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rarurana
beeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeep
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2006年01月28日
カテゴリ： カテゴリ未分類
ようやく、その日の最高気温が１０度を超えるようになった。
日中は日差しが暖かいと感じるようになった。散歩中は背中が暖かい。
とは言え、まだまだ毎日寒い。
今日なんかは風が強いし、ピュ～っと吹かれると一瞬で凍えてしまったよ。
先週のことだけれど、テレビが壊れたことをきっかけに、忘れかけていたような習慣を思い出した。
それは音楽。
テレビはかろうじて音だけ出ていた。でも、テレビはラジオと違って読み聞かせ＆音で楽しむようには作られていないので、ラーメン特集なんかは音声だけだと聞いてるだけでストレスになってしまった（見たい！食べたい！がかなえられない）
そんなことから、ひょっとしたらいきなり点くかもしれないという希望のかけらを持つテレビを消して、音楽を流す事にした。どちらかというと仕方なく。
実は家には結構な枚数のCDがあります。
全て自分で買い集めたのですが、衝動買いをしたものも多く、たった１回しか通して聴かなかったCDなんかも多くあります。
普段あまり聴かないもの（要するにお気に入りではない）は棚の後列、よく聴くものは前列の、手の伸ばしやすい目に付きやすい位置にあります。
ユキちゃんは音楽には疎い人ですが、最初に手を伸ばしたのは Lionel Beｌasco！し、渋い！！
けれど、なぜ？と聞くと、私が以前よく聴いていたから・・・でした。CDジャケットを覚えていたらしい。確かに一日中・何日間も連続で聴いていました。
それはまた今度、と言って、違うものを選んでもらったら、じゃあ・・・と彼がセットしたCDは Half Japanese だった。
なぜ？知ってるの？と聞くと、知らない、と。
たくさんあるし、目に付くところにおいてあったから選んだと。
決して目に付くところにはなかったはずなんだけれど、確かに彼と私じゃ目線の高さが違うしなぁ。
しかし、変態兄弟の音楽を聞きながらのお酒はちょっと気分じゃなかったので、またCDを変えてもらった。
結局、Velvet Underground を聴きながら晩酌をした。
目に映るものは、料理とお酒とお互いの姿。
音楽はあるけれど、決して邪魔にはならない、ほどよく静か。
テレビがあると、こうはいかない。
この日の晩酌は、とても気分が良かった。
昔、今よりずーーーっと貧乏だった頃、生活費を切り詰め、下調べして厳選してCD一枚を買っていた。
一曲目のイントロから最後の曲まで全て記憶していたアルバムもあった。
中には、それを聞くとその当時の気温や湿度までがよみがえったり、タバコの煙の匂いまでも脳裏に再現されるようなアルバムもいくつかあった。
そしてそれらは10余年変わることなく、今でも当時の空気を運んでくれます。
ユキちゃんが選んだ一枚は、それよりもっと前のころ、私が高校生の頃に夢中で聞いていたもので、今までで何度聞いたか分からないアルバム。
ルー・リードの息継ぎまで先回りして出てくるくらい聞き込んだアルバムでした。
後にCDを大人買いできるようになると、そこまで一枚を聞き込むということをしなくなった。
歳をとって、音楽に対する情熱が失われたというのは否めませんが・・・
でも、嬢熱が失われた後だって、それでも部屋の掃除をする時や料理をする時にはお気に入りの音楽を流していたり、読書をする時には邪魔にならないような音楽を流していたもんだけれど、いつの頃からか、見ても見なくてもテレビを付けっぱなしで音楽を聴く事が少なくなった。
以前は音楽が聞こえてこない生活は信じられなかったはずなのに・・・
寝入る時だって、お気に入りの音楽をかけていたのに。最近ではコンポがONになるのは目覚ましで音楽が鳴るときくらいのものだった。
ずっとそんな感じだったからか、ルー・リードの声を聴きながらお酒を飲むことは、私にとってはとても古い事だけれど、とても新鮮に感じたのです。
半ばお部屋のインテリアになりかけているCDの山だけれど、無理して聞く、ではないけれど、生活に自然と取り入れていけたら良いな、と思った。
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