BEVITRICE

BEVITRICE

2006年06月11日
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カテゴリ: ビューティー快楽
かつて吉田美和は

髪を上手に編めるようになって~
マニキュアだってうまく塗れるわ~

と歌ってましたが 都会に生きる30女たるもの、 たとえ嘘つき野郎に 「地獄に落ちろ!」 と叫びながらキレのよい右フックを強烈に決めたとしても 翌朝には涙の痕跡の一切を隠し出社するだけの 「メイク技法」 と 「気概」 は持っていたいものです。

いえ、 たとえ話ですよ?


ようやく週末、 本日は銀座でショッピングセラピー。

ソニプラ前の交差点でスーパーラブリーな Samantha Tavasa のかごバッグを持っている男性を発見。 お、これがメトセク、 もしくは新しいナントカという種族かしら。 おねーさんの理解を超えてるわ、 と思っていたら 彼は90年代に発生した

「重くもないバッグを持って差しあげる男」

の残骸でした。 隣で信号待ちする彼女は手持ち無沙汰で・・

腕組み!!
まこと美しい光景であります。 とてもとても三島先生にはお見せできません。 檄。



ショッピングの合間に一休みしようと ビルクリもやってきた Starbucks 1号店へ。 特に週末はスタバのテラスと化している正面の製紙会社の前でコーヒーブレイク。 と、 隣に集団発見。 何やら集まってリーダーの話を聞きながら ときおり 「はいっ!」 と揃った声をあげています。

「ティッシュ値上げ反対運動かしら・・」

と思ったのは不正解。 特定の何かを真剣に信じている人たちの集団のようでした。 手相は見てくれなかったけど。 決起せよ、 ってさすがになんか意味が違う。 これも三島先生にはお見せできません。



その次に登場したのは彼らとは反対方向からわたしたち目掛けてやってきた女性。 話を聞いてみると いわゆる 「ねるとんパーティー (古い?)」 の開催者で

「あと10分で始まるのに女性が足りない。 飲み放題食べ放題なので 座ってるだけでいいから来てくれないか」

との依頼を受けます。 「デンパク商社勢ぞろい」 と ロクヒル竣工前の時代を感じるうたい文句のパーティー。


よく週末の昼間なんかに 事例を3つくらい挙げたりしながら 「出会い、 そして結婚の現在」 を語るドキュメンタリー番組がやってますが (再婚編とか韓流編とか分科会があったりするアレね) そこで見るようなマッチングパーティーという光景を

「一度この目で見てみたい」

と マーケッターのはしくれとしての興味もあり 「じゃぁ30分だけなら」 とついていってみることに。


会場はその近くのビルの会議室。 受付で 「サトウ」 と偽名を書いて番号札をもらって中に入ると なんだか薄暗い小部屋に 80年代あたりの邦題がついていそうな脈絡不明の音楽がかかっています。 小さなラジカセから。

中には男性30人程度、 女性も同じくらい。 (なんだ、女の子もいるじゃんねー?) でもよくよく観察すると女性のなかには 明らかにわたしたちと同じテンションで 「座ってるだけ」 も数名散見されます。 推定正規参加者グループは何せ華がない、 というか 「陽」 の気を感じないのです。 サクラのほうが生気があるという逆説現象。





その自己紹介タイム、 「マーケ刑事・潜入編」 という気分で人間観察をしていたんですけど・・ 全員とまでは言いませんがみなさま一様に 「滑舌が悪い」 。 聴力に問題はないのになぜか人の話が聞き取りにくいことが多いわたしは 終始 「は?え?」 の連発。 そんな変な気を遣わせないでくださいな。


それから 「自分の話をする前に人に聞く」 、 そういう会話スタイルの人が多い。 まずは相手のセンスの基準を確認してから、



みたいな話の振り方をする。 初対面の他人にそこまで面倒見切れないから とーぜん話が続かない。 「へー、 お仕事は営業なんですかー。 (アタシが行ったほうが絶対売れるって)」 と。


日常 「オレがオレが」 タイプに慣らされている身としては新鮮ではありました。 そんな手順で相手の名前、 印象に残った点をなんとかシートに書き込んでいくわけです。 あ、もちろんデンパク商社は皆無ですよ。 (つーかいまさらそんなもんに価値はない)


捜査に有益な情報は得られたものの そのなんとかシートもほぼ白紙だし 自己紹介タイムの終了とともに 一緒に潜入調査に入っていた同僚刑事とともに立ち去りましたが あのあとどうなったんでしょう。 われわれの調査としてはもう充分ですけど。


経験としてあまり面白かったので そのビルの帰りのエレベータで偶然会った別の部屋での和服イベントに参加されていたらしい白髪レディーにも 「こんなんなんですよー??」 なんて話しかけて盛り上がっちゃいました。


イベント開催者の態度もほんとに 「やっつけ仕事」。 あんな薄暗い会議室でときめきが生まれるわけないじゃん、 本気で出会いを求めてやってきている人をバカにしようという気持はないんですけども あの暗いムードから何か 「陽」 のものが生まれるとは本気で思えない。 いや、 むしろリピートしてもらうためには好都合?


飲み放題食べ放題、30分でいい、なんて言ってもフリータイムまでお茶すら出ないし結局は1時間の拘束だし。 話がちがーう!! ここだけは激怒。 Time is money, remember?!

バイト代のひとつでも欲しいところですが 滅多に見られるものでもないので一度は覗いておいてよかった、という学習経験とこうしてブログのネタにできたことで よしとしましょうか。


本日の捜査でわかったこと

男性のみなさん、 この内容で会費5,000円ですって。
女性のみなさん、 「デンパク」 なんて謳い文句でこの程度ですって。


あと自分自身へのラーニングとしては めったにない機会だからテストマーケティングとしてサバを読んでみたら ある人に 「じゃ、ウサギ年?」 と聞かれ 「えぇ・・ たぶん?」 なんて返答をしてしまいました。 ちゃーんと確認しないとね?



「ショック大 永井大」 は バラ1束とショッピング1日で すっかり気分爽快であります。 いい散財もできたし。 こんな簡単に立ち直るのに慣れてしまっていいのかしら。 他人にケチつけるまえに こっちの 「戸籍進化論」 も心配すべきところであります。


いやー 面白い1日だった! 世界はまだまだ広いっ!!





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Last updated  2006年06月11日 11時41分17秒
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