つなげ“希”動力-袖番号96、伊東勉のページ楽天版(更新停止。書庫ログ)

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2012年12月11日
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 東京で「人に優しい」立場で都政を変えようという活動をしていた人がビラ配布中に逮捕、大阪でもガレキの処分の仕方で異議申し立てた人が駅構内を移動しただけで逮捕。共に「こんなんで逮捕されていいのか」というレベルの話です。
 それぞれに「不法侵入」など罪名つけられていますから「悪り事したんだから逮捕当たり前」というご意見も多く見かけますが、逆見れば何の罪状なしに逮捕できないでしょ。だから何かに引っかける。

 70年代、当時の社会党に加え共産党も大幅な伸長を見せたとき、猛反撃が始まりました。やり方は2つ。当時の東側諸国の統制社会を見ての「自由社会を守れ」という掛け声。もう1つが革新陣営の“不祥事”を暴きたてる。2つのキャンペーンが同時平行で進められました。
 そのやり方…特に“不祥事”キャンペーンのやり方はえげつないものでした。一言でいや「微罪逮捕」。しかもその情報を投票日前に集中。72年選挙で41議席まで伸びた共産党が議席を半減させる結果となりました。

 大がかりに対象物を潰しにかかるときは2つの理由があります。1つは「放っておいたら伸長してしまう」。もう1つは「対象物を完全にぶっ潰す」。いま行われている攻撃は両方の側面があります。

 まずは立法府の勢力図。定数1の選挙区も多いのも手伝って、実際の勢力以上に右派が幅を効かし、左派はその逆という傾向。特に根っこから収奪主義からの脱却を目指す共産党、社民党+αが10月末時点で得票の半分も反映していない5%以下の現状が。
 それでも“大勢”とは異なる視線でものを見、打開策を出してきた勢力が1つでもあるのが目障りだ、と思う連中は完全に叩き潰してしまいたい。そういう意味で「異議申し立てする勢力を潰す」。これが1つ。

 それでも「どうにも異議言わなあかん」現実があるわけで、その当事者、理解者が声をあげるわけですが、それも目障りになれば潰しにかかる。放っておいたら「いつ脅威になるかわからない」から。この点がもう1つの「潰す」理由になるわけです。
 ま、取りようによっては目障りだし、やり方まずければ亀裂入るのもわけないですが、正しく使えば世の中の「痛覚神経」として重宝さるべきモノでもあります。現実にある「痛み」を認識するための。それに対して弾圧加える事は愚かとしか言い様ありません。 


 この日のテレビでは世論調査の結果報道が大きくなされた。中には「この傾向でもう変わらない」「既成政党はもう飽きられた」という事で諦めを誘う発言も(フジ系で通信社出身解説者)。雑誌も「もう決まった!」などと見出しをうちもう決まったかのような書き方。有権者の模索のジャマすんな!

 マスコミが力入れりゃならないのは政策、行動、実績に対しての報道などで“選択”の材料を用意することであって、予想屋よろしく「どこそこが何人うかりそ~で~」なんてのは本来要りません。長年やっているから当たり前に見えるのか知りませんが、その気になれば誘導にも使えるのは知るべきです。
 中でも一番性質悪いのは、一選挙区あたりでわずか十数人にのみあたり、そのアンケートを基に「結果」を導き出すという…乱暴なやり方だよ。

 その結果、どういう話が出てきたか。
 小選挙区で死票になるから~に入れて、てのはよく言われてきましたが、まさか比例区でも言われるようになるとはね。こういう所で「選挙予測報道」ってのはじわじわと効いているんですね。「~に入れても無駄ですよ、その思いあきらめて“次善”にしなさい」ってか。ざけんな!
 ま、確かに新聞“予測”報道ではいずれも「厳しい」。しかし実際は有権者は模索中の真っ只中で、言われた4地域もギリギリの攻防戦という所。これも政治戦言えばその通りですが、えげつもない。いずれ結果出して回答するしかありませんね。





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最終更新日  2012年12月16日 05時47分15秒
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