ばみの乱読日記　と猫雑貨。

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今年も素敵な猫柄がそろってます。

レトロモダンが素敵♡

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わかりやすい猫柄が〇

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ばみとんきー

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女流画家・高野愛子が子供を生みたいと思うようになったのは、30歳を過ぎてからだった。独身の上、美貌を誇示する彼女には過去に派手な男性遍歴があったが、特定の男性と深い関係に陥ることは意識的に避けていた。男に服従するのが嫌いなのだ。結婚など論外であると公言する彼女が考えぬいた最善の妊娠方法―それは、人工受精による受胎だった。(「処女受胎」)。時代を切り取り、男女の愛憎を鋭く抉る傑作7編をおさめたオリジナル短編集。

表題の作品は1966年に映画化もされてるんですねー。

7編の短編集です。

『日本から来た客』
ハワイ駐在中に日本に残してきた恋人に振られ、会社がつぶれ、なんとなく日系２世の女性と結婚し現地でダラダラしている男の話。
結婚もうまくいってないんだから元上司がうちで働いてくれないかって話持ってきたとき飛びつけばいいのに。
惰性で結婚し、バーの女と浮気をした挙句その女の日本でのホステス時代の友人にまで手を出しておきながら愛人がほかの男に色目を使ったことを『許してやろう』などとどの口が言うかね？
アンタなんか一生同類と憐れみながら愚痴ってればいいのよ。

見た目が悪いだけではなくて性格もひねくれている男が復讐される話。
しかーし、復讐するほうもされるほうも、さらには復讐の道具として使われる男の妻も、どこにも愛がない。それって復讐になるのかしらね？

『処女受胎』
美しくて才能もあるけど情けが薄くて『男は消耗品である』を地で行く女性が子供をほしいと思ったらどうするか？ってことで人工授精です。
なのに、精子提供者が女性のことを突き止めてしまってドナーであることは隠しつつストーカーになり、ついには愛人になってしまうという男のファンタジーですね。
こういう女性は結局自分のことしか愛せないだろうから飽きたら捨てられるとにおわせるってところはイヤミス的な終わり方でよかったと思いますが。

『春の池』
妻を信じるよりも妹の告げ口を信じた主人公が悪い。そんなやつ、見捨てられて当然。
ヽ(`Д´)ﾉﾌﾟﾝﾌﾟﾝ。

以下、『夜だけの旅』『悪童物語』『星と蛇の像』感想略。
悪童物語は実在の人物をモデルにしているらしいですが、内容が浅すぎるうえ成長後どうなったのかほとんど書かれていない短編なので単に手の付けられない男子の話で、そのほか2編は鬱々した中年男の愚痴。

ほかにもこの著者の本あったと思うけど、読むのどうしようか・・。

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