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maito3377さん
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高校の恩師から職場に荷物が届いた。
「今度の同窓会で見るからDVDに焼くように」との指令。
8ミリフィルムとビデオテープ。
8ミリは高校時代に我々が作った劇映画。内容は手塚治虫の「時計仕掛けのりんご」を学園バージョンに書き換えたもの。脚本・撮影・監督は私・・当時の脚本の書き方は飛んでもなかった。私が原稿用紙に殴り書きしている横で級友がガリ版の原紙に落としていく。放課後にはクラブもあるし補習もある、昼休みに購買で買ったチョコパンを囓りながら書き続けた。
撮影はアポ無し、撮り逃げ状態。
パチンコ屋に学生服で入り、パチンコを打つシーン。当然ちゃんとお金を払って玉を買って打つんだよ(そんなはなしじゃないって?)その横でカメラをガキガキ回す。
「とりあえず、どんな状態でも撮っとけ」複数のカメラを一斉に回す。行け行け!
当然パチンコ屋の通報により生徒部しこたま絞られる。
バットや木材を持った喧嘩のシーンには住民の通報でパトカーが出動。血糊を使ったシーンには救急車が来たり・・・当時、高校生がフィルム映画を撮ること自体が田舎町では無かったのだろう。
えっ、これは何?
オープンリールのビデオテープ・・・確かに当時は使っていたが、何を撮ったか覚えていない。モノクロ画像の20分テープだが・・・・フィルムに比べて現場で確認出来て、撮り直しが出来る画期的な素材だったが・・・かえって記憶がない・・・・
かけられるビデオデッキは当然ない・・・(8ミリ映写機は我が家に健在)
「なんだろう、お前は私のなんなんだ」
加湿王ゴジラ 2020.01.06
あけましておめでとうございます。 2020.01.01
SSD化完了 2019.12.27