a ギガンドホース内にいるマーベラスは息を吐きながら幹部達の前で戦略会議を開いていた。 戦隊達がライダー達を牽き付けている間にマーベラス自らゴーカイガレオンの上に立ち、海賊戦法シュートクロスで一気にクライス要塞を叩こうというのだ。会議終了後マーベラスはワルズ=ギルにクライス要塞と地球の諜報を命じた。その後彼はごほごほ、と咳き込み息を切らしていた。同時にマーベラスの顔が蒼ざめた。 b 一方クライス要塞では門矢士がドクトルG以下幹部達を添え、ライダー達の前で声を高らかに「ライダー諸君! そろそろスーパー戦隊の時代が終わろうとしている。噂によればあのゴーカイレッドのマーベラスは大ザンギャックの君主に立っているが容態があまり芳しくなく、何時死ぬか分からない状態だ。この機を決して逃してはならぬ。我がライダー達の旭日に栄光あれ! ライダー! ライダー! ライダー!」とまるで太平洋戦争のドイツナチス軍を彷彿させるように「ライダー」という合言葉の雄叫びを揃えて要塞内を埋め尽くした。合言葉の雄叫びが鎮まると門矢は「ドクトルG・ジェネラルシャドウ、怪人達をデンライナーに乗せて第一波攻撃を仕掛けろ!」と命じ、「ライダー! 行くぞ、怪人ども」とドクトルGとジェネラルシャドウは怪人達をデンライナーに搭乗し、地球へ向かった。 c 再び地球の護りに就いているジョー、ルカ、アイム、ハカセ、凱の五人の前にドクトルGとジェネラルシャドウが姿を現した。怪人達に応戦する五人。その様子を密かに探っていたワルズ=ギルはギカンドホースに帰り、五人の様子を早速報告した。マーベラスはワルズ=ギルとツイムに百人の戦隊達を地球へ送り込むように命じた。怪人達と格闘しているジョー達五人の前にワルズ=ギル・ツイムと百人の戦隊達が出現し、ジョー達五人に攻撃を仕掛ける。凱以外の四人は戸惑い、凱は「こんな兵士ども誰が送り込んだの?」とニヒルな態度でワルズ=ギル・ツイムに問い質すとツイムは「お前らのリーダー・マーベラスなんだよ。」と相変わらずの口調で答えた。ジョー、ルカ、アイム、ハカセの四人は「えっ、まさか――」と絶句し、凱は「あぁら、びっくり仰天。あいつは結構腹黒いなぁ」と感心していた。「ふふっ、いいご挨拶だな。さぁて、これからが本番だ。お前ら、ギガンドホースへ帰還だ。大ショッカーども、お前らも持ち場へ帰れ!」「よかろう、さあ、帰るぞ」とツイムの指示に従い、大ザンギャックと大ショッカーは基地へ引き揚げた。ジョー、ルカ、アイム、ハカセの四人の心に言いのようのない懸念が渦巻いていたが、凱は平穏な態度を取っていた。