R-BEAR　非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)

福田和也の歴史観を知りたくて読んでみました。

第一章は「戦争の世紀」としてこの章が大戦に対する福田氏の見解です。

端折っていえば、15世紀からの世界体制の変革を求める世紀でそのアジア代表が日本、そしてもう一つの代表が遅れてやってきたアメリカと言うことでしょうか。

まぁ、日本とアメリカの衝突は避けることのできない必然のような感じで書かれています。

そして、世界はどのようにして日本を排除する方向に動いたかと言うことですね。

なかなか明解で面白かったです。

第二章からは当時の世界の指導者の分析です。

フランクリン・ルーズベルト

ウィンストン・チャーチル

ベニート・ムッソリーニ

アドルフ・ヒトラー

ヨセフ・スターリン

蒋介石

東条英機

第三章はクリストファー・ソーン教授の考察と著書に就いての話です。

なかなか面白い本でした。

バーゲン本で買いました。半額。

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