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2012年03月30日
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カテゴリ: 政治について
 今日はプロ野球開幕日ということもあり、記事を用意していましたが、昨日の赤旗を見て驚いたことがあったので変更します。

1.今、起きていること。

 佐賀県武雄市で、米軍海兵隊の事に関して質問していた日本共産党の議員に対して「議会の品位を汚す」と難癖をつけ、発言の削除強行、1日とはいえ出席停止の処分を突きつけました。
 今年に入ってから、共産党関係者への言われなき中傷が多く起きています。

・東京都議会 質問していた大山とも子議員に対して自民党の鈴木隆道議員が「放射能浴びた方がいい。正常になるんじゃないか」と不規則発言。

・茨城県取手市議会 加増充子議員に、藤井信吾市長が「地獄に落ちるよ」「死ね(この部分後述)」と発言

・京都市 共産党も参加する市長選挙の確認団体「京都市政を刷新する会」の宣伝活動中に運動員が襲撃される。

 と。これだけ多くの攻撃が加えられているのも近年にないことです。

2.反省なき弁解。



・樋渡啓祐武雄市長(自己のブログで)「議員の資格ゼロどころかマイナス2万」「平野(邦夫)/江原(一雄)議員は議員の資格はない」※2人共に共産党議員

→平野さんは1013票、江原さんは1133票、得票率6.67%。少なく見積もっても、これだけの人が「市政出るにふさわしい人」と第一に選択し、議論の場に立つ権利を託したわけです。その基本は誰もが押さえていただきたいものです。

・鈴木隆道議員「ちょっと言い過ぎた」「弁解することは何もない」

→どちらともとれる物言いなので、そこから先の話を控えますが、瞬間瞬間に言ってしまった事がその人の人間性を表す、というのはままある事です。

・藤井信吾市長「『死ね』とは言っていない」「『怪文書を裏もとらずに何倍にもして取り上げていると地獄に落ちるよ』とは言った」「よい言葉でなかったのは申し訳ないと思う」
 ただし、共産党の質問状は無視。
→取手市のブロガーさんの話によると、この方も今の首長に多く見られる「頭脳明晰、弁舌爽やか」「ただし、敵に回った勢力に対しては容赦ない」「実力史上主義者」のようです。“外面”よく“謝り”はしましたが、当事者に対しての謝罪はしていません。

・京都の事件加害者 逃走中。
→どんなに気にくわないか知りませんが、何をどうしたってその行為は犯罪行為です。逃走中の加害者には自己という人間これ以上崩したくなければ、身の振り方を考えていただきたいものです。

 共通して言えるのは『根本的に意見違う人を、議論の相手、あるいは自己の意見の“鏡”としてとらえず、その存在そのものの排除で自己の意見の実現を図る』人が多くなったな、と思わされています。これは、一部「瓦礫受け入れ賛成・反対派」にも感じている疑問です。

3.「おかしい」と思うか、「当たり前」と思うか。


 以下にその代表的な部分を記しますか。

・武雄市の件
 (今のところ反応なし)

・東京都の件
「正論だ。キチガイに『浴びれば正常になる』と言っただけ」


・取手市の件
「共産党に対してなら仕方ない」
「いいから黙って死ね共産党員」
「藤井市長よく言った」

・京都市の件
「共産党の党首は昔殺人罪などで無期懲役食らっている。片腹痛いわ」
「選挙前に選挙活動している方が悪い」
「同情買うための自作自演」

 ある部分では“極論”含めて書いてみました。無論、違う立場からの意見もあり、「とるに足らない意見」と無視・放置をする人もいます。じゃあ、私はなぜムキになるほどこの手の議論に首を突っ込むか。

 何回も言っている通り、言葉は発されたら力もってしまうんですよ。

 最近は“悪口”“陰口”に対しての恐れを知らなくなりましたね。
 “陰口”は、文字通り陰っこで語るもので、大っぴらに語るものではない、という自制が働くものでしたが、最近はその自制がサッパと効かなくなりました。その結果が、他人の存在を認めない社会の“醸成”という形で現れてしまっているわけなんですね。そして、その意見見た人が、それに「あ、こんな事語っていいんだ」と影響される人がいるわけで。
 もっとはっきり言えば汚ねぇ言葉を投げつけて、世論を“汚している”という事を自覚していただきたいのです。

 最後に。
 橋下大阪市長や河村名古屋市長、竹原元阿久根市長といった『劇場型政治』実行形市長がよくとる手段として、「敵対勢力」を作り、そこを徹底的に叩いて己の人気につなげる、というやり方があげられますが、そのやり方がいつまでも続くわけでなし、続いたら続いたでそれは問題です。
 そして、この手法最大の問題として「居丈高な態度が続かなくなった時に、それまで黙っていた“マイナスの感情”のマグマが一気に吹き出す」事が考えられます。ちと回りくどい言い方しましたが、具体的に言えば「社会がぶっ壊れる」。もうすでにここまで書いてきたような“影響”はすでに現れています。

 こんな事がエスカレートしてしまえば、行き着く先は「憎悪が憎悪を呼び収拾のつかない社会」。ここに例示した事象から、教訓くみ取っていただければ、と願います。





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最終更新日  2012年04月04日 00時36分47秒
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