R-BEAR 非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)

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2010.10.15
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カテゴリ: 愛する本
色鳥

大正9年刊行の6版『色鳥』 夏目漱石 新潮社

漱石本もかなり蒐集してきたが、この本はかなり異質な造りになっている。

収録されている作品が倫敦時代のものから「吾輩は猫である」「二百十日」「文鳥」「彼岸過迄」「心」の全文や抄文が納められているアラカルト本である。

まとまった作品が載っているわけでもないので、漱石の復刻全集からも落ちている。

まぁ、漱石の復刻本は死後の作品群は考えていないらしく「金剛集」なども復刻されていない。

この本の魅力は津田清楓の装丁。

文庫の装丁にもなっている綺麗なものだ。

★☆

収録作品

★倫敦消息・・・

漱石留学中に子規に宛てて書いた通信。当時は「ホトトギス」に掲載されたが反響はなかった。

★カーライル博物館・・・

★一夜・・・

「一夜」と「カーライル博物館」は『漾虚集」に収録された作品。

★吾輩は猫である・・・

冒頭ではなく第三章。

★二百十日・・・

「坊っちゃん」と共に『鶉籠』に収録されている作品。

★文鳥・・・

★永日小品・・・

「夢十夜」「満韓ところどころ」と共に『四篇』に収録されている。

★思い出す事など・・・

『切抜帖より』に収録されている。修善寺の大患の際の体験を書き綴ったもの。

雨の降る日・・・

『彼岸過迄』の一品。『彼岸過迄』は6つの小品が連作で一つの長編となっている。

★先生と遺書・・・

言わずもがな『心』。高校時代教科書に載っていた。勝手に他人の家で死ぬなよ!激しく思った。自分勝手な野郎どもの話。被害者はお嬢さん・・・・orz

★硝子戸の中・・・

「想い出す事など」と同系列の随筆。






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最終更新日  2010.10.15 20:42:54 コメントを書く


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