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maito3377さん
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行人は大正3年に発行された、夏目漱石後期三部作の2作目。
「行人」執筆の頃は、持病の胃潰瘍が芳しくなく6ヶ月の休載があった。
本の中身についてはここで述べるまでもないので装丁について。
かなりやられている感じの本であるが、ベンガル産の羊革を薄く鞣して貼り付けたバックは美しい。裏革のしっとりとした肌触りも良いが、この写真でもよく分かると思うが、革に絵が付いている。
どのようにして絵を定着させたのか、鞣し方を変えたのか・・・美しい絵がかなり鮮明に確認できる。
漱石の本は多くの人に読まれていて、古本も概して汚本が多い。
仕方ないことだ。
大切に保管しよう。
大正三年 大倉書房出版