バツイチママみづきの日々感じたこと

バツイチママみづきの日々感じたこと

2006年05月11日
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カテゴリ: ただの日記
13時になった。早速私は指定の番号へ電話をかけた。
すぐにカウンセラーさんが出てくれた。

「お久しぶりですね。随分としんどそうですけど大丈夫ですか?」

「ええなんとか・・・。
 いつも連絡する時は困ってる時ばかりでごめんなさい」

よく考えりゃ相手はカウンセラーさんなのだから
困ってる時に連絡するのが当たり前の話なんだけど、
確かこんな挨拶をしたと思う。

そして、早速私は今までの経緯を簡単に説明し、


「このままでは虐待をしてしまいそうで怖い、
 いやすでにもう心の虐待をしてしまっているのかもれない。
 なんとかこの状況から逃れる方法はないか」

である事を伝えた。

いつもは相談する時間が深夜である事から
私がその日の最後のクライアントである事が多い為、
わりと延長延長でゆったりと話を聞いてもらう事が多いのだが、
今回は1時間しか時間がない。次の予約が詰まっている。
事の経過説明にじっくりと時間をかけている暇はない。

その考えは、カウンセラーさんも同じみたいだった。


「時間があまりないので簡潔にお話しますね。
 今日のみづきさんにお話したい事が2点あります。まずは・・・」

そう言って最初にお話してくれたのは、
今のこの、ゆいの状態が「深い絆が出来つつある証拠」である事だった。

2~3歳で親の離婚を体験した子供によくある現象なのだそうだ。

養子縁組をしてもらった子供が、里親に対してとか。

まず、2~3歳の頃の世界観というか、なんというか、
この頃の子供というのは良い意味でも悪い意味でも自分中心に世界が動いている。

そして離婚というものがどういうものなのか理解できない年齢である子供たちは
「パパ(ママ)がいなくなったのは、自分の事が嫌いになったからに違いない」
・・・そう思うらしいんだ。

そして残ったもう一人の親に対してすごく良い子でいようとするらしいの。
「ママ(パパ)にまで捨てられないようにしよう。」と・・・。

そして、ある程度そういう時期が過ぎて、
残った親の愛情はある程度信頼して良いかな、と
思い始めた時に、今度は「試し」の時期がくるらしいんだ。
親を困らせるような事をし始めるの。

「こんな事をしても嫌わないでいてくれる?私を愛し続けてくれる?」
って・・・。

もちろん頭の中でこう考えながら動いているというわけではなくて、
本人も気づいていない深層心理の部分でのお話よ?

人間というのは、欠点も含めたありのままの自分を愛して欲しい生き物だから
良い子している自分だけを愛されても満足できないんだって。
(これって恋愛にも共通する事だよね。)

そういうわけだから、今の状態は悪い状態ではないよ。
むしろ、良い状態なんだって事を話してくれた。

だからといって、別に「怒ってはいけない」というわけではないのよ。
いけない事をしたらきちんと叱る。その上で
「それでもあなたを愛している」
という事を根気よく伝えていく事だとアドバイスをしてくれた。

そして、もうひとつの伝えたい事の話になった。

20年ぐらい前から「叱らない育児」が
日本の子育ての主流になりつつあるよね。

腹を立てても怒ってはいけない。
子供の目線に立って、冷静に、
何がいけないかを説明する事が大事。。。てね。
そう、さっきの私の考えそのもの。
巷に出回っている育児書のうけうりってわけ。

最初にこの子育て論を唱え始めたのはアメリカの学者なのだそうです。
その頃のアメリカというのは戦争があったりして、
平和ではなかった。大人たちのストレスというのも相当なもので、
そのしわ寄せは当然子供たちに来る・・・。
・・・そう。虐待がとてもひどい時代だったんだって。

だから、極端なくらい「叱らない育児」を唱えてちょうど良い
世の中だったらしいのね。そしてそれがアメリカで支持された。

アメリカで流行すれば飛びつくのが日本人ってやつで、
当然その育児論も日本でとりあげられるようになる。

特に日本人は厳しく育てられてる人が多いから、
その恨みみたいな感情を刺激される事が多くて、
この子育て論はすごく支持されてるんだって。

・・・でもね、同じような育児を平和な日本にそのまんま持ってきて
実行したって、ちょっと勝手が違ってくるのが当然の話な訳で。


そんな話をしてくれた後、カウンセラーさんはこう言った。
「人は、年齢によって学ぶべき事が違ってきます。
 15歳ぐらいまでの子供が学ぶべき事は『人間の喜怒哀楽』です。

 ゆいちゃんは、『こんな事をしたら人は怒るんだ』
 『こんな事をしたら人は悲しいんだ』
 ということをお母さんから学ぶ時期なのです。

 本当は悲しくて泣きたいのに、本当は怒りの感情でいっぱいなのに、
 それを無理やり我慢して『冷静』という仮面をつける必要はありません。

 そうやって小さい頃に喜怒哀楽を学ばなかった子がどうなっていくか・・・。
 能面のようにいつも変わらずニコニコしている母親に育てられた
 人間がどうなっていくか・・・。
 私は今の、「叱らない育児」主流の世の中に不安を感じています。

 腹がたったら怒っていいんです。悲しかったら泣けばいいんです。
 時には軽く手が出てしまっても構いません。
 そうやって喜怒哀楽を学んでいくんです。」


・・・ここで誤解のないように言っておきたいのだけど、
何もこのカウンセラーさんは「バンバン怒れ、バンバン叩け」
と言っているわけではないのね。

私が普段、極端に「叱らない育児」を意識しすぎてて、
今の状態に対して自己嫌悪をしているから、
そんな私に対してだからこんなある意味乱暴な発言とも
受け取れる話をしてくれたんだと思う。

これを読んで
「バンバン怒るべきなんだ!時には叩いても良いぞ!」
なんて誤解しないでね♪





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最終更新日  2006年05月11日 22時06分23秒
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