生のころの落書きがしてある、というだけでも
ほろ苦い思い出の品なのにそれが何度手放しても何度もめぐり合う。
ネパールで、アイルランドで。
これがもう ロマンチックでなくてなんだというのだろう?
旅先で、誰かが置いていった本を読み、その”誰か”に思いを馳せる
2編目の『だれか』。
本好きなら一度は経験のあることじゃないかしらね?
旅先じゃなくてもたまたま買った古本にあったちょっとした落書きとか、
たまたま挟まっていたふるいレシートだとか、切符だとか。
ただそれだけのことなのに、同じ本を手に取った縁、みたいなものを感じて
嬉しくなっちゃうこととか。
とにかくすべてわかるわかるぅ~!としか言えない8編。
本好きなら是非是非オススメ
です!
ちなみに本をとても大切にするのと本好きなのはちょっと違いますよね。
ワタシは本大好きだけれどあまり大事に扱いません。
行儀悪いけれど飲み食いしながら読むし(時々シミつけたりするし)
お風呂でも読むからモノによってはシワってしまう。
でも豊富に手に入れられる環境にないのでよほどのことがないと
手放しません。
だから多分、ワタシが手放した本と再会するってことはまずないと
思うけれど
今度旅に出てその宿に”ご自由にどうぞ”な本棚があったら・・。
1冊そっと置いてこようかな。
そして時々「あの本元気かな?またあの本に会いに行けるかな」なんて
思い出してみたり。
いいな、そういうの。
めざめ 藤堂志津子 Apr 11, 2025
少女 湊かなえ Apr 8, 2025
夫婦の情景 曽野綾子 Jan 23, 2025