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2009年02月13日
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カテゴリ: 雑感・日記
 こんばんは。伊東です。

 重いですね。
 俺の体重の話ではないですよ。
 政治にしても、社会にしても、野球にしても。
 考え起こすと、全てが重くなる。
 たった今入ってきたニュースから。
 拙稿でも二度取り上げてきたカルデロンさん一家。
 無情の結果が待っていました。

カルデロン・のり子さん一家 両親の在留認めず
2009年2月13日 東京新聞夕刊


 結果から言えば「出て行け」と。

 「のり子さんだけなら残してもいい」
 とは言いますが、記事中にもあるとおりそれは「3人で帰れ」(家族と離れての生活は想定していない)としか言えません。
 日本が持つ“ふところ”って、こんなに狭くなっていたんですな。
 …。
 そこでふと、思い返してみたことが。
 「派遣村」の事で、同じ労働者でありながら、この場所に来る事を余儀なくされた人に対して寄せられたコメントで
何でクビになるような…なやつ助けなきゃならないのか。奴等は放り出されても仕方がない。 俺は自分の生活守るためなら、迷わずに奴等に対して『**』と言い放てる。
 という類のものが多かった事を、まず一つ。

 続いて。先頃行われたイスラエルの総選挙。
 パレスチナ・ハマス勢力がミサイル打ち込んだ事に対する反撃で1000人以上の命が奪われた事態が起きた直後の総選挙の結果は
 現政権・中道「カディマ」28議席

 極右派「我が家イスラエル」 15議席
 左派・「労働党」 13議席

NHK解説委員室ブログ 2月11日記事
 時論公論 「イスラエル総選挙と中東情勢」


 となった。この部分のニュースで流れていた中で気になったのが「相手は言う事聞かない だから…(よく聞き取れなかった。意味合いとしては“ハマス勢力”または“テロリスト”をなくす事、あるいはパレスチナの存在を消す(!)と思われます) 」という意見。その素となったのもやはり 「自分と家族の生活を守るため」 というものでした。

 「自分が今もっている財産を守る事」。
 誰も否定できませんよ。

 生きて行くってのはどうしても、難儀がつき物で、その中でやっと得られた「自分が大事にしたいもの」それを守りたい。その心は大事なものです。

 でも…あえて言わせていただければ、自分が守りたいと思うのに、別な人の存在を消すというのはまた別な話じゃないですか。自分守りたいがために、障害(だと思う存在)を消す。
 待で待で待で待で待で待で。
 いいのか、そんで。
 ちょこ―――――――――っと考えてみんべ。

 その消したいと思っている“相手”にも、守りたいものはあるべ。
 相手のまわりも、その当該者に対して守りたいと思っている。
 “自分守るため”にその対象者を“消した”。

 当然、その周りの人は、嘆き、悲しむよね。
 その「嘆き」「悲しみ」。その思いのもって生き方を間違えると、暴走しやすいもの。
 復讐に出たら…憎しみの連鎖になってしまいますね。

 機能しているか場所によってマチマチだども、そういう連鎖をやめさせて、悪いごどしたら悪いというのをわからせる機関があるべ。警察とか、裁判所とか。そういう場にも持っていかずに「むかつくから」「やんたから」で物事進めていってしまうと…やがて自分の生きる条件、あるいは場所。失ってしまう事になるんじゃないでしょうか?

 話をとりあえず「イスラエル」の部分で話してみだども「派遣村」の部分だって同じだじゃ。職もない、住む所もない、そういう状態におかれた人間放っといてみろ。飢えて死ぬか、犯罪行為に手を染めてでも生きようとするか。どっちかになんべな。 周りが何も手を差し伸べなければね。

 「100年に一度の不況」だか何だか知らないけど、経営者と株主の利益を維持しておきながら、労働者の労働条件きり下げたり、あるいはクビ切ったりもする。そういう事というのは、どこの誰にでもおきる危険性のある事。だから「お前等全員…」なんて言い、苦難に陥っている人を放っておく事が当たり前になると、自分がそういう立場に陥ってしまった時に助かる道がなくなってしまうってものなんですよ。
 この項通じて何言いたかったか。
“自分”が生きる事も、その中で何かを“守る事”も
 否定しないし、むしろ進めていただきたいけども、
 それを“ 他人の犠牲をもって得よう ”とする行為は
 やがて自分にも跳ね返って来るんだよ

 …って事です。

 当初に書いたカルデロンさんの件。
 罪は罪、罰は罰で対応するとして…それでも10ウン年の日本の生活で既に得ている「信頼」を素に日本で生活できなかったものかと思うと非常に残念です。
 「当然だ」語りして高飛車にものを言う方も早速現れていますが
 別離を強いる事になってしまった、関係する方がどんな気持ちでいるか。
 その気持ちぐらいはくんでやってくださいね。

 それにしても‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
 他人に対して簡単に「重荷」かぶせて
 「ソースルコトガキミノタメダ」
 、か。

 もうええわ。
 他人傷つける事によって保たれる『存在価値』なんて…。
 そんなものばかり見せ続けられたら、俺が今歩いている『道』やる甲斐、ないわ。

 でも、同時に信じている。
 派遣村に『ゆるくない思いしている“仲間”放っとけない』という方
 イスラエルで『この爆撃は間違っている!やめろ!』と立ち上がった方。
 そして一縷の望みをかけて
  『自分達の仲間を連れ去るのは止めて!』
    と行動し続けたカルデロンさんの周辺の方。

 『ゆるくない人、放っとけない』と、行動に出た方を
 俺は信じています。

 今「自分守るためなら…」と思っている人も、いつかは気付く。

 そんために、バカになって歩くとしましょうか。

 今日はここで失礼します。
 拙文お読みいただきありがとうございました。


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最終更新日  2009年02月13日 19時09分40秒
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