R-BEAR 非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)

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2006.05.11
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昭和12年、4月から東京と大阪の毎日新聞に連載が開始された。

その年の7月7日廬溝橋で演習中の日本軍の背後で塹壕を構えていた中国軍が発砲したと言うことで起こった日華事変を知り、横光はこの作品の連載を中止してしまった。
第62回目のことであった。

その2年後文芸春秋に連載が再開されが連載中に第二次大戦が勃発した。作品は第一編・第二編・第三編と改造社から発行になるが、第四編が発行されようとしたときは日本の戦局が芳しくなく、発行元の改造社も廃社の憂き目を見てしまっていた。

詳しいことは判らないが多分改造社の出版物が軍部の逆鱗に触れたのであろう。

「旅愁」はなんとか小山書店という出版社から第四編が刊行されることとなったが、なんと原稿が空襲で焼失してしまったのだ。当所は発行不能と考えられていたが小山書店の努力により戦後再び刊行が計画された。ところがその時第三編まで発行していた改造社が復興し、結局改造社から改めて発行されるのである。

小山書店の好意であった。

時に昭和21年1月のことである。



それがこの本である。

焼け跡の中で売られていた本である。
当時7圓50銭、喰う物にも困っていた時代に誰がこの本を買っていたのか。
そしてどんな気持ちで読んだのか。

翌年横光は突然の病死でこの世を去る。

これが最後の長編となった。





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最終更新日  2006.05.11 23:11:50 コメントを書く


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