び〜あらいぶのブログ Be alive  幸せってな~に?

PR

Archives

2025/11
2025/10
2025/09
2025/08
2025/07
2025/06
2025/05
2025/04
2025/03
2025/02

Calendar

Profile

び〜あらいぶ

び〜あらいぶ

Keyword Search

▼キーワード検索

Free Space

宜しければ応援・ポチお願いします

2024/08/14
XML
​​​​​​ ​​​歌を聴きながら
「ペルソナ3」オリジナル・サウンドトラック


​レンコンきんぴらと唐揚げ​
スシロー デザート


体位交換表なる記事を発見
夜間用の体位交換表を見た 家族から感謝され、投稿者は嬉しかった、と書かれていた
サイクル表を 部屋に貼って 管理するもの で、アナログ 時計を4分割した 3時間おきのポジショニングだと分かった
これは、褥瘡対策ギリギリのものなので
「いやいや、最小限の事なので徹底させてもらっているだけですから申し訳ない事です」と思わなければいけない



​体位交換を見直す​​
体位交換 世界共通の用語は ​ポジショニング​
主な体位 (ポーズ) ​​​​​​​は、仰臥位 側臥位 腹臥位 半座位 長座位 端座位 イス座位 立位 安楽体位 活動座位 休息座位 
どの様な形 ​(フォーム)​ にするか?目的に合わせて決める ​(ポージング)​
手足の位置、曲げ伸ばし、顔の向きは非常に重要
それらを ​考察​ して実際に行う事をポジショニングと言うが、一般的には全体をまとめた用語としてポジショニングのみが使われている
必要性
動物において、自ら動くことが出来なくなった時点で死を意味する
顎が開かないとなれば ​餓死 ​
寝返りを打てなくなれば体が ​腐敗​
人の場合は予防という技術を持ち、動けずに体が腐ってしまうのを防ぐのがポジショニングの基本に有る​​​​​​​

​​
体も循環できないと・・・ごみだめに

まず、知っておくべき事​​

​1 生き物の 身体は常に揺らいでいて、動きを止めるというのは不可能
例えば、 ​​​​​ストップをかけられると全身の筋肉が緊張し、やがて​ 発汗 震え ​始め力尽きてしまう​​
局所的な筋肉疲労・不均等な体液の循環 でも ​ストレス​ ​ダメージ​ が生じ、起こるべき代謝が順当に連鎖してくれないと、体の仕組みが上手く働かなくなる
​​​
​​2  姿勢に行儀の良い悪いは無い
ゆったりしたソファーに座ったとき楽だと思う姿勢は ​脳がお気に入りの最初のポージング​
楽な姿勢でも必ずどこかの筋肉を緊張させ、しぼったタオルのように浸透圧が低くなる
血管はつぶされたところと広がったところができる
すると必要な栄養は上手に行き届かず、使用済みのゴミを処理できなくなる
数分後にはモゾモゾし始め、手を動かしたり足を組み替えたりして 体液の循環 をすることになる​​

​そのうち思い出したように再びお気に入りのポーズをとる
仕切り直しや一区切りとしてのお気に入りを幾つか持っている

​​何かしら動き続けることで、 体液の循環と均一性 を保たなければいけない

3 物理学、脳科学、神経学、心理学、細分化し療法学などアプローチが増えたのは近年21世紀
検証結果としてのデーターも浅く、現代において極めるには年月を含め困難な状況にある
​​ましてや 意思の疎通のできない方 に関しては医学や物理など 科学的な見解 で良いものとするしかなく、個体差もあり千差万別とされている​​
​​​​​今のところ、 ​​筋肉の緊張​​ ​数値化しストレス​ がどのような時、 どのように心身へ負荷を与えているかを検証 したデーターと ​​筋肉の物理的・心的制御​​ 、関節やそれ以外の骨の接合部の可動域による ​​物理的制限​​ による研究が有る​​​
​​痛みのメカニズム同様、 心身のマイナスストレスと本人が楽だと思う体位とは一致しない 事が分かっている
考えとして ​24時間の間に同じような姿勢はしても、結して同じことはないと思うべき​
haruka38.jpg
体位交換の必要性とは ? ​
​​日常的には ​​体液の循環​​ を促し、骨格や筋肉を動かす事で ​​代謝を活かす​​ 行為と考える
​​ 医療的なポジショニング については治療目的など限られている
必要性を理解したうえで期間や頻度を検討 しなければ苦痛ばかりを与えてしまう

現在ではボディーメカニズムなど今まで考慮されなかった筋肉の緊張を含めたポジショニングが考えられている
​本人が楽だと思っていても実は反作用があったり副作用もある ​​ と言うわけで、解決策はマメに身体の動きを促すと言うことにある
​それは褥瘡、拘縮、認知症など ​​廃用症候群防止の第一歩​​ と言える
臥床時だけでなく離床している際にも十分な配慮が必要になる
​最も注意すべき事は必要頻度​
1体位.jpg

誤嚥と肺炎の関係
​科学的​ ​統計的​ にも根拠や裏付けは微妙
​​「可能性が高いだろう?」と言っているだけで立証としては弱い
それより ​オーラルケア​ で口の中を綺麗にしておけば肺炎のリスクが下がるデーターに注目した方が良い
 よく有る例で、​​高齢の方の誤嚥を防ぐためベッドの上半身を上げるのは、体の器官の位置と物理から正解と言えない
物理的には肺が口の「より真下」になるほど防衛機能の働きが低下する
腸閉塞で排せつ物が逆流して亡くなるケースが有るように、 残留物が逆流して気管に入り窒息する
側臥位なら
物理的に 口から流れ出やすいポーズになる

​​
ベッドのギャッジを上げっぱなしで起こる睡眠の質の低下 は、広範囲で身体に悪影響する
僅かでも自分で寝返りを打てる方に無闇に手を出してはいけない
​​​ 行き過ぎたポジショニング 苦痛 だけでなく、 症状の悪化 につながる​​​
巡回毎、同じような寝姿だからと判断するのは早すぎ
​様子観察は点で観るのではなく線​ で観なくてはならない
服の乱れやオムツの不自然な乱れ、圧迫痕や引っ掻いた様な痕跡などから動きを推測し良眠できているのかを含めて考えなくてはならない

​​車いすや座上での生活者に対しても同じことで優先すべきはスキンシップを兼ねて 姿勢 を正したり、 軽い屈伸・屈曲 を促すこと

​夜と昼、睡眠時と覚醒時​
​当然ポジショニングの目的が違ったり方法も変わってくる
身体のONとOFF

OFFギャッジアップ0~15度未満。ONギャッジアップ15度以上(セミファーラ位)~と考えてみる
筋肉の緊張はわずかな傾きや安息位であっても
1同じ姿勢を続ければ問題が起きる
2数値的には早ければ数分、長くても15分も経てば筋肉のストレスになる
ましてや臥床している方にとっては、どんなに 優しく体を動かしても筋肉の緊張が起こる が、その 緩和は声掛 け​​
​一般的には人が 同じ姿勢を保てるのは30分 が限界と言われている
少しでも自分で身体を動かすことができるのであれば睡眠にとってはフラットがベスト
ギャッジアップ10度でもすぐに体が下に落ちて足が延ばせない状態になる

​かなりの動きを制限され寝返りが困難になり大きなストレスになる
それが ​拘縮や関節、背骨の異常、腰痛や関節痛の原因​ となる​

下肢部のアップも同じ事が言えるので過剰にならないよう心掛けたい

​誤解を解く​
必要不可欠なフラット状態が全くない施設が多い
24時間同じ体位はないと 考えれば、 ​​仰臥位は立派なポジショニング​​ で何もせず手を抜いたと思うことはない
ギャッジアップの角度が上がるほど筋肉の緊張も高まり身体は休むことができない
あれこれ工夫しても重力の作用からは逃げられない

もともと体位交換の意識がなかった頃の、病気や怪我の治癒や養生のためのギャッジアップ
​昼間​​ 寝たままの基礎代謝の低下防止で起きている状態に近づける為
めりはりを付ける為 気分転換など
何もしないと悪いような気がしますが、 心身ともに休む(睡眠)ときにはしっかりと休んでもらう 為にも ​​フラットは最も必要不可欠な体位交換​ の一つになる
※病気や状態による例外を除く
体位.png
​寝姿​
生き物によって、また、人によって形が有り微妙に違う
寝相もランダムで無意識に行われ、毎晩違う
これは、 骨格と可動域、筋肉の状態 、もっと突き詰めると 内臓疾患 などにも影響される​​​
重力による自分の重さで、下になっている細胞たちが潰されて「もう我慢できないぞ」と言うのが基本
関連痛
実際の場所とは違う場所で痛みを感じてしまうこと
いずれにしても、痛みや不快によって姿勢が変わり、原因が解決できなければ姿勢に現れてくる

日常ポーズは、一々意識できないため、「姿勢を正す」ことが必要になる
それが自分で出来ない・どうすれば良いか分からないので有れば、誰かがしなければならない
しかし、不思議な事に真逆であることが結構多い
したがって、知らずに間違ったことをしてしまうと、取り返しのつかない事になってしまう





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024/08/14 07:06:00 PM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: