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December 17, 2006
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カテゴリ: 感動した!


走り来た 人生想う 友の冬

a thousand winds
    Author Unknown

Do not stand at my grave and weep;
  I am not there, I do not sleep.

  I am a thousand winds that blow.
  I am the diamond glints on snow.
  I am the sunlight on ripened grain.
  I am the gentle autumn's rain.

When you awaken in the morning's hush,
  I am the swift uplifting rush
    Of quiet birds in circled flight.
  I am the soft stars that shine at night.

Do not stand at my grave and cry;
  I am not there, I did not die.

この詩は、「千の風になって」という作者不詳の詩ですが、
新井満氏 などにより日本語に訳され紹介されています。

 17日、NHKテレビの再放送で見て初めて知りました。
たまたまスイッチを入れて飛び込んできた番組で、グッと感じるところがあったので
見入ってしまいました。

 途中から見たので、正確でないとは思いますが、この様な話でした。

 あるイギリスの若い兵士が、北アイルランドでテロ攻撃で犠牲になりました。
この若者は、事前に万一のためにと、家族に宛てて手紙を書いていたのですが
その中でこの詩を引用していました。

 この詩に感銘を受けていたのでしょう。この若者は、冒頭で「私を殺した人を憎まないで欲しい。」
と書いたのです。
 この手紙は、事件報道の中で紹介され、多くの人の感動を呼びました。

 番組では、女優の木村多江さんがこの詩のルーツを探し
北アイルランドやアイルランドを旅します。

そしてこの詩には、この地で古くから持たれている死に対する考え方がルーツにあるんだ
ということを、木村さんと地元の方との出会いと会話が伝えています。

 人は死んでお墓に眠っているのではなくて、自然のなかに同化し
常に愛する人の側にいるという考えです。


 実は、前日、僕の中学3年の時の同級生だった男が亡くなり、その通夜だったのです。
中3の同窓生とは、男女にかかわらず特別に仲が良くて

卒業してから、?十年も経つのに、誰かが地元に帰ってきたからといっては、集まっています。

 そんな仲の一人の急な訃報が、そんな年ではないと思っている僕には一瞬信じられませんでした。

 そいつは、中学のときから「おっちゃん」と呼ばれていて、どっしりとした男でした。

 家庭の事情があったのとは思いますが、中卒で就職し、今では3人の男の子の親でした。
長男はもうすぐ大学を卒業するまでになっていたのですが、下の子2人はまだ高校、中学なので
もう一踏ん張りしないといけないと頑張っていたのでしょう。

 この「おっちゃん」は、同窓会でもそんなに口数が多いというわけではないのに
なにかしら存在感のあるやつでした。

 ビックリしたのは、佐賀在住の元担任の先生が通夜に来られていたことです。
今は画家のこの老師(佐賀からランクルを運転して、フェリーで来る人に対して失礼かな?)は
年に何回か展覧会に出品の為、京都に来られるのですが
偶然なのか何なのか、この日は丁度そのタイミングだったのです。

 あるヤツが、「「おっちゃん」が呼んだんだ。」と言ってましたが
そうかもしれんな?と思わせるほど「おっちゃん」は先生が好きだったみたいです。

 通夜の後、ファミレスで集まって馬鹿話をしていたのですが、あるヤツは
「同級生が仲良くできて集まれるのも先生のおかげです。
先生はアホで出来の悪いヤツも分け隔てせんかった。それで今の自分があるんや。」
と言ってました。

 そうや、「あいつは心がやさしい」とか「純やから、好きや。」とか言って
良いところを褒めてくれる先生でした。

 こんなクラスだったから、今こうして集まって馬鹿話ができるんでしょうね。
それこそ、中3くらいの頃って、発達過程なので早い遅いで出来不出来がありますよ。

その時の出来不出来で人間的な評価をされるかのように子供達が思い込んでしまうと
その時の一時的な優劣でいじめられたり、いじめたりしてしまいますよ。

 「おっちゃん」の通夜の後にもかかわらず、馬鹿話ばかりしている僕たちでしたが
「おっちゃん」は上から「又アホなことばかりゆうて。」と笑っていると思ってます。

 なにかそんなことの翌日だったので、「おっちゃん」が「千の風になって」というのに
あまりにもシックリときた感じがしたので、この番組を見せたのもヒョッとして、
「おっちゃん」だったんではないのかなんて思ってしまったんです。






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Last updated  December 18, 2006 01:25:42 AM コメント(2) | コメントを書く
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